You Tubeを英語学習に使おう　〜TED Talksの活用〜

昨日の記事でTED Talksについて触れたところ、
「それ、なんですか？」
という声をいただきました。

この点について述べたいと思います。
もちろん、You Tubeを活用した英語学習の解説の続きです。

TED Talksとは

TED Talksは、教育、ビジネス、科学、技術、創造性に関する専門家による影響力のあるビデオであり、
100以上の言語で字幕が提供されています。

これらのプレゼンテーションは、アイデアを広めることを目的としており、
無料でストリーミングおよびダウンロードできます。

TEDは、Technology, Entertainment, Designの略で、
1984年に始まったカンファレンスです。

このカンファレンスは、学術、エンターテインメント、デザインなど
様々な分野の人物がプレゼンテーションを行うというスタイルで知られています。

講演者には非常に著名な人物も多く、
ジェームズ・ワトソン（DNAの二重螺旋構造の共同発見者、ノーベル生理学・医学賞受賞者）、
ビル・クリントン（元アメリカ合衆国大統領）、
ジミー・ウェールズ（オンライン百科事典ウィキペディアの共同創設者）
などがプレゼンテーションを行っていますが、最も重要なのはアイディアです。
一般的には無名な人物も多く選ばれ、事前のコーチングを受けた上でプレゼンテーションを行います。

TEDのビデオは、YouTubeにもアップロードされており、無料で視聴することができます。

これにより、世界中の人々が、グローバルな視点でのアイデアや研究に触れることが可能になっています。
また、英語が得意でない人でも、日本語翻訳が付いている動画も多く、言語の壁を越えて知識を得ることができます。

TED Talksは、高校生が英語のリスニング力を向上させるための素晴らしいリソースです。
プレゼンテーションは通常、明確で聞き取りやすい英語で行われ、
多様なトピックが扱われるため、聞くことによって広い知識を得ることができます。

さらに、字幕機能を利用することで、聞き取りと読解のスキルを同時に鍛えることができます。

TED Talksの活用

TED Talksを活用することで、英語のリスニング力だけでなく、グローバルな視野を持つこともできます。
これは、将来的に国際的な舞台で活躍するための重要なスキルとなります。

生徒の皆さんには、この機会を最大限に活用して、
英語力だけでなく、世界に対する理解を深めていただきたいと思います。

TED Talksを活用した英語学習法

TED Talksは、世界中の専門家や思想家が行う短いプレゼンテーションで、
最新のアイデアや発見、社会的な問題などについて話すものです。

これらのトークは、英語学習者にとって貴重なリソースとなり得ます。
特に高校生の皆さんが英語のリスニングやスピーキングのスキルを向上させたい場合、
TED Talksは非常に有効なツールです。

まず、TED Talksを使った勉強方法にはいくつかのステップがあります。
以下に、高校生がTED Talksを使って英語を学ぶためのステップを紹介します。

興味のあるトピックを選ぶ：TEDのウェブサイトでは、多岐にわたるトピックが扱われています。自分の興味や好奇心を刺激するトピックを選ぶことで、学習のモチベーションを高めることができます。
英語字幕を利用する：初めてトークを聞く際は、英語字幕をオンにして内容を理解しやすくします。これにより、聞き取りにくい単語や表現を確認しながら聞くことができます。
スクリプトを読む：トークのスクリプトは、TEDのウェブサイトで入手可能です。聞いた内容を読みながら復習することで、理解を深めることができます。
シャドーイングを行う：スピーカーの話すリズムやイントネーションを真似しながら話す練習をすることで、スピーキングスキルの向上につながります。
ディクテーションをする：トークを聞きながら、聞こえた内容を書き取る練習をします。これにより、リスニング力だけでなく、正確なスペリングの習得にも役立ちます。