夏休み 〜数学の勉強法・中学生〜
もうすぐ夏休みです。
夏休みに数学の成績を上げられるように、勉強したいと思っている人もいると思います。
では、何をすればいいのでしょうか?
特に中学3年生の皆さんには重大な問題でしょう。
数学は苦手な人も多く、どうしたらいいかわからない方も多いように思います。
そして、受験では合否を分ける大切な科目・差のつきやすい科目です。
それでは、学年別にみていきたいと思います。
中学1年生
まず重要なのは「正負の計算」です。
1学期に学習した正負の計算がしっかりわかっているかどうかは
今後の中学数学の成績を決めるといっても過言ではありません。
また、用語も確認しましょう。
「整数」「自然数」はどのように違いますか?
こんなのどうでもいいじゃん、ではありません。
問題文中に出てきた時にきちんと理解できないと正解に辿り着けません。
1学期に学習した単元をしっかりと復習しましょう。
中学2年生
学校の進度にもよるかもしれませんが、
中学2年生1学期の数学は、実はそこまで難しい単元ではありませんでした。
2学期には「一次関数」「図形・証明」が出てきます。
どちらも非常に難しい内容です。
これに対する備えをしっかりとしておきましょう。
そこで復習してほしいのは、
1年生で学習した「比例・反比例」です。
グラフの書き方、式の作り方、グラフ上の座標の求め方。
応用問題までしっかりと復習しておいてください。
そして、1学期の復習。
多くの学校で「連立方程式」「式の計算」を学習したと思いますが、
この部分ができていないと、やはり「一次関数」で躓いてしまいます。
2学期は中学数学の一つの山場です。
それに対する準備をしっかりとしましょう。
中学3年生
受験生です。
よって、受験に向けた学習をしましょう。
まず、中学1年から中学3年までの範囲を総演習したいです。
できれば7月中にこれをやってください。
ここで苦手な範囲を炙り出します。
そして、その対策です。
例えば、「二次関数」ができないとしましょう。
でも、よくよく演習をしてみると、「平方根」が苦手だった。
だから「二次関数」ができないということもあります。
全範囲の復習といったのはこのようなことをあぶり出したいからです。
したがって、全範囲の復習に使う問題集は
本当に全部の範囲が出ているもの。
しかし、それほど厚くないものを選んでください。
また、自分が志望している学校・公立なら都道府県の問題も一度は見てみましょう。
何が出ているのかをよくみてください。
計算が多いのか、証明を求められるのか、作図はあるのか。
それぞれ配点はどのくらいか。
自分の志望校に合格するには何点くらい必要なのか。
そのためにどこで得点を取ればいいのか。
しっかりと戦略を練りましょう。
全学年
計算問題は確実に得点できるよう練習をしてください。
昨日の国語の記事では「漢字」を挙げましたが、
これが数学では「計算」でしょう。
大問1・大問2などは確実に得点できるようにしてください。
計算力は数学の成績を上げるためにどうしても必要なものです。
簡単なものを毎日解きましょう。
漢字と同じで毎日テストをしてほしいと思います。
まとめ
中学数学は、計算力をつけ、しっかりと演習を繰り返せば必ず解けるようになります。
この夏休みに、中学1年・2年生は1学期の復習と2学期の準備をしっかりと行いましょう。
中学3年生は今までの総復習と苦手単元の炙り出し・克服です。
そして、計算力をつけること。
これをしっかりとやって、2学期以降の学習に繋げていきましょう。
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