共通試験 世界史 勉強法

共通試験 世界史 とは?

2024年の共通試験では問題数に若干の変動がありました。2023年は大問が5つ、小問が34でしたが、2024年は大問が4つ、小問が33となっています。試験時間は60分。

多くの問題に資料、図、などが使われているのは変更ありません。文献資料や図版を使用したものが目立ち、会話文やカードを使った問題も見られます。私が意外だと感じているのは地図の利用の少なさです。今年は1問だけでした。もう少し出てもいいと思うのですが、だからと言って地理感覚がないと解けない問題もありますので、地図を見なくてもいいというわけではありません。

知識としては教科書レベルではありますが、資料集などを利用して用語の意味を確実に理解し、時代背景なども理解する必要があります。とは言っても、別に資料そのものを覚える必要はありません。共通試験で見たものそのものが出てくる可能性は低いでしょう。それよりも、この資料はこういうことを言っているということをしっかりと把握していきましょう。

勉強法

まず、どうしても必要なのが知識をインプットすることです。

私がお勧めしているのは、授業前の予習です。
何をするかというと、範囲の一問一答をざっと見てくるのです。
覚えなくて構いません。問題文と解答をどんどん読んでください。
これで「用語について授業で初めて目にする」ということがなくなります。

そして、授業を受けたら、もう一度一問一答を見てみましょう。
その時に、「なんだこれ?意味がわからない」という言葉があったら、それをもう一度確認しましょう。

そして、実際に覚えるという作業です。
私が生徒さんに課しているのは穴埋め式のプリントです。
そのプリントから翌週テストをします。
テストは穴埋め以外のところからも出題します。
一生懸命覚える、ということをやってもらっています。

こうして知識が身に付いたらその範囲の問題を解きます。
どの問題集がいいかなども、当塾でアドバイスします。

ちなみに、毎週のテストで常に7割以上とってくれた生徒さんはほとんど偏差値60を超えてきています。

勉強する時に気をつけること

まず、穴埋めプリントはほとんど文字情報です。
しかし、確認テストは資料を出しています。
何をしてほしいかというと、資料集を見ることをしてほしいのです。
必ず資料集を確認しましょう。

また、新課程のテキスト(世界史探究)で学習していると、横のつながりは非常に強く意識できますが、縦のつながりがあやふやという生徒さんもいるようです。その点も意識して学習する必要があるかもしれません。

そして、地図を意識すること。
できれば、簡単でいいので書いてみましょう。
また、白地図を用意して、色を塗っていくのもお勧めです。
自分で手を動かす、でもできるだけ時間をかけずに勉強するということをしていきましょう。

夏休み以降

実際に問題演習をしていく時期です。

共通試験対策としては、共通試験の過去問が一番いいでしょう。
ただし、共通試験の過去問は少ないので、市販の共通試験対策問題でいいと思います。

目安としては、週に大問1つを必ずやること。
「やる」というのは、解く・復習する・覚えるというところまでやることを言います。

少ないように思うかもしれませんが、現役生の方は通史がまだ終わっていないでしょう。
通史をやりながら、問題演習もというのは結構大変だと思います。

私大も受ける方は、私大の過去問も解くことになります。
かなりのボリュームになると思います。

勉強量はどのくらい?

現役生の方に対しては、「学校のある日は1時間世界史に費やす」「学校のない日は2時間世界史に費やす」です。
これで週の勉強時間の目安が出てくると思います。

上にも書きましたが、現役生の方は通史が終わるのが秋以降ということも少なくありません。
すると、過去問を解いて「できる!合格するかも!」と思えるようになるのは冬休みということもあります。

そこまでしっかりと学習を続けることが大切です。

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