【中学受験注目校】近江兄弟社中学校〜部活がさかん、英語教育に注力〜

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1 学校の概要

近江兄弟社中学校は滋賀県近江八幡市に位置するキリスト教主義の私立中学校です。

その歴史は古く、1922年にウィリアム・メレル・ヴォーリズと満喜子夫人によって創立された
近江ミッションの教育活動が原点となっています。

ヴォーリズ精神を現代に受け継ぎ「イエス・キリストを模範とする人間教育」を建学の精神として掲げています。
神を敬い、隣人を自分のように愛する心を育むため、毎朝の礼拝や聖書の授業が全校生徒の生活の中心にあります。

校風は非常に自由でありながら、他者への奉仕の心を大切にする穏やかな雰囲気が漂っています。
生徒数は男女合わせて約350名程度と比較的小規模であり、
その分教員と生徒の距離が近く、一人ひとりの個性を尊重するきめ細やかな指導が行われています。

学校の立地も魅力的で、国定公園に指定された琵琶湖のほとりや歴史的な八幡堀の近くにあり、
豊かな自然と文化に囲まれた環境で中学生時代を過ごすことができます。

2 入試情報

近江兄弟社中学校の入試は、
第一志望として選ぶ専願受験生と、他の難関校を併願する受験生の両方に対応した枠組みが整っています。

◆ 偏差値

四谷大塚の偏差値(80偏差値)によると、近江兄弟社中学校は偏差値35前後で推移しています。

滋賀県内の私立中学校の中では比較的挑戦しやすい難易度ですが、
後述するように英語教育や国際理解を重視する家庭からの支持が厚く、実質的な入試難易度は数値以上の熱気を感じさせます。
また、英検の取得級に応じた加点制度があるため、
英語の先取り学習をしている受験生にとっては非常に有利な条件となっています。

◆ 倍率

過去数年間の倍率を見ると、1次日程では約1.2倍から1.5倍程度で落ち着いていますが、
2次日程や3次日程になると募集人数が少なくなるため、2倍から4倍を超える高倍率になることもあります。

特に専願と併願で合格ラインに差が設けられているため、
第一志望であれば1次日程の専願で受験することが合格への確実な近道です。

近年は国際的な教育内容への関心の高まりから、受験者数が微増傾向にあります。

◆ 入試日程

2026年度の入試は例年通り1月中旬から開始されます。

1次日程には「推薦・専願」と「併願」があり、選考科目が異なります。
推薦・専願の場合は国語・算数(各100点)に理科・社会(各50点)を加えた4科目、
あるいは国語・算数の2科目から選択可能です。

一方、併願は国語・算数の2科目入試となります。

2次日程および3次日程は専願と併願の区分があり、状況に応じた再挑戦ができるよう配慮されています。
また、英検4級で10点、3級で20点、準2級以上で30点が加点される仕組みは大きな特徴です。

3 教育・施設

ヴォーリズの教えである「世界の平和に貢献する」という目標に向けた、独自のカリキュラムが展開されています。

◆ 教育内容

最大の特徴は圧倒的な英語教育の質にあります。
朝の礼拝がすべて英語で行われることもあるほど生活の中に英語が浸透しており、ネイティブ教員による授業も豊富です。

教科としての英語だけでなく「聞く・話す・読む・書く」の4技能をバランスよく鍛え、
早い段階から実戦的な語学力を身につけます。

また、ICT教育の推進も目覚ましく、生徒一人ひとりにiPadが配布されています。
数学の授業での予習復習や、理科の実験動画の記録、
さらにはロイロノートを活用したグループワークやプレゼンテーションなど、
全教科でデジタルツールを文房具のように使いこなしています。

探究学習では、地元の近江八幡から世界を見据えたテーマを設定し、
フィールドワークや発表を通じて自ら問いを立てて解決する能力を養っています。

◆ 施設

校舎は「ヴォーリズ学園」の名にふさわしく、美しく機能的な建築物です。
特に5階にある「ヴォーリズ平和礼拝堂」は700名を収容できる広さを誇り、
ステンドグラスから差し込む光が神聖な空間を作り出しています。

学習環境も充実しており、全教室にプロジェクターが完備されているほか、
音楽室には個別の楽器練習室が備わっており、吹奏楽部の生徒たちが熱心に練習に励んでいます。

また、中庭は天然石のモザイクが施された落ち着いた空間で、
生徒たちの憩いの場や小規模なコンサート会場として活用されています。

グラウンドや実験室といった基礎的な施設も広く清潔に保たれており、部活動や探究活動をのびのびと行える環境です。

4 併願戦略

滋賀県内および京都府からの通学圏内にあるため、併願校の選定は多岐にわたります。

◆ チャレンジ校

近江兄弟社を併願校として検討する場合のチャレンジ校としては、
県内最難関の滋賀大学教育学部附属中学校や、京都の難関私立である立命館中学校、同志社中学校などが挙げられます。

これらの学校を目指す受験生が、確実な合格を求めて近江兄弟社を併願するケースがよく見られます。

◆ 同等校

偏差値や通学の利便性で比較されることが多いのは、光泉カトリック中学校や比叡山中学校です。
どちらも滋賀県内のキリスト教・仏教系の私学であり、校風や宗教教育の有無で比較検討されます。

また、京都橘中学校なども通学圏内として検討対象に入ることがあります。

◆ 安全校

第一志望として受験する場合の安全校としては、公立中学校への進学を選択肢に残しつつ、
県内の私立中学校の推薦枠や、専願での優遇措置がある日程を組み込むことが推奨されます。

ただし、近江兄弟社自体が専願であれば合格の可能性が非常に高まるため、
まずはこの学校の1次試験を確実に押さえることが戦略の柱となります。

5 進学実績

近江兄弟社中学校からの進学先は、多くが併設の近江兄弟社高等学校へ内部進学します。

高校にはアカデミーコースやグローバルコースが設置されており、
大学進学に向けてさらに専門的な学びを深めることができます。

近年の合格実績としては、滋賀大学や滋賀県立大学といった地元の国公立大学をはじめ、
大阪大学や神戸大学などの旧帝国大学や難関国立大学への進学者も輩出しています。

私立大学では、関西の難関私大である関関同立(関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学)への合格者が
非常に多く、指定校推薦枠も豊富です。

キリスト教同盟校への推薦制度を利用して青山学院大学や上智大学へ進学する生徒もおり、
英語教育の強みを活かした文系学部や国際系学部への進学が目立ちます。

また、医学部や看護学部など医療系への進路を選ぶ生徒が多いことも、奉仕の精神を重んじる教育の賜物と言えるでしょう。

6 まとめ

近江兄弟社中学校は、ヴォーリズの精神に基づく豊かな人間形成と、
ICTや英語を駆使した最先端の教育が同居する素晴らしい学校です。

部活動も非常に活発であり、文武両道を実践しながら国際的な視野を広げたいお子様にとっては、
これ以上ない環境が整っています。

中学受験という大きな挑戦において、近江兄弟社中学校のような魅力ある学校への合格を勝ち取るためには、
基礎学力の定着と、各校の出題傾向に合わせた的確な対策が欠かせません。

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