【中学受験注目校】立命館慶祥中〜様々なことを経験できる学校〜

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1 学校の概要

立命館慶祥中学校は、北海道江別市西野幌に位置する男女共学の私立中学校です。
札幌市からも通学圏内にあり、緑豊かな恵まれた環境の中で、生徒たちは6年間の学びを深めています。
立命館大学、立命館アジア太平洋大学(APU)を擁する立命館学園の一員として、1995年に開校しました。

建学の精神は「自由と清新」であり、
教育目標として「未来を切り拓く豊かな学力と国際性を備えた人材の育成」を掲げています。
生徒に示す目指すべき生徒像を「世界に通用する18歳」とし、中学校・高等学校の6カ年一貫教育を通して、
人類と社会の発展に貢献できる、世界のリーダーとなる人材を育成しています。

校風は、自由闊達で生徒の自主性を重んじる雰囲気があり、
多様な経験を通して視野を広げる機会が多く提供されています。

中学1年生は男女合わせて180名程度の募集となっており、一貫コースとSPコースに分かれて学習します。

2 入試情報

◆ 偏差値

立命館慶祥中学校の入試における四谷大塚の最新の偏差値は、男子が67、女子が67となっており、
北海道内でも最難関レベルに位置づけられています。
これは、難関大学への進学を目指す上で、ハイレベルな環境を求める受験生にとって大きな魅力となっています。

◆ 倍率

過去数年間の入試の動向を見ると、同校は非常に高い人気を維持しており、実質倍率は高くなる傾向にあります。
例年、出願者数に対する合格者数の割合から、実質倍率は1.8倍前後となることが多く、
難関校としての競争の激しさがうかがえます。

特にSPコースは、より難易度の高い選抜が行われるため、競争率も高くなる傾向が見られます。

◆ 入試日程

来年度(2026年度)の入試日程は、例年通り1月8日1月10日の2日間を主軸として行われる予定です。
SP入試(1/8実施)と一般入試(1/10実施)があり、それぞれで試験科目と配点が定められています。

  • SP入試(SPコース・一貫コース)
    国語(120点)・算数(120点)・理科(80点)・社会(80点)の4教科、合計400点満点。
  • 一般入試(一貫コース)
    国語(120点)・算数(120点)・理科(80点)・社会(80点)の4教科、および作文(30分)が課され、
    合計400点満点(作文は点数化されず、合否判定に用いられます)。

各科目とも、基礎的な知識を問う問題から、思考力や応用力を試す記述問題まで、幅広い出題がなされるのが特徴です。
特に、算数では柔軟な思考、国語では長文読解と記述力、理科・社会では社会事象への関心や考察力が求められます。

3 教育・施設

◆ 教育内容

立命館慶祥中学校の6年一貫教育は、生徒一人ひとりの個性を尊重しながら、
高い学力と国際性を育むことに重点を置いています。

コース制が導入されており、「一貫コース」と、最難関大学合格を目指す「SPコース」に分かれています。
SPコースでは、高校での学びを先取りする独自のカリキュラムにより、
全国トップレベルの学力を養成することを目指しています。

国際教育は同校の大きな特徴の一つであり、「道内研修」「京都研修」「ニュージーランド研修」など、
国際的な視野を広げるための多様なプログラムが用意されています。
また、基礎からたっぷりと学習する英語教育にも力を入れています。

さらに、文部科学省よりスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定されており、
質の高い理数教育を提供し、探究心を刺激する学びを深めています。

生徒の自主性を尊重する「慶祥プログラム」と呼ばれる体験学習や探究学習も重視されており、
知識の習得に留まらない、総合的な人間力の育成を目指しています。

◆ 施設

立命館慶祥中学校は、広大な敷地を活かした充実した教育施設を備えています。

学習環境としては、多様な蔵書を持つ図書館はもちろん、
最新のICT設備が導入された普通教室や特別教室が整備されています。

理数教育を支える実験室も充実しており、生徒たちは高度な実験や研究に取り組むことができます。
また、体育施設としては、広大なグラウンド、体育館、テニスコートなどがあり、
部活動や体育の授業で活用されています。

食堂であるカフェテリアは、生徒たちの憩いの場となっており、充実した学校生活を送るための環境が整えられています。
自然豊かな立地を活かし、野外活動や研修にも適した環境も魅力の一つです。

4 併願戦略

立命館慶祥中学校を第一志望とする受験生は、高い学力水準にあるため、
併願校選びにおいても、その学力を生かせる戦略的なアプローチが重要になります。

◆ チャレンジ校

立命館慶祥中学校を第一志望とする生徒が、さらに上を目指して挑戦する可能性のある学校としては、
札幌南高校(高校受験)、あるいは首都圏の開成中学校や桜蔭中学校など、
全国でも屈指の最難関私立中学校が挙げられます。

立命館慶祥のSPコースを視野に入れている生徒であれば、
そのハイレベルな学習進度と応用力を最大限に試すことができるでしょう。

◆ 同等校

偏差値や校風が近く、立命館慶祥中学校と併願されることが多い学校としては、
同じく北海道の難関校である函館ラ・サール中学校や札幌聖心女子学院中学校(女子)などが候補となります。

これらの学校は、それぞれ異なる魅力を持つものの、高い教育水準と進学実績を誇り、
生徒の能力を伸ばす環境が整っている点で共通しています。

入試日程が異なるため、両校を受験することで合格の機会を増やす戦略も考えられます。

◆ 安全校

合格の可能性が高いと考えられる併願先の学校としては、立命館慶祥中学校よりも偏差値帯がやや下がり、
手堅く合格を勝ち取りたい場合に選ばれる学校となります。

具体的には、札幌日本大学中学校や北嶺中学校(男子)などが考えられます。
これらの学校も高い教育レベルを維持しているため、安心して進学できる環境を確保しつつ、
第一志望校の受験に集中するための選択肢となります。

併願校選びでは、通学の利便性や教育方針なども考慮に入れ、お子様に合った学校を選ぶことが大切です。

5 進学実績

立命館慶祥中学校・高等学校の卒業生は、例年、極めて優秀な進学実績を誇っています。
6年一貫教育の成果として、国内外の難関大学へ多数の合格者を輩出しています。

  • 国公立大学
    東京大学、京都大学、北海道大学をはじめとする旧帝国大学や、
    一橋大学、東京工業大学などの難関国公立大学に毎年多数の合格者を出しています。
  • 早慶上理
    早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学といった最難関私立大学にも、
    毎年数十名の合格者を輩出しており、特に慶應義塾大学、早稲田大学の合格者数は突出しています。
  • GMARCH
    学習院大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学といった大学群にも
    安定して多数の合格実績があります。
  • 医学部
    難関の国公立大学医学部医学科や私立大学医学部への合格者も毎年出ており、
    医療分野への進路を希望する生徒にとっても最適な教育環境です。

また、系列である立命館大学・立命館アジア太平洋大学(APU)への内部進学制度も充実しており、
高校3年間の学業成績やTOEFLのスコアなどの基準を満たせば、推薦制度を利用して進学することが可能です。

この内部進学率も60%台と高水準にあります。
さらに、内部進学の権利を保持したまま、他大学への受験も可能であるため、
生徒は安心して最難関大学へのチャレンジに集中できる点も大きな魅力となっています。

6 まとめ

立命館慶祥中学校は、「世界に通用する18歳」の育成を目標に掲げ、6年間で生徒が多様なことを経験し、
国際性と高い学力を身につけられる環境が整っています。

最難関大学を目指す「SPコース」から、立命館大学への進学も視野に入れた「一貫コース」まで、
生徒の志向に応じた学びの選択肢がある点も魅力です。
充実した国際教育やSSH指定校としての理数教育は、生徒たちの視野を大きく広げ、将来の可能性を広げるでしょう。

この立命館慶祥中学校の合格を勝ち取るためには、四谷大塚の偏差値からもわかる通り、ハイレベルな学習が必要です。
オンライン・完全個別指導塾Soleadoでは、受験生の現在の学力と志望校合格に必要な要素を徹底的に分析し、
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難易度の高い算数や、記述力が求められる国語・理科・社会の対策についても、
経験豊富なプロの講師がマンツーマンで指導にあたります。

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