公立高校入試 国語の重点勉強ポイント
国語って点数が上がりづらいですよね。
でも、どうにか得点をあげなくてはいけない、という人もいます。
苦手な人はどこを勉強すればいいのでしょうか?
分析をする
まず、ご自分が受験する都道府県の効率高校入試問題を分析してください。
おそらく、毎年どの分野が何点出題されるかが決まっていると思います。
例えば、千葉県公立高校入試を見てみましょう。
読解問題が62点分あります。
つまり、古文も含めて読解ができないと高得点は望めません。
千葉県公立高校入試の国語は平均点が50点程度です。
75点以上を目指す方は、読解ができなければいけません。
しかし、国語が苦手でしょうがない、という方は
(実は、70点程度とっていてもっと高得点を目指しているという方も)
読解以外の部分での失点が大きいのです。
では、どのような分野か?
千葉県公立高校入試でいえば、
「漢字」18点、「放送問題」8点、「作文」12点
合計38点分です。
放送問題
以前は「国語でリスニングがある」県として話題になりました。
これについては、同じような問題が他にもいくつかの県でもみられるようになりました。
どのように練習したらいいのか?
これは、各都道府県の傾向に合わせて実際に練習するしかありません。
その時の、ポイントは「聞く」ことです。
聞くときにメモをとりましょう。
メモを取るポイントの基本は「いつ」「どこで」「誰が」「何をした」です。
特に、「いつ」「どこで」は重要なポイントです。
また、「なぜ」が出てくるときは必ずメモしましょう。
さらに、会話の時は「誰の発言か」をしっかりとメモしてください。
いずれにせよ、その県の過去問を解いてみて、どんな内容をメモすればいいのかを
しっかりと確認してください。
次に練習するときは、その注意点を守って練習してみる。
そして、反省をして改善をする……。
その繰り返しをしましょう。
作文
作文については、「苦手」という生徒さんは少なくありません。
そして、苦手な生徒さんの特色を2つ指摘します。
まず、「問われたことに答えていない」そして、「条件を守れていない」です。
「問われたことに答えていない」について
何を問われているのかを読み、それに対して回答するのは最低限の条件です。
ところが、意外とこれができていないのです。
解決策として、これもメモをとりましょう。
特に練習の時は、細かくメモを取ってみてもいいと思います。
例えば、
「この文章の内容にあなたは賛成ですか?反対ですか?自分の経験を含めて述べなさい。」
という問題に対してのメモは
「私は賛成です。自分は〜という経験をしました。だから、高校に入学してから〜したいです。だから賛成です。」
このように何を書くのか、全体の構成をメモします。
上記のような文章でなくても構いません。
何を防ぎたいのかというと、書いているうちに何を書くのかがわからなくなってしまうということです。
「条件を守れていない」について
これも問題文を読んでいなのが原因です。
また、毎年同じ条件ということもあります。
過去問演習の時から気をつけてください。
具体的には「文字数」「段落数」「原稿用紙の使い方(スタートを一字下げなくて良い、など)」などです。
ちなみに千葉県公立高校入試の場合、作文は「二段落構成」で書きましょう。
二段落構成でないとその瞬間に6点減点、というくらいのつもりでいいと思います。
漢字
今回一番伝えたい部分でもあります。
国語の得点が伸びないと言う生徒さんの多くが、
漢字での失点が非常に大きい。
千葉県のように18点も出題されるならば、10点では低すぎると思ってください。
厳しい言い方をすれば、
漢字については、「能力でなく、努力の問題」です。
努力さえすれば得点できるはず。
学校で配られた漢字のテキストがあると思います。
それで構いません。
「全部できるように」してください。
実際には、全部できるようにすることを目指して8割程度の出来かもしれません。
でも、何しろ頑張って練習しましょう。
毎日少しずつ確実に練習をしてください。
まとめ
読解以外の部分でどのくらい失点しているか?がまず問題です。
ここの部分での失点が大きいと高得点は望めません。
特に漢字・文法・知識事項は得点を取るチャンスです。
覚えるのは大変です。楽ではありません。
でも、読解よりも確実に得点になる部分です。
この部分でしっかりと得点を取れるよう、頑張りましょう。
もちろん、当塾でも作文の添削、聞き取り問題の練習なども行なっております。
漢字テストもやりたい生徒さんにはどんどんやってもらっています。
お悩みの場合、ぜひご利用ください。
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