【志望校選び】高大連携って何?〜生徒にとってのメリットと選ぶときの注意点〜

みなさんからの応援が
ブログ執筆をする上で、
大変な励みになります。
ぜひ、上のリンクをクリックをお願いします。
中学生や高校生の皆さん、そして保護者の皆様、志望校選びは順調に進んでいますでしょうか。
数多くの学校の中から、自分に合った一校を見つけ出すのは、とても大変な作業です。
特に大学進学を視野に入れている場合、「付属校」や「系属校」といった言葉を耳にする機会も多いでしょう。
そして最近、注目を集めているのが「高大連携」という仕組みです。
言葉は聞いたことがあっても、具体的にどのような制度なのか、付属校とは何が違うのか、
よく分からないという方も多いのではないでしょうか。
今回のブログでは、そんな「高大連携」について、その魅力と選ぶ際の注意点を詳しく解説していきます。
未来の可能性を広げるための、新しい志望校選びの視点として、ぜひ参考にしてください。
高大連携とは?~まずは付属校との違いを理解しよう~
「高大連携」とは、その名の通り、特定の高等学校と大学が連携し、教育活動を行う仕組みのことを指します。
これに対して「付属校」は、特定の大学に付属している高校であり、
多くの生徒が内部進学という形でその大学へ進むことが前提となっています。
両者の最も大きな違いは、大学への進学が保証されているかどうかという点です。
付属校の場合、一定の学力基準を満たしていれば、ほぼ全員が系列の大学に進学できるのが一般的です。
一方で、高大連携はあくまで「連携」です。大学への進学が完全に保証されているわけではなく、
「高大連携校推薦」といった特別な入試制度が設けられている場合が多い、という位置づけになります。
この推薦枠を利用するためには、高校での成績、つまり評定平均が重要な基準となることがほとんどです。
高大連携は、付属校のように進路が限定されることなく、他大学への進学も視野に入れながら、
提携大学への進学という選択肢も持てる、柔軟性の高い制度であると言えるでしょう。
高大連携の具体的なメリット~大学での学びを先取り体験~
高大連携校に進学することには、生徒にとって大きなメリットがあります。
最大の魅力は、高校在学中から大学の学問に触れる機会が得られることです。
例えば、三輪田学園中学校高等学校は法政大学と教育連携協定を結んでおり、
生徒が大学の授業に参加したり、大学教授が出張講義を行ったりするプログラムが実施されています。
これにより、生徒は高校の授業だけでは得られない、より専門的で高度な学びに触れることができます。
自分が将来何を学びたいのか、どんな分野に興味があるのかを具体的に考えるきっかけとなり、
進路選択におけるミスマッチを防ぐことに繋がります。
また、大学のキャンパスを実際に訪れ、大学生と一緒に講義を受ける経験は、
学習意欲の向上にも大きく貢献するでしょう。
漠然としていた「大学で学ぶ」というイメージが、具体的で身近な目標に変わるはずです。
さらに、高大連携校推薦という形で、一般入試とは異なるルートで大学進学を目指せることも大きなメリットです。
一般入試だけに絞るのではなく、受験の選択肢が広がることは、精神的な余裕にも繋がります。
大妻嵐山中学校・高等学校のように、複数の大学と連携している学校もあり、
多様な学問分野に触れるチャンスが用意されています。
高大連携校を選ぶ際の注意点~知っておきたいポイント~
多くのメリットがある高大連携ですが、志望校として選ぶ際にはいくつか注意すべき点があります。
まず、先ほども述べたように、提携大学への進学が保証されているわけではないという点を
改めて認識しておく必要があります。
高大連携校推薦の枠には定員があり、希望者全員が利用できるとは限りません。
そして、その選考で最も重視されるのが、高校3年間の学業成績、すなわち評定平均です。
推薦枠を確実に手に入れるためには、日々の授業に真剣に取り組み、
定期テストで安定して高得点を取る努力が不可欠です。
次に、連携先の大学や学部に本当に興味が持てるかを慎重に考えることも重要です。
例えば、工学院大学附属中学校・高等学校は東京薬科大学とも高大連携を行っていますが、
もし自分が薬学分野に全く興味がなければ、その連携プログラムのメリットを十分に活かすことはできません。
学校の知名度や連携という響きだけで選ぶのではなく、
その大学で何を学べるのか、自分の将来の目標と合致しているのかを、
オープンキャンパスへの参加や情報収集を通して深く理解することが大切です。
興味のない大学への推薦枠を目指して勉強するよりも、
自分の本当に行きたい大学を目指して一般受験の準備をする方が、結果的に有意義な高校生活を送れる場合もあります。
高大連携を最大限に活かすために~個別指導塾という選択肢~
高大連携という魅力的な制度を最大限に活用するためには、
何よりもまず高校での学習をおろそかにしないことが絶対条件となります。
特に、高大連携校推薦を視野に入れるのであれば、
1年生の最初の定期テストから高い評定平均を維持し続ける必要があります。
しかし、高校の学習内容は中学よりも格段に難しくなり、
部活動や学校行事、さらには高大連携プログラムへの参加などで、多忙な日々を送ることになるでしょう。
「推薦枠も欲しいけれど、一般受験の準備もしておきたい」
「特定の科目が苦手で、評定平均が下がらないか心配」
そんな悩みを抱えている方におすすめしたいのが、私たちオンライン・完全個別指導塾Soleadoです。
Soleadoは、生徒一人ひとりの目標と学習状況に合わせたオーダーメイドのカリキュラムで、
あなたの学びを徹底的にサポートします。
高大連携校推薦を目指す生徒さんには、評定平均を上げるための定期テスト対策に特化した指導を行います。
苦手科目の克服から、得意科目のさらなる伸長まで、学校の授業進度に合わせてきめ細かく対応します。
また、オンライン指導なので、場所を選ばず、自分の都合の良い時間に授業を受けることが可能です。
部活動や連携プログラムで忙しいあなたも、移動時間を気にすることなく、効率的に学習を進めることができます。
完全個別指導だからこそ、周囲を気にせず自分のペースで質問でき、
理解できるまでじっくりと指導を受けられるのも大きな強みです。
高大連携と一般受験の両立を目指す場合も、志望校合格から逆算した最適な学習プランを提案し、
合格まで二人三脚で伴走します。
まとめ
高大連携は、高校生のうちから大学の学びに触れ、自らの興味関心を深めながら、
多様な進路の可能性を模索できる非常に魅力的な制度です。
しかし、そのメリットを享受するためには、付属校との違いを正しく理解し、
高校での日々の学習を着実に積み重ねていくことが何よりも大切になります。
志望校選びは、あなたの未来を形作る重要な一歩です。
高大連携という選択肢も視野に入れながら、自分にとって最高の環境はどこなのかをじっくり考えてみてください。
そして、その目標を実現するための学習サポートが必要だと感じたら、
ぜひ一度、オンライン・完全個別指導塾Soleadoにご相談ください。
あなたの可能性を最大限に引き出すお手伝いができることを、心から楽しみにしています。








