【中学受験注目校】本庄東高等学校附属中学校〜素晴らしい先生に囲まれた学校生活〜

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1 学校の概要
本庄東高等学校附属中学校は、埼玉県本庄市西五十子にキャンパスを構える、男女共学の私立中高一貫校です。
2006年に開校し、高等学校は1947年創立の「本庄女子洋裁学校」を前身とする長い歴史を持っています。
学校法人小林学園が運営しており、
「人間の尊さを教え、社会に期待される素地を作り、人生に望みと喜びを与える」という建学の精神を掲げています。
この精神に基づき、生徒一人ひとりの可能性を最大限に引き出し、社会に貢献できる人材の育成を目指しています。
教育目標としては「心 素直に、知性 輝く」をスローガンに掲げ、
「素直」「感謝」「謙虚」をキーワードとした心の教育を学習の基盤に据えています。
緑豊かな広大なキャンパスでのびのびとした学校生活を送りながら、
知的好奇心を育み、高い学力を養成することに力を入れています。
また、学校の特色として「面倒見の良さ」が挙げられます。
教師陣が生徒一人ひとりと真摯に向き合い、学習面だけでなく精神面でもきめ細かくサポートする校風が根付いています。
ある生徒からは「先生のためにも第一志望に合格したい」という声が聞かれるほど、
生徒と教師の信頼関係が厚いことは、同校の大きな魅力と言えるでしょう。
原則として1クラス30名程度の少人数教育を実践しており、生徒が主体的かつ意欲的に学べる環境が整えられています。
2 入試情報
本庄東高等学校附属中学校の入試は、複数回実施されており、受験生にとって挑戦しやすい環境が整えられています。
埼玉県内だけでなく、近接する群馬県や栃木県からの受験生も多く集まります。
◆ 偏差値
同校の偏差値は、中学受験情報サイトなどによれば、
四谷大塚の基準で30台後半から40台前半が一つの目安とされています。
ただし、入試日程や受験型(2科・4科)によって難易度は変動するため、あくまで参考値として捉える必要があります。
大切なのは、偏差値の数値だけに一喜一憂せず、過去問題との相性を見極め、しっかりと対策を講じることです。
◆ 倍率
入試倍率は、近年落ち着いた傾向にあります。
参考として2024年度の入試結果を見ると、
第1回入試の実質倍率は1.17倍、
第3回入試(※2024年度は第2回ではなく第3回が実施されました)の実質倍率は1.15倍でした。
募集人員に対して多くの合格者を出す傾向も見られ、受験生にとっては比較的門戸が開かれていると言えます。
しかし、油断は禁物です。入学者のレベルを一定以上に保つため、
合格基準点に満たない場合は不合格となる可能性も十分にあります。
着実な得点力を身につけることが合格への鍵となります。
◆ 入試日程
2026年度入試(2025年秋以降に出願)の日程は、
第1回が2026年1月10日(土)、
第2回が2026年1月17日(土)に予定されています。
募集人員は第1回が約60名、第2回が約30名です。
試験科目は、4教科型(国語・算数・理科・社会)または2教科型(国語・算数)のいずれかを選択できます。
さらに第1回入試では、英語検定の資格を利用した「英検利用算数型」も選択可能です。
配点は、4教科型が国語・算数が各100点(50分)、理科・社会が各50点(30分)の合計300点満点、
2教科型は国語100点・算数ともに100点(50分)の合計200点満点となっています。
3 教育・施設
本庄東高等学校附属中学校は、6年間を見通した体系的な教育カリキュラムと、充実した学習環境が大きな特徴です。
◆ 教育内容
同校では、中高一貫のメリットを最大限に活かし、
難関国公立大学や医歯薬系学部への進学を視野に入れた「特進一貫コース」として、
独立したカリキュラムを編成しています。
中学校段階では、公立中学校の3年分の学習内容を早期に修了させ、高校の学習内容を先取りすることで、
大学受験に向けた演習時間を十分に確保します。
週6日制を採用し、週35時間の授業時間に加え、週2回は7時限目を設定するなど、豊富な学習量が確保されています。
また、日々の学習を定着させるための仕組みも充実しています。
「フレキシブルタイム」と呼ばれる時間には、英語・数学・国語の復習テストが実施され、基礎学力の徹底を図ります。
毎朝のショートホームルームでの英単語テストも行われ、学習習慣の確立をサポートします。
授業は習熟度別編成を取り入れ、生徒一人ひとりの理解度に合わせた指導を展開しています。
さらに、アクティブ・ラーニングや探究学習にも力を入れています。
「多元的学習活動」として、ディベートやグループワークを積極的に導入し、思考力や表現力を養います。
キャリア教育も重視しており、中学段階から「自分史づくり」や職業調べ、
企業訪問などを通じて、将来の生き方や職業観について深く考える機会を提供しています。
国際教育にも熱心で、中学3年次にはオーストラリアへの修学研修が実施されるほか、
英語特別講座などを通じて実践的な英語力を磨きます。
日本の伝統文化に触れる機会として、茶道や和楽器体験などもカリキュラムに組み込まれています。
◆ 施設
学習環境の充実は、同校の大きな魅力の一つです。
校舎は吹き抜けのある開放的なデザインで、明るく清潔感のある普通教室が並びます。
理科室やコンピュータ室などの特別教室も機能的に整備されており、生徒の知的好奇心を刺激します。
中学専用の図書室も完備しており、静かな環境で読書や自習に取り組めます。
この図書室からは、高等学校の膨大な蔵書を検索することも可能で、生徒の探究活動を力強くバックアップします。
その他にも、生徒同士や教師との交流の場となるラウンジ、多目的に使用できるホール、
日本の伝統文化を学ぶための和室など、多彩な施設が整っています。
もちろん、広大なグラウンドや体育館といった運動施設も充実しており、
生徒は勉強だけでなく部活動にも存分に打ち込むことができます。
スクールバスも各方面から運行されており、広範囲からの通学が可能です。
4 併願戦略
本庄東高等学校附属中学校を第一志望とする場合、
埼玉県の入試解禁日である1月10日(第1回入試)にまず受験することになります。
その上で、試験の手応えや他の志望校の難易度を踏まえ、
第2回入試(1月17日)の受験や、他の学校への出願を検討していくことになります。
立地的に埼玉県北部はもとより、群馬県や栃木県からの受験生も多いため、併願戦略も広域的に考える必要があります。
◆ チャレンジ校
本庄東高等学校附属中学校を第一志望とする生徒が、さらに高いレベルに挑戦する場合、
埼玉県中南部の難関校が視野に入ります。
具体的には、栄東中学校や開智中学校などが挙げられます。
また、群馬県内の受験生であれば、公立中高一貫校である群馬県立中央中等教育学校もチャレンジ校の候補となり得ます。
ただし、これらの学校は入試科目や出題傾向が本庄東と異なる場合が多いため、
過去問研究などの専用の対策が不可欠です。
◆ 同等校
偏差値や教育内容、通学アクセスなどを考慮した際、併願先として比較検討される学校です。
埼玉県内では、埼玉栄中学校、東京農業大学第三高等学校附属中学校、狭山ヶ丘高等学校付属中学校などが挙げられます。
これらの学校は、大学進学指導に力を入れている点や、面倒見の良さを打ち出している点で共通点が見られます。
群馬県方面では、新島学園中学校なども併願候補となるでしょう。
各校の入試日程や試験科目を精査し、最適な組み合わせを検討することが重要です。
◆ 安全校
本庄東高等学校附属中学校の合格を確保しつつ、さらに挑戦するために押さえておきたい学校群です。
同じ埼玉県北部エリアの東京成徳大学深谷中学校や、
埼玉平成中学校、秀明中学校(川越市)などが候補として考えられます。
これらの学校は、入試日程が本庄東と重複しないケースも多く、併願プランに組み込みやすい特徴があります。
安全校とはいえ、確実に合格を勝ち取るためには油断せず、しっかりと過去問対策を行っておくことが肝心です。
5 進学実績
本庄東高等学校は、中高一貫生(特進一貫コース)の高い学力と、
高校から入学する優秀な生徒たちが切磋琢磨することで、近年目覚ましい大学進学実績を上げています。
2025年春の大学合格実績(高校全体、現役・既卒含む)を見ると、
東京大学1名、京都大学1名、一橋大学1名、東京科学大学(旧東京工業大学)1名をはじめ、
北海道大学、東北大学、名古屋大学といった旧帝国大学にも合格者を輩出しており、
国公立大学全体で58名の合格を果たしています。
私立大学においても、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学を合わせた「早慶上理」に47名、
GMARCH(学習院大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)には99名が合格しています。
特に、医・歯・薬・獣医系の学部への合格者が合計58名、
そのうち医学部医学科へは国公立2名を含む13名が合格しており、
理系教育や医学部進学指導にも強みを持っていることがうかがえます。
こうした高い進学実績は、中高6年間を通じた手厚い指導と、生徒たちの努力の賜物と言えるでしょう。
6 まとめ
本庄東高等学校附属中学校は、埼玉県北部という落ち着いた環境の中で、
「心 素直に、知性 輝く」という教育目標のもと、生徒一人ひとりを大切に育てる学校です。
教師陣の熱心な指導と手厚いサポート体制は、
まさにタイトルの通り「素晴らしい先生に囲まれた学校生活」を象徴しています。
充実した学習カリキュラムと恵まれた施設環境の中で、
生徒たちは高い学力を身につけるとともに、豊かな人間性を育んでいきます。
そして、その成果は難関大学への高い進学実績として明確に表れています。
中学受験は、お子様にとって大きな挑戦であると同時に、飛躍的な成長の機会でもあります。
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