部活が終わった!受験勉強だ!まず何をする?
この時期、部活動の最後の大会が終わり、
受験勉強を本格的に始める生徒さんがたくさんいます。
その時によく聞かれるのは
「何から始めればいいですか?」
ということです。
この記事を読んで、すぐに取り掛かりましょう。
何をやるかを決める
高校受験でも大学受験でも
夏休みが終わった時に基礎力がついている、というのが最低条件です。
そこで、基礎力をつけるために何をするのかを決めましょう。
決めることは2つです。
① どの参考書・問題集をどこまでやるか。
② どのくらいの成果を出すか
一つずつ見ていきます。
①ですが、これは簡単です。
この参考書をこのページまでやる。
この問題集の基礎問題をやる。基礎問題をマスターしてから応用問題に取り掛かる。
(夏は基礎問題を終わらせるのがノルマ)
というようなことが決まっていれば大丈夫です。
次に②です。
これは「どのくらいできるようになることを目標とするか」です。
例えば、英単語1500語程度の単語帳を使うとしましょう。
もちろん、全部覚えることが目標ではありますが、
100%できるようになるまで次のページに進まない、では
実際問題終わらないでしょう。
90%できたら次に進む
(できないものはメモしておく)
そして、2周目を行う。
など、どのくらいできればいいのかを決めておきます。
全くできないまま先に進んでも意味がありませんし、
ハードルが高すぎても意味がありません。
問題を解くならば、8割できて、
残りの2割は解答解説をみて理解できたらよし、など
適切な目標を決めてください。
勉強時間を決める
どのくらいの時間勉強するのかを決めてください。
大学受験生なら夏休みは学校がないので1日最低10時間(塾の授業などは含む)、
高校受験生なら1日最低5時間が私の考える最低ラインです。
そして、この時間は必ず集中して勉強すること。
とは言っても、今までやっていなかった生徒さんはこれができない。
これができるようになるまで1〜2週間かかるかもしれません。
すぐにできる人は今まで勉強する習慣をつけていたということです。
まず、時間をこなすことができるようになること。
これが受験勉強のスタートです。
管理してもらう
初めの段階では自分一人でというのは難しいかもしれません。
時間だけでも誰かに管理してもらうといいかもしれません。
管理までいかなくても、親御さんに
「今日は何時間勉強します!」
「今日は何時間勉強しました!」
と報告するだけでも構いません。
目標と結果を必ずわかるようにしておきましょう。
今は勉強時間を記録するアプリなどもありますから、
そのようなものも積極的に活用してください。
また、勉強内容についてもネット上に様々な情報があります。
可能なら、何をやるのかという部分は相談して決められるといいですね。
もちろん、当塾でも相談を受け付けていますので、
お気軽にご相談ください。
まとめ
夏休みが終わると、受験まで残り半年(場合によってはそれ以下)。
夏休みに基礎力をつけることと、受験勉強ができるようにすること。
これが最低ラインです。
今まで一生懸命部活をやってきた方も
ぜひ切り替えて勉強に励んでください。