和歌山県 公立高校入試のしくみ

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和歌山県公立高校入試とは

和歌山県の公立高校に入学するために受験する試験です。
何らかの形でこの試験を通らない限り和歌山県公立高校に入学することはできません。

和歌山県公立高校に進学を目指す中学3年生のみなさんはこの試験が気になるでしょう。
内申点など、さまざまな要因があります。
どうすればいいのか不安という方もいると思います。

まずは、どのようなしくみなのかを知り、十分に対策をしていきましょう。

和歌山県公立高校入試のしくみ

調査書

いわゆる「内申点」です。
数字としては、中1〜中3の学習の記録を用います。
これは通知表の数字だと思って構いません。

9教科5段階で45点満点です。
中1・2の数字は45点満点そのまま。
中3の数字は2倍して90点満点にします。
合計180点満点です。

ただし、学習の記録以外の項目
(「特別活動に関する特記事項」「校内外の活動等に関する特記事項」「観点別学習状況」など)
も合否判定の材料になります。

和歌山県公立高校入試を目指すみなさんは中1の時から通知表の数字を上げる努力をしましょう。
具体的には定期考査の得点を上げるようにしましょう。

入学試験

和歌山県公立高校入試は大きく分けて以下の試験があります。
(今回は連携型中高一貫教育校特別選抜と農業科特別選抜は省略します。
両方とも、面接と作文、調査書が主な実施テストです)

特色化選抜

主にスポーツで実績のある生徒を選抜します。
各学校の選抜基準を満たしている場合に出願できます。

選抜は提出された志望理由書、調査書。
そして、当日に実施された面接、作文を総合的に判断して行われます。

スポーツ推薦選抜

各学校が発表しているスポーツ推薦基準を満たしている場合に出願できます。
選抜は一般選抜と同日に行われます。

中学校長の推薦書と調査書を提出します。
当日に行われるのは学力検査(一般選抜と同じもの)と実技検査です。

選抜は以上の内容を総合的に判断して行われます。
スポーツ推薦選抜で不合格だった場合、一般選抜で改めて選抜が行われます。

一般選抜

これがみなさんが考える「入学試験」でしょう。
事前に願書と調査書を提出し、当日に自分の志望校に行き学力検査を受験します。

学力検査は5教科、各100点満点です。
毎年同じような形式が多いので、過去問演習は重要です。
例えば英語は大問5つのうち3つが長文読解です。
単語数なども同じような文章ですので、過去問演習で時間配分なども練習しておきましょう。

学校によっては面接・作文も実施します。

一般入試選抜方法

学校によっては
学力検査の特定の科目を重視する(定数をかける)「傾斜配点」
調査書の特定の部分を重視する(定数をかける)「傾斜評価」
が行われます。

その上で、次のように合格者を選抜します。

1段階目として、次のものを合格予定者とします。

① 学力検査による選抜
調査書の評定の順に受験生を並べます。
そこから募集定員の80%までの順位の受験生を学力検査の順位で並べ、
選抜選考基準までの順位にいるものを合格予定者とします。
(選抜選考基準は下に載せました)
ただし、作文・面接を実施した場合、その評価が著しく低いものは合格予定者とはなりません。

② 調査書による選抜
学力検査の評定の順に受験生を並べます。
そこから募集定員の80%までの順位の受験生を調査書の順位で並べ、
選抜選考基準までの順位にいるものを合格予定者とします。
ただし、作文・面接を実施した場合、その評価が著しく低いものは合格予定者とはなりません。

③ 作文・面接による選抜
学力検査・調査書の評定の順に受験生を並べます。
そこから募集定員の80%までの順位の受験生を作文・面接の順位で並べ、
選抜選考基準までの順位にいるものを合格予定者とします。

2段階目として以下の選抜を行います。
以上の選抜を行った場合、重なる生徒さんが出てきます。
すると、募集枠が埋まらないので、
合格予定者となっていない生徒さんだけで1段階目の①〜③を繰り返します。
選抜選考基準に定めた①〜③の割合が崩れないように合格予定者を増やしていきます。
ここで、募集定員の80%の合格予定者を決定します。

3段階目として、
スポーツ推薦選抜での不合格者と一般選抜の不合格者、第二志望の受験生全体から残り20%を選抜します。
この時は学校・学科の特性を考えた上で、調査書・学力検査・作文・面接を総合的に判断します。

以上のような選抜方法を実施します。

まとめ

和歌山県の選抜方法の特色は
「学力検査」「調査書」の結果を足すことはないという点だと思います。
したがって、バランスよく順位を上げることが合格への近道です。

中1からの調査書が考慮されますので、
もし学校の成績が振るわない、苦手科目があるなどの場合は
早い段階からその科目だけでも塾をご利用してはいかがでしょうか?

当塾は週1コマから目的に合ったご利用が可能です。
お問い合わせ・無料体験授業はお気軽にご連絡ください。

以下は和歌山県ホームページより資料を引用。
過去の入試のものですので、必ず最新の情報をご参照ください。

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