【中学受験】御三家に追いつく!?豊島岡女子中学校

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伝統と革新が融合する女子教育の最高峰

豊島岡女子学園中学校は1892年に創立された東京女子裁縫専門学校を前身とする歴史ある名門校です。
130年を超える伝統を受け継ぎながらも、時代の変化に対応した先進的な教育を実践しています。

池袋駅から徒歩7分という好立地に位置し、
6階建ての校舎には物理実験室や茶室、最新のトレーニングルームまで備わっています。

2022年には完全中高一貫校となり、
6年間の一貫教育を通して「道義実践・勤勉努力・一能専念」の校訓を体現する人材を育成しています。

驚異の偏差値上昇が示す教育力の進化

この学校の最大の特徴は、40年間で偏差値を約20ポイントも上昇させた驚異的な成長曲線にあります。

1978年当時の偏差値51からスタートし、2018年には75.3(全国8位)を記録しました。
2024年現在では四谷大塚の合不合判定テストで80%合格ライン偏差値70を維持しています。

特に理数系科目に強く、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定校としての
研究成果が偏差値上昇に直結しています。

過去5年間の受験者数推移を見ると、
第1回入試では2021年の1,006名から2025年の866名へと14%減少していますが、
これは少子化の影響よりも第2回・第3回入試の倍率上昇(2024年第2回6.71倍、第3回6.31倍)による
受験分散が主因です。

実際、2025年度の総受験者数は1,697名と依然として高い人気を維持しています。

進化し続ける教育プログラムの秘密

豊島岡女子の教育の核となるのは、他校に先駆けた「科学探究プログラム」です。

中学1年次から始まる課題研究では、JAXAとの連携プロジェクトや企業との共同研究を実施。
2023年には生徒が開発した環境測定装置が特許を取得するなど、実践的な学びが特徴です。
英語教育では、ボストン研修に加え2024年からスタンフォード大学とのオンライン共同プログラムを導入。
英検準1級保有者が学年の15%を超えるなど、国際基準の語学力を養成しています。

施設面では2020年に完成した「サイエンスパビリオン」が注目されます。
3Dプリンター室やDNA解析機器を備えたこの施設では、大学レベルの実験が日常的に行われています。

8階建ての新校舎「グローバルゲート」では、VRを活用した仮想留学体験が可能になるなど、
従来の女子校イメージを覆す先進的な教育環境を整えています。

東大医学部から世界のトップ大学へ

2024年度の大学合格実績は、東京大学26名を筆頭に国公立大学121名、医学部184名という圧倒的な数字を誇ります。
特に理系分野に強く、東京工業大学8名、お茶の水女子大学6名など、理工系難関校への合格者が急増しています。

過去4年間の累計では東大94名、京大26名、一橋40名、東工大42名と、
いわゆる「東京一工」に202名の合格者を輩出しました。

海外大学進学者も年々増加傾向にあり、
2024年度はMITやオックスフォード大学など世界トップクラスの大学に7名が合格。

この実績を支えるのが、高校2年次から選択可能な「グローバルリーダーコース」です。
TOEFL iBT100点以上の英語力とSATスコアを要件とするこのコースでは、
ハーバード大学出身の講師陣による特別講座が実施されています。

2025年入試改革が示す未来志向

従来の4教科入試に加え、2025年度から新設された「算数・英語資格入試」は教育界に衝撃を与えました。
この入試では算数(200点)と英検スコア(最大100点)の合計300点で合否を判定します。

英検準1級以上で100点が加算されるシステムは、早期からの英語教育を推進する保護者から大きな反響を呼んでいます。
入学後は「English Academics」プログラムで海外大学進学をサポート。
2024年には初のMIT合格者を出すなど、その効果が既に表れ始めています。

戦略的な併願校選びの極意

豊島岡女子を目指す受験生の併願パターンは多様です。

最難関組は2月1日に桜蔭(偏差値71)や女子学院(69)を受験後、2月2日の豊島岡第1回入試に臨むケースが目立ちます。某大手塾のデータによると、豊島岡合格者の38%が桜蔭・女子学院コースで学んでいたという事実からも、
両校との併願が標準化している現状が伺えます。

同程度の難易度では慶應義塾中等部(70)や渋谷教育学園渋谷(70)が人気です。
安全校としては吉祥女子(64)や東洋英和女学院(61)が定番ですが、
近年では浦和明の星女子(65)や洗足学園(神奈川)を選択する関東圏外の受験生が増加傾向にあります。

2024年度のデータでは、合格者の67%が3校以上を受験しており、複数回受験の重要性が浮き彫りになりました。

個別指導で掴む合格の秘訣

豊島岡女子の入試問題は独自性が強く、特に算数では図形問題の出題比率が40%を超えます。
当塾の講師の分析によると、相似や回転体を扱う複合問題の正答率が合否を分ける鍵となります。
英語資格入試を目指す場合、小5までに英検準2級取得が望ましく、個別の学習計画が不可欠です。

当塾Soleadoでは、豊島岡女子合格者の答案分析を基に生徒さんごとに個別のカリキュラムを組んで指導にあたります。
イギリス在住の講師もおりますので、英検対策などもしっかりと行えます。

中学受験は情報戦です。豊島岡女子を目指すなら、
過去10年分の入試問題分析と最新の学校情報を把握することが重要です。
当塾では、こまめな面談によって、ご家庭に受験情報を提供し、受験校選びや志望校対策を進めていきます。
伝統と革新が融合するこの名門校への合格を勝ち取るため、ぜひ私たちとともに戦略的な受験準備を進めましょう。

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