計算は鉛筆を使って練習しよう!

人気ブログランキングでフォロー にほんブログ村 受験ブログ 個別指導塾へ

かつて、小学校で「シャープペンシル禁止」というルールが散見されました。

なんでそんなルールがあるのか、よくわかりませんね。
生徒さんによっては、
「シャープペンシル使いたいのに!」
と怒っている生徒さんもいました。

もちろん、その本意はわかりませんが、
私として、鉛筆使用にはこのような良い点があると考えている点をお伝えしたいと思います。

計算ミスをする理由

生徒さんのノートや試験の問題を見て残念に思う点は
綺麗に書いていないことがミスの原因になっていることです。

綺麗に描くというと、
「美しい文字で書く」
ということをイメージするかもしれませんが、
そのようなことを言っているのではありません。

計算するときでいえば、
小さな数字で書き、位取りがぐちゃぐちゃというものが
綺麗に書いていない、の例です。

ノートなどでも少しの空白に小さな文字でぐちゃぐちゃに書いてしまう、
その結果、小数点の位置を間違える、
十の位の数字と百の位の数字を足してしまう。
いろいろなミスが起こります。

鉛筆を使うといい理由

解決策の一つとして
小さな文字で書けなくしてしまえばいいのです。
その一つの方法が
「鉛筆を使う」
です。

よく、ノートをケチらず大きな文字で書きなさい!
という指導をしますが、
そもそも細い筆記用具を与えなければ良い。

ということで、鉛筆を使うのです。

また、マス目のあるノートで1マスに1つの数字を書くと決めるのもいいですね。

ミスをなくすには

今回の記事で一番お伝えしたいのは、ミスをなくすために何をするのか、です。

当たり前ですが、計算ミスをなくすために
「計算ミスをするな!」
と言っても何も解決しません。

だから、なぜミスをするのかを探します。
その結果が
「小さな文字で小さな空白に筆算してミスを起こしている」
だったとして、
「大きく書け!」
と言って解決するでしょうか?

解決することもあるかもしれませんが、
なかなか大人が思うように変わらないということもあるでしょう。
子ども自身が納得しない限り変わりません。
そもそも、子ども自身としてはそのやり方でここまでできるようになったわけですから、
それを変えるというのは嫌だという気持ちわわかります。

そこで、
「大きくしかかけないようにする」
のです。
もちろん、鉛筆で書くことでノートの取り方をどのように変えるのかは
お子様自身が考えていく必要があるでしょう。

その時に、何かまずい点があればまた大人が介入していく必要があるかもしれません。

保護者様がこのようなことをできれば全く問題がありません。

しかし、塾の先生は様々な経験をしてきています。
また、保護者から言われると反発するお子様も
先生から言われると素直にいうことを聞くことも。

保護者様が伝えたいことを塾の先生に伝えてもらうというのも
一つの手です。

塾をいろいろ利用してください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です