授業後の10秒で記憶が変わる! 単語3つの魔法

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ネットニュースで以下のような記事を見かけました。

「何を学んだか紙に書いてくれるかな?」TBS日曜劇場「御上先生」が伝授する“思い出す勉強法”で成績は伸びる

この記事では、授業の最後に学んだ内容を3つの単語として書き出す簡単な方法が、
記憶や復習にどのように役立つのかが語られています。
このシンプルな方法が、実際に定期考査や試験勉強にどれほど効果的か、体験談も交えてご紹介しています。

やらされた復習方法で成績アップ!

学生時代を振り返ると、
社会の先生が授業の最後に「今日勉強したことを重要な単語3つに絞って書いてください」と言われたのを思い出します。
当時の私は正直、この習慣に対して半信半疑でした。

しかし、1年間これを続けてみた結果、驚くべき効果を体感することができました。

まず、この方法の良さを実感したのは、定期考査前のことでした。
ノートに書き溜めた単語たちを見返すと、それだけで授業内容が自然と思い出されてくるのです。
「ああ、この単語の授業であれを習ったな」というように、
単語が授業全体をつなぐカギとなり、記憶を呼び覚ましてくれるのです。

また、振り返ってみると、書き出した単語に関連する内容はかなり覚えている一方で、
ノートに書かなかった部分は見事なくらい忘れている、
もしくは最初から記憶に残っていないことに気付きました。

この経験を通じて、自分の中で「重要だと思う情報を自ら選び出す」ことの大切さを学びました。
これは後に知った言葉でいうと「アクティブリコール」の考え方に非常に近いものです。

アクティブリコールとは?

「アクティブリコール」とは、学んだ内容を思い出すという行為を繰り返すことで記憶を強化する学習法です。
この方法は、ただ授業ノートを眺めたり、問題集の答えを確認するだけではなく、
自分の頭で考え、「これを覚えているか?」と問いかけながら復習することに重点を置きます。

先生が毎回の授業で単語3つを書くことを求めたのは、
まさにこのアクティブリコールを促す習慣を作ることだったのかもしれません。

単語3つという限定された数が、内容をしっかりと絞り込むための良い訓練にもなりました。

この方法の具体的なメリット

1. 復習が簡単になる

単語3つという短いメモを残しておくことで、試験前の復習が効率的に行えます。
すべての授業ノートを最初から見返すのは時間がかかりますが、
単語リストを見返すだけなら、数分で重要なポイントが頭に入ります。

2. 授業内容を整理できる

その日の授業で本当に重要だったことは何かを考える習慣がつきます。
授業中に受け身で情報を受け取るだけではなく、主体的に重要なポイントを判断する能力が身につくのです。

3. 忘却を防ぐ

人間は学んだ内容の多くをすぐに忘れてしまうものです。
しかし、この方法で授業後すぐに単語を書き出すことで、記憶に定着しやすくなります。
「覚えた直後に思い出す」というプロセスを挟むことで、脳にとってその情報が重要であると認識されるのです。

実際に試してみよう!

この方法を取り入れるのはとても簡単です。
授業の最後にわずか10秒だけ時間をとって、今日学んだ重要な単語を3つ書き出してみましょう。

(例)

  • 歴史の授業なら「鎌倉幕府」「執権政治」「元寇」
  • 理科の授業なら「光合成」「ATP」「ミトコンドリア」
  • 数学の授業なら「因数分解」「二次方程式」「平方根」

単語を書く際には、あえて短いフレーズや単語にすることを意識してください。
詳細に書く必要はなく、自分の記憶を引き出すためのきっかけになれば十分です。

後から見るともっと効果が!

さらに効果的なのは、定期的にこのリストを見返すことです。
これによって、学んだ内容を繰り返し思い出す機会が増え、記憶が定着しやすくなります。
また、復習時には「あ、この単語の裏にはこんな内容があったな」と自然と思い出せるので、勉強が効率化します。

社会の先生が教えてくれたこのシンプルな方法は、振り返れば受験勉強にも役立つ貴重な習慣でした。
皆さんもぜひ、日々の授業でこの方法を取り入れてみてください。

「重要な単語3つ」を書くだけで、記憶力が驚くほど変わるかもしれませんよ!

Soleadoの授業でも生徒さんにこのようなお話をしながら授業を進めています。
せっかく授業を受けたのだから、
少しでも効果のあるものにしたいですね!

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