英検ライティング問題の形式と配点:合格への第一歩

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英検の一次試験で多くの受験者が苦戦するのが、ライティングです。
リーディングやリスニングと異なり、自分の力で一から文章を作り上げる必要があるため、
漠然とした不安を抱えている方も少なくありません。

しかし、ライティングは、ポイントを押さえた対策を行えば、リーディングやリスニングと並ぶ、
いやそれ以上の高得点を狙える分野なのです。

英検のライティング問題は、級によって出題形式や求められる語数が異なりますが、
基本的には与えられたテーマに対する自分の意見を、理由とともに述べるという形式です。

採点は「内容」「構成」「語彙」「文法」の4つの観点で行われます。
それぞれ0点から4点までの5段階で評価され、合計16点満点です。

この4つの観点をバランス良く高めていくことが、高得点獲得の鍵となります。
たとえば、内容がどれだけ素晴らしくても、文法的なミスが多ければ高得点にはつながりません。
逆に、多少内容が浅くても、正確な文法と適切な語彙、そして論理的な構成で書かれていれば、
ある程度の点数は確保できるのです。


各級ごとの文字数目安:戦略的なライティングのために

英検ライティングでは、級ごとに語数の目安が指定されています。

この制限は、単なる目安ではなく、採点の重要な基準の一つです。
指定された語数よりも極端に少なかったり、多すぎたりすると、減点の対象となる可能性があるため、注意が必要です。

  • 英検3級:25~35語
  • 英検準2級:50~60語
  • 英検2級:80~100語
  • 英検準1級:120~150語
  • 英検1級:200~240語

これらの文字数は、自分の意見を明確にし、その理由を十分に説明するために必要な最低限のボリュームを示しています。
たとえば、準2級で80語も書いてしまうと、文章が冗長になったり、文法ミスが増える原因になったりします。
逆に、2級で60語しか書けないようでは、十分な理由を述べることができず、内容の観点で減点されてしまうでしょう。

ライティング対策の際には、まずは各級の語数目安を意識しながら練習を重ねていくことが重要になります。


書き方の基本:導入・意見・理由の三段階構成

英検ライティングで高得点を取るためには、論理的でわかりやすい構成で文章を書くことが非常に大切です。
一般的に推奨されるのは、「序論」「本論」「結論」という三段階の構成です。

1. 序論(Introduction)
 まず、第一段落で、問題に対する自分の立場や意見を明確に述べます。
たとえば、「私はこの意見に賛成です」とI agree with this idea.と書いたり、
「〜は良い考えだと思います」とI believe it is a good idea to…のように書いたりします。
この部分では、長々と説明するのではなく、シンプルに結論を述べることに徹しましょう。

2. 本論(Body)
次に、本論となる第二、第三段落で、自分の意見を支える理由を複数述べます。
英検のライティング問題では、通常、理由を2つ書くことが求められます。
理由を述べる際は、”First,” “Second,” といった接続詞を用いると、読み手にとって非常にわかりやすくなります。
それぞれの理由を、具体的な例や説明を加えて説得力を持たせることが高得点への鍵です。
ただし、自分の個人的な体験談よりも、一般的な事実や客観的な視点から理由を述べる方が、
より説得力のある文章になります。

3. 結論(Conclusion)
 最後に、第四段落で、もう一度自分の意見をまとめます。
本論で述べた2つの理由を簡単に振り返り、最終的な結論を述べます。
たとえば、”For these two reasons, I believe that…”のように、冒頭の序論とは異なる言い回しで意見を再確認すると、
文章全体にまとまりが生まれます。この結論部分で新しい理由や情報を追加するのは避けてください。


高得点が取れる文例集:テンプレートを使いこなす

ライティング対策では、自分の意見や理由を効果的に表現するための
テンプレートや定型表現を覚えておくことが非常に有効です。

これにより、本番で時間をかけずに、スムーズに文章を組み立てることができます。

  • 意見を述べる文:
    • I believe that… (〜だと信じています)
    • In my opinion,… (私の意見では、〜です)
    • From my point of view,… (私の視点からすると、〜です)
  • 理由を述べる文:
    • I have two reasons to support my opinion. (私の意見を支持する理由は2つあります)
    • First, … Second, … (まず第一に、〜。第二に、〜)
    • One of the main reasons is that… (主な理由の一つは〜です)
  • 具体例を導入する文:
    • For example, … / For instance, … (例えば、〜)
    • This is because… (これは〜だからです)
    • This will allow us to… (これにより、私たちは〜できるようになります)
  • 結論を述べる文:
    • In conclusion, … (結論として、〜です)
    • Therefore, … (したがって、〜です)
    • For these reasons, I think that… (これらの理由から、〜だと考えます)

これらの表現を駆使することで、文章の論理的なつながりが明確になり、採点者にも意図が伝わりやすくなります。
日頃からこれらの文例を使って練習し、自分なりのテンプレートを確立していくと良いでしょう。


添削サービスやアプリの活用法:独学の限界を超える

英検ライティング対策において、独学だけではなかなか難しいのが、自分の書いた文章を客観的に評価することです。
文法ミスや不自然な表現、論理的な構成の不備など、自分では気づきにくい弱点を克服するためには、
第三者による添削が欠かせません。

世の中には様々な添削サービスやアプリが存在し、中にはAIが採点してくれるものもあります。
しかし、AIは文法的なミスを指摘するのには優れていますが、文章全体の論理の流れや、より自然な表現方法など、
細かなニュアンスまでを正確に判断することは難しい場合があるのです。

そこでおすすめしたいのが、オンライン・完全個別指導塾Soleadoの英検対策です。
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単に間違いを指摘するだけでなく、
「なぜこの表現が良くないのか」
「どうすればもっと説得力のある文章になるのか」
といった、本質的な改善点を具体的にアドバイスします。

完全個別指導のため、あなたのレベルや苦手分野に合わせて、一つひとつ丁寧に指導を受けることができます。

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