漢字練習1 正解になる漢字の書き方を教えます
漢字の練習は進んでいますか?
なかなか漢字が書けるようになれないという生徒さんもいるのではないでしょうか?
どうしたらいいかを考えて行きましょう。
漢字を練習の仕方をこれから何回かの記事にして行きます。
その第1回目です。
今回は「正解になる漢字の書き方」です。
模擬試験などで正しい漢字をかいた(つもり)なのに不正解になったということはありませんか?
もちろん、正しくない(正解にならない)漢字を書いたということですが、
なぜそうなったのかを確認しましょう。
そして、漢字の学習に役立ててください。
1 正しい形で書く
当たり前じゃん、と思われるかもしれません。
でも、意外とできていないものです。
例えば、「長い・短い」です。
「土(つち)」という字は上が短い、下が長い。
「士(し)」という字は上が長い、下が短い。
この時の「長い」というのは、「右側も左側も長い」ということを言います。
きちんと左右両方が長くなっている・短くなっている。
ここまでできているのが「正しい形」です。
また、「衆」という字も間違いが多いじです。
下の部分ですが、
赤の矢印の画は青の矢印の画の間に収まります。
ちなみに、書き順は「真ん中」「左」「右」の順です。
意外と気を使うところがあるようですね。
ここに気をつけて練習しましょう。
2 画数を合わせる
画数が違うというのも不正解になる原因です。
これは単純に崩字になってしまっている場合です。
「口(くち)」という漢字を3画で書いていますか?
「和(わ)」や「生(なま)」という時の1画目と2画目は大丈夫ですか?
崩字がひどいと不正解になることがあります。
3 トメ・ハネ・ハライ
トメ・ハネ・ハライも練習の時は気をつけましょう。
「テヘン」はハネル。
「ノギヘン」はトメル。
このようなものは基本です。
「ケモノヘン」も間違いが多いものです。犯す
縦の線はハネル、横の線の下のものはハラウです。また、縦の線の右にはみ出すことはありません。
そして、最も気をつけて欲しい漢字です。
「改」という字です。
みなさんがこの記事を見ているブラウザでは記事中の「改」のヘンの部分の最後はハネルになっていると思います。
しかし、正しくはトメルです。上の画像が正しい漢字です。
印刷体はハネルになっているので、ハネルが見慣れていると思いますが、
正しくはトメルです。
採点するときは、ここを見ていると言っても過言ではありません。
このようなポイントはしっかりと押さえましょう。