埼玉県公立高校入試 令和5年 数学

埼玉県公立高校入試 令和5年 数学 大問1(15)

これは、確率の問題ですね。

ところで、数学の問題を解くときに比を使っていますか?

比を使うと簡単に解けることがたくさんあります。

ではどうやるのでしょうか?

解答と解説

まず、池にいる魚をxとします。
そこから網で捕獲すると22匹取れたそうです。

これを比で表すと全体がx、取れたのが22匹なので x:22 となります。

次に、数日後に網で捕獲すると23匹取れたそうです。
当然同じくらいになるはずです。

その中の3びきに印がついていたそうです。
これを比で表すと取れたのが23匹、印がついていたのが3匹だから 23:3となります。

この2つは同じ割合になるはずです。
したがって

x:22 = 23:3

という式を解けばいいわけです。
外項と内項の積は等しくなります。

3x = 506

x = 168.6・・・

よって、答えは169になります。

回答を出すのに比でやらなくても大丈夫です。
例えば分数を使っても意味としては同じです。

数学は「答えを出すのにいろいろな方法がある」ものです。
普段の学習ではいろいろな解き方を身につけるよう努力しましょう。
そして、問題を解く時に大切にしてほしいのは

自分はどの方法でときたいのか

です。
当塾で、先生との会話をしながらこの考え方を身につけていってほしいと思っています。

ぜひお問合せください。

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