【中学受験注目校】東海大浦安中〜部活も一生懸命、穏やかな学校生活〜

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1 学校の概要
千葉県浦安市に位置する東海大学付属浦安高等学校中等部は、1998年に開校した中高一貫の共学校です。
東海大学の付属校として、高校からの入学がない完全中高一貫教育を実践しています。
建学の精神である
「若き日に汝の思想を培え、若き日に汝の体躯を養え、若き日に汝の智能を磨け、若き日に汝の希望を星につなげ」
のもと、生徒一人ひとりの個性を尊重しながら、心身ともに健やかな成長を促す教育を掲げています。
男女ともに制服があり、部活動が非常に盛んなことが特徴です。
特に運動部は多くの生徒が所属しており、活気あふれる学校生活を送っています。
また、部活動と勉強の両立を重視しており、生徒たちは日々真摯な姿勢で取り組んでいます。
生徒数は各学年約180名と、きめ細やかな指導が可能な規模で、
教員と生徒の距離が近く、アットホームな雰囲気が漂っています。
2 入試情報
◆ 偏差値
四谷大塚の2025年度入試の偏差値は以下の通りです。
男子:第1回 43、第2回 45、第3回 44、第4回 44
女子:第1回 43、第2回 46、第3回 44、第4回 44
東海大学付属浦安高等学校中等部は複数回の受験機会があり、第2回入試の偏差値が最も高くなっています。
第1回、第3回、第4回はほぼ同等の難易度です。
◆ 倍率
過去数年の入試倍率は、第1回入試が最も高く、例年3倍から4倍程度で推移しています。
第2回以降の入試は、受験者数によって倍率が変動する傾向にあります。
2024年度の主な入試日程の倍率は以下の通りです。
第1回:募集人数約30名、受験者数148名、合格者数36名、実質倍率4.1倍
第2回:募集人数約15名、受験者数53名、合格者数19名、実質倍率2.8倍
第3回:募集人数約15名、受験者数61名、合格者数28名、実質倍率2.2倍
第4回:募集人数約10名、受験者数34名、合格者数12名、実質倍率2.8倍
特に第1回入試は多くの受験生がチャレンジする傾向にあり、しっかりとした対策が求められます。
◆ 入試日程
2025年度入試は、以下の日程で実施されました。
第1回:1月20日(月) 第2回:1月22日(水) 第3回:1月24日(金) 第4回:2月4日(火)
試験科目は、第1回から第4回まですべて国語・算数・理科・社会の4科目です。
配点は、国語と算数が各100点、理科と社会が各50点の合計300点満点です。
記述問題も出題されるため、日頃から論理的に考え、表現する力を養っておくことが重要になります。
3 教育・施設
◆ 教育内容
東海大学付属浦安高等学校中等部では、
「教科を核とした教育」を掲げ、各教科の学びを深めることに重点を置いています。
特に力を入れているのは、総合学習「プロジェクト学習」です。
これは、生徒たちが自ら課題を設定し、情報を収集・分析し、解決策を導き出すという一連の探究活動です。
この学習を通じて、論理的思考力やプレゼンテーション能力、コミュニケーション能力を育みます。
また、英語教育にも力を入れており、ネイティブ教員による授業や、
希望者を対象としたオーストラリアでの海外研修プログラムも用意されています。
ICT環境も整備されており、生徒一人一台のタブレット端末を活用した授業が展開されています。
授業だけでなく、生徒が自学自習で活用することも推奨されています。
また、部活動が盛んで、運動部・文化部ともに多くの生徒が所属し、文武両道を実践しています。
穏やかな校風のもと、生徒たちは互いに協力し合いながら、学校生活を楽しんでいます。
◆ 施設
学校は東京ディズニーリゾートの近くに位置し、広大な敷地を誇ります。
校舎は近代的な設計で、明るく開放的な雰囲気です。施設は非常に充実しており、
生徒たちの学びを多角的にサポートしています。
例えば、図書館には約5万冊の蔵書があり、自習スペースも完備されています。
グラウンドは人工芝で、野球場やサッカー場、テニスコートも複数あり、
運動部がのびのびと活動できる環境が整っています。
また、体育館や武道場、温水プールも備わっており、年間を通して多様なスポーツを楽しむことができます。
理科の実験室や美術室、音楽室も最新の設備が導入されており、各教科の専門的な学習を深めることができます。
その他、カフェテリアでは温かい食事を提供しており、生徒たちの憩いの場となっています。
4 併願戦略
◆ チャレンジ校
東海大浦安中を第一志望とする場合、さらに難易度の高い学校として、
千葉県内の市川中学校や江戸川学園取手中学校、東邦大学付属東邦中学校などが考えられます。
これらの学校は、入試問題の傾向や難易度が東海大浦安中と異なるため、それぞれの学校の過去問を十分に研究し、
対策を練ることが重要です。
また、都内の早稲田中学校や広尾学園中学校、本郷中学校なども選択肢に入ることがあります。
早稲田中学校は東西線沿線ということもあり、併願しやすい学校でしょう。
◆ 同等校
偏差値や校風が近く、併願されることが多い学校としては、
千葉県内の昭和学院秀英中学校や専修大学松戸中学校、国府台女子学院中学部(女子)、
芝浦工業大学柏中学校などが挙げられます。
これらの学校は、通学圏や教育方針、校風などを比較検討しながら選ぶと良いでしょう。
各学校の学校説明会や文化祭に足を運び、雰囲気を肌で感じることも大切です。
◆ 安全校
合格の可能性が高いと考えられる併願先としては、
偏差値が少し下の千葉日本大学第一中学校や麗澤中学校などが考えられます。
これらの学校もそれぞれの特色を持っており、しっかりと情報を集めておくことが大切です。
複数回の入試日程を設けている学校も多いため、
入試日程をうまく組み合わせて、合格を勝ち取る戦略を立てることが求められます。
5 進学実績
東海大学付属浦安高等学校中等部は、高校からの入学がない完全中高一貫教育を実践しているため、
生徒の学力向上が安定して見込める環境です。
多くの卒業生が付属の東海大学に進学しますが、希望者は他大学を受験することも可能です。
2024年度の主な進学実績は以下の通りです。
国公立大学では、東北大学、千葉大学、東京学芸大学など、
難関私立大学では、早慶上理(早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学)や
GMARCH(学習院大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)への合格者も
毎年多数輩出しています。
医学部医学科へも合格者を出すなど、多様な進路選択をサポートしています。
付属校ならではの安心感と、他大学受験へのサポート体制が充実していることが大きな魅力です。
6 まとめ
東海大学付属浦安高等学校中等部は、穏やかな校風の中で、勉強にも部活動にも一生懸命取り組むことができる学校です。
広大な敷地と充実した施設、そして温かく見守ってくれる先生方の存在が、生徒たちの成長を力強く後押ししています。
部活動と学習を両立させたい生徒さん、落ち着いた環境で中学校生活を送りたい生徒さんには特におすすめの学校です。
もし東海大学付属浦安高等学校中等部を志望校の一つとして考えているなら、
入試対策は早めに始めることが成功への鍵となります。
しかし、どんなに頑張っても一人で進めるには限界があります。
オンライン・完全個別指導塾Soleadoでは、生徒一人ひとりの学習状況や志望校に合わせた
オーダーメイドのカリキュラムを作成し、合格まで徹底的にサポートします。
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