【中学受験】 偏差値は急上昇! 〜東京都市大付属中学校〜

人気ブログランキングでフォロー
にほんブログ村 受験ブログ 個別指導塾へ

みなさんからの応援が
ブログ執筆をする上で、
大変な励みになります。

ぜひ、上のリンクをクリックをお願いします。

東京都市大付属中学校の魅力とは

東京都市大学付属中学校(通称:都市大付属)は、東京都世田谷区に位置する中高一貫の男子校です。

1951年に武蔵工業大学付属中学校として創設され、2009年の校名変更後も着実に進化を続けています。

「誠実・自主・遵法・協調」を校訓に掲げ、国際社会で活躍できる人材育成を目指す教育方針が特徴です。
6年間を通じて基礎学力の定着から難関大学受験対策まで段階的に指導を行うシステムが整っており、
近年特に注目を集めています。

偏差値と受験者数の推移が示す人気の高さ

都市大付属の人気を数字で見ると、その急成長が明確に浮かび上がります。

2022年度から2025年度にかけての出願者数は毎年2,500人を超え、
2022年度には3,646人という驚異的な数字を記録しました。
実質倍率も2.13倍から2.68倍の範囲で推移し、競争率の高さが伺えます。

偏差値の推移はさらに顕著で、2019年時点で69(全国88位)だったものが、
現在では主要模試で62~71の範囲を示しています。

特に注目すべきは校名変更後の上昇率で、過去5年間で約8ポイントの上昇を記録しました。
これは首都圏の中学受験市場において異例のペースと言えるでしょう。

人気の理由~教育と施設の両面から分析

教育面での強みは、6年間を3期に分けた段階別カリキュラムにあります。

中1~中3前半で学習習慣を確立し、中3後半~高1で持続可能な学力を養成、
高2からは志望大学別のコース制を導入しています。

2026年度からは全クラスが最難関国公立大コースレベルでの募集となる予定で、さらなるレベルアップが期待されます。

施設面では、全面人工芝の照明付きグラウンドや最新設備を備えた実験教室が特徴的です。

メディアセンターではノートPCの貸出サービスが行われ、自学自習環境が整備されています。
体育館の天井高さ10mというスケール感は部活動にも好影響を与えており、
約9割の生徒が部活動に参加する「文武両道」の校風を支えています。

併願校選択のポイントと戦略

受験戦略を立てる際には、偏差値帯別に併願校を検討することが重要です。

1月受験では城北埼玉中学校や大宮開成中学校が練習校として適しています。
2月1日の本命受験後は、巣鴨中学校(2次)や世田谷学園中学校(2次)が同レベル校として選択肢に上がります。
安全校としては安田学園(3次)が現実的な選択と言えるでしょう。

注目すべきは午後入試の活用です。
2025年度の第2回午後入試では1,019名が出願しており、2教科受験で負担が軽いことが人気の理由です。
複数回受験可能な制度を最大限活用し、合格可能性を高める戦略が有効です。

驚異の進学実績と内部進学の現実

都市大付属の最大の強みは、圧倒的な大学合格実績にあります。

2024年度には東京大学6名、京都大学2名、慶應義塾大学74名、早稲田大学82名など、
難関校への合格者を多数輩出しています。

卒業生約230名のうち約70%が国公立や早慶上理に進学するという数字は、教育の質の高さを物語っています。

附属大学である東京都市大学への進学制度は存在しますが、実際の進学者は卒業生の1%程度に留まります。
これは同校の偏差値(67前後)が大学の偏差値(52.5~60.0)を上回っているためで、
いわゆる「逆転現象」が起きている珍しいケースです。
ただし建築都市デザイン学部(偏差値60.0)など特定学部は難関レベルに達しており、
目的意識が明確な場合の選択肢となり得ます。

科目別傾向と効果的な対策法

国語では記述式問題が特徴的で、作品ゆかりの地を訪れる「文学散歩」の経験が活きる出題が見られます。
物語文と説明文に加え、詩の出題頻度が高いため、表現技法の理解が鍵となります。

算数は標準レベルの問題が中心ですが、Ⅱ類合格者の平均点が79.3点(2022年度)と高いことから、
正確な計算力が求められます。

理科では実験結果の分析問題が、社会では時事問題を絡めた出題が目立ちます。
いずれも教科書を超えた応用力が試されるため、過去問演習を通じた出題傾向の把握が不可欠です。

グローバル入試を利用する場合は、英語で87.8点(2025年度)という高得点が要求されるため、
早期からの語彙力強化が重要です。

合格への近道~Soleadoの個別指導

これらの受験対策を効果的に進めるためには、プロの指導が近道です。

完全個別指導塾Soleadoでは、生徒一人ひとりの習熟度に合わせたカリキュラムを作成します。
特に算数ではケアレスミスを防ぐための反復練習システムを、国語では記述問題の添削指導に力を入れています。

受験回数や併願校の選択に関する戦略立案も、経験豊富な講師陣が親身にアドバイスします。

都市大付属合格を目指すなら、早期の対策開始が勝負の分かれ道です。

Soleadoの無料体験授業で、効果的な学習法を体感してみてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です