模試の判定で油断しない!
昨日と逆のことを述べたいと思います。
模擬試験の判定が良かった。
ずっと、A判定・合格可能性80%以上を取り続けていた。
ところが、実際には不合格だった。
そういう生徒さんはたくさんいます。
なぜそんなことになるのでしょうか?
油断してはダメ!
模試の判定が良かったから大丈夫、といって勉強しない・・・
というのは極端ですが、
模試の判定が悪かった生徒さんと同じように勉強していますか?
特に受験直前に、危機感を持って必死に勉強している生徒さんに抜かれる、
ということはよくあります。
当たり前のことですが、
このような生徒さんは少なくありません。
模擬試験の点数は本当にあなたの実力?
模擬試験を受験するにあたって、
模擬試験の過去問を解くなどの対策をしている場合があります。
また、塾が行っている模擬試験の中には
明らかにそこの塾生・塾のテキストで勉強している人が有利なものもあります。
そもそも、その模擬試験を初めて受験すると、
模擬試験の傾向・スタイルが初めてで点数が落ちるということがあります。
ということは、繰り返し受験していると(無意識だと思いますが)有利になります。
模擬試験の対策をバッチリやっていた場合、
実力以上の結果が出ている可能性があります。
逆のパターンもあります。
いわゆる「難しい」模擬試験を受験した場合、
周りの受験生のレベルが高く、偏差値の数値としては低く出ることになります。
この辺りはデータをしっかりと分析するしかありません。
しかし、「良い点数」が出たときに勘違いしやすいというのは事実です。
特に、過去問をたくさん解いているという生徒さんをたまに見かけます。
(ネットで過去問を購入して勉強しているということもあるようです)
良い成績を過大評価しないように気をつけてください。
結局は当日の点数
模擬試験とあなたの志望校の問題傾向は同じですか?
志望校はマークシートだけど、模擬試験はマークシートではない。
挙げ句の果てに模擬試験では長文記述問題が多い。
これでは、判定が正確でないのは仕方ありません。
結局、当日に点数を取れることが合格の条件です。
模擬試験でいい結果が出たから、悪い結果が出たから合格・不合格が決まるわけではありません。
模擬試験の結果をよく分析して志望校を選ぶ参考にしてください。