計算ミスは克服できる!練習方法
受験生にとって、計算ミスは大きな悩みですよね。
テストで点数を落としたり、授業についていけなくなったりと、学習に支障をきたす可能性もあります。
しかし、正しい練習方法を続ければ、必ず計算ミスを減らすことができます。
以下、段階的に計算ミスを克服するための練習方法をいくつかご紹介します。
基礎固め
計算の基礎を徹底的に復習しましょう。
具体的には次の4点です。
① 九九を完璧にマスターする
九九は計算の基礎です。穴がある場合は、毎日繰り返し練習しましょう。
九九については「考えてわかる」ではなく、「瞬間的に出てくる」まで練習してください。
意外とここでつまづいている人は少なくありません。
② 筆算のルールを覚える
筆算のルールを理解していないと、ミスが発生しやすくなります。
筆算を正確にできるようにしましょう。
また、筆算をするときに小さな字で書くのではなく、
できればマス目のあるノートでやってみてください。
位取りのミスなどがそれでなくなるなら、それが原因です。
今後筆算をするときにどのように書けばいいのかがわかります。
③ 計算の順番を守る
これも非常にミスが多いものです。
足し算、引き算、掛け算、割り算の順番を守って計算しましょう。
また、カッコがあるとき、カッコが先というのも守っていますか?
当たり前ですが、ミスが多いのも事実。
解く前に、どの計算からやるのか数字を書いてみるというのも手です。
一度やってみると、自分のミスに気がつきます。
④ 暗記すべき公式を覚える
三角形の面積や円の面積など、暗記すべき公式はしっかりと覚えておきましょう。
また、3.14の計算や平方数なども覚えてしまった方が効率よく・ミスなく計算できます。
算数といえど知識がある方が有利です。
覚えるべきものは覚えましょう。
計算練習をする
計算練習は可能なら毎日やってください。
何十問もやれという訳ではありません。
1日10分でいいので練習すると、力がつきます。
その時の注意事項です。
① 集中力を高める
計算に集中できる環境を作ってください
静かな場所で勉強する
周りが騒がしいと、集中力が途切れてミスが増えてしまいます。静かな場所で勉強するようにしましょう。
時間を区切って勉強する
長時間集中するのは難しいので、30分から長くても1時間程度を目安に時間を区切って勉強しましょう。
休憩を取る
集中力が途切れてきたら、休憩を取ってリフレッシュしましょう。
② 弱点克服
間違えた問題を分析して克服しましょう。
やるべきことは以下の通りです。
間違えた問題をノートに書き出す
間違えた問題は必ずノートに書き出し、分析しましょう。
もちろん、解き直しも必ずやってください。
なぜ間違えたのか考える
間違えた原因を分析することで、同じミスを繰り返すのを防ぐことができます。
これをやっていると同じ内容で繰り返し間違えていることがわかります。
それが出てきたら自分自身で気をつけることができます。
同じ問題を繰り返し解く
間違えた問題は、何度も繰り返し解いて克服しましょう。
このためにもノート作りは必ずやりましょう。
③ 自分に合った練習方法を見つける
問題集を活用する
自分に合ったレベルの問題集を選び、解いていきましょう。
計算の問題集はできれば簡単なものがいいです。
計算アプリを使う
スマホやタブレットで使える計算アプリも有効です。ゲーム感覚で楽しく練習できます。
ちょっと空いた時間にできるのも魅力的です。
友達と一緒に勉強する
友達と一緒に勉強することで、モチベーションを維持することができます。
④ 焦らずに、継続することが大切
計算ミスを克服するには、焦らずに継続することが大切です。
毎日少しずつでも良いので、練習を続けていきましょう。
また、計算ミスを減らすためには、日頃から正確さを意識することが大切です。
漢字を間違えないように丁寧に書く
(漢字なんか関係ないでしょう、と思うかもしれませんが、これ以外と大切です。)
計算過程を丁寧に書く
(練習の時は必要な場合は筆算をすること。丁寧に書くようにしてください。)
答え合わせをしっかり行う
(答え合わせはしないではダメです。こんなの正解に決まっているではなく、
必ず正しいかどうかを確認しましょう)
まとめ
これらのことを意識することで、計算ミスを減らすことができるでしょう。
計算ミスに悩んでいる方は、ぜひこれらの練習方法を試してみてください。
きっと、計算ミスを克服して、自信を持って学習に取り組めるようになるはずです。
応援しています!