英検合格を目指そう!
英検とは
英検、正式には実用英語技能検定は、日本で最も一般的な英語能力評価試験の一つです。
この検定は、公益財団法人日本英語検定協会によって運営され、文部科学省が後援しています。
英検の歴史
1943年に「外務省語学検定」として始まりました。
この頃は外務省の職員や海外勤務の公務員向けの試験だったそうです。
一般の人が受験できるようになったのは1963年。
1973年には日本英語検定協会(現在の一般財団法人日本英語検定協会)が設立され、
運営が民間団体となりました。
1991年には英検がCEFR(共通欧州言語参照枠)に基づく試験形式への移行を開始します。
2004年からは4技能(ライティング・スピーキング・リスニング・リーディング)の試験となりました。
2020年からはオンライン試験を導入し、より柔軟に受験できるようになりました。
また、今後英検は様々な変化があるようです。
以下の記事にまとめましたので、ご参照ください。
英検の重要性
英検は、日常生活からアカデミック、ビジネスまで、
幅広い分野の英語力を測定するために設計されており、
小学生から社会人まで幅広い層が受験しています。
2023年には英検の受験者数が300万人を超えました。
TOEICなど英語の検定試験の種類も増加していますが、
英検も根強い人気があり、重視されている証拠でしょう。
英検の各級のレベルはどのくらい?
英検は、1級から5級までの7つの級に分かれており、
受験者は自分のレベルに合った級を選んで申し込むことができます。
1級から3級までは、リーディング、ライティング、リスニング、スピーキングの4技能を測定し、
4級と5級はリーディングとリスニングの2技能のみを測定します。
英検のレベルの目安は以下のとおりです。
級 | レベルの目安 |
5級 | 中学初級(中1)レベル |
4級 | 中学中級(中2)レベル |
3級 | 中学卒業レベル |
準2級 | 高校中級(高2)レベル |
2級 | 高校卒業レベル |
準1級 | 大学中級レベル |
1級 | 大学卒業レベル |
試験は年に数回実施され、
合格すると英語運用能力の国際評価基準であるCEFRに対応した英検CSEスコアが得られます。
受験のために英検を受けよう!
受験との関係では、英検の取得は多くの場合、高校や大学の入試において有利に働くことがあります。
特に私立学校では、英検の成績によって加点されることがあり、
推薦入試やAO入試においてもその成績が考慮されることがあります。
また、一部の公立高校でも、英検の成績による加点制度を設けているところがあります。
さらに、英検は大学入試の英語外部検定利用入試にも利用されることが多く、
英検の取得は受験生にとって重要な資格の一つとなっています。
仮に、英検による加点がないとしても、英検を早い檀家に取得することは純粋に英語の勉強になります。
私が指導するときに言っているのは、高校受験なら中学3年生の夏までに準2級合格をして欲しいです。
大学受験なら、
早慶国立レベルを目指すなら、準1級に合格していれば(学部にもよりますが)
ライバルに遅れをとることはないと思います。
GMARCHレベルならば
2級に合格していればライバルに遅れをとることはないと思います。
ただし、2年生のうちにこのレベルをクリアして欲しいとも思っています。
また、数は少ないですが、英検取得が受験資格となっている学校も存在します。
英検は受験だけのためじゃない!
英検の取得は、英語力の証明だけでなく、学習のモチベーション向上や自己成長の指標としても役立ちます。
英検の勉強を通じて、長文読解力やリスニング力を養うことは、
英検取得だけでなく、一般的な受験対策にもつながります。
特に長文問題やリスニング問題は、受験者の間で得点差が出やすいため、
これらのスキルを高めることは受験においても有利に働くことが期待されます。
英検を受験する際には、自分の目的や受験計画を明確にし、
英検の取得が受験にどのように役立つかを理解することが重要です。
英検の取得は、英語力の向上だけでなく、将来のキャリアや学習目標に向けたステップとしても価値があります。
英検に関する詳細な情報や受験の申し込み方法、試験日程などは、公式ウェブサイトで確認することができます。
LINKからご確認ください。
まとめ
英検に合格していれば、受験の時に加点があることもあります。
しかし、純粋に英語力を身につけるためにも受験して欲しいと思っています。
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