【中学受験注目校】東洋大学附属牛久中学校〜英語教育に注力〜

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はじめに
中学受験で「英語教育に力を入れている学校」をお探しの保護者・受験生の皆さまに、
茨城県牛久市の東洋大学附属牛久中学校をご紹介いたします。
同校は「グローバル教育と進学実績が両立する中高一貫校」として注目を集めています。
東洋大学の附属校としてのメリットは大きく、内部進学制度を活用して約5割の生徒が東洋大学に進学している一方で、
他大学への進学サポートも充実しています。
中高一貫教育による先取り学習と独自の「グローバル探究」プログラムで、
グローバル社会で活躍できる人材を育成しています。
東洋大牛久中の基本データ
偏差値:四谷大塚基準で40~42(80%偏差値)
所在地:茨城県牛久市柏田町1360-2
アクセス:JR常磐線「牛久駅」よりスクールバス約8分。
つくばエクスプレスやその他近隣エリアからも9つのルートでスクールバスを運行。
校風:自然豊かな環境でのびのびと学習できる共学校
教育内容の特徴
英語教育の独自プログラム
東洋大牛久中の最大の特徴は充実した英語教育です。
圧倒的な英検合格実績として、
中学3年修了時に英検3級以上の合格率87.7%、準2級以上56.8%という高い成果を上げています。
これは全国平均を大きく上回る数値です。
段階的な海外研修プログラムが用意されており、
中学1年では「All English Days」でネイティブ講師と終日英語で過ごし、
中学2年ではフィリピンで6泊7日の語学研修(マンツーマンレッスン中心)、
中学3年ではオーストラリアで2週間のホームステイを実施しています。
実践的な英語学習では、年5回のSpeaking Testを実施し、
中学2年の文化祭では全員が「英語で落語」を披露するユニークな取り組みも行っています。
校内には「All English Zone」が設置され、昼休みにネイティブ教員と気軽に英会話を楽しめる環境も整備されています。
東洋大学との連携
附属校としてのメリットを最大限に活用し、約160名の推薦枠を持つ東洋大学への進学の道が確保されています。
また、高大連携プログラムとして大学の語学学習や留学支援プログラムの紹介、
東洋大学キャンパス見学なども実施されています。
学校生活と設備
充実した施設として、敷地面積約76,000㎡の広大なキャンパスに、野球場、人工芝のテニスコート7面、
県内初の400mタータントラック、Wi-Fi完備の全教室などが整備されています。
全生徒に一人一台Chromebookが配付され、ICT教育も積極的に推進しています。
部活動では生徒数223名ながら17の部が活動し、約8割の生徒が所属しています。
特徴的な和楽部(三味線)をはじめ、弓道部、硬式テニス部、ダンス部などが人気です。
進学実績
中高一貫コース過去3年間の合格実績(124名)では、
国公立大学13名(京都大・北海道大・電気通信大など)、難関私立大学35名(早稲田大・明治大・青山学院大など)、
東洋大学27名、海外大学1名という実績を残しています。
東洋大学への内部進学率は約50%で、残り半数の生徒は他大学への進学を選択しており、
多様な進路選択が可能な環境となっています。
入試情報と倍率
2026年度入試スケジュール予定
| 入試区分 | 入試日 | 試験科目 | 定員 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 適性検査型(併願) | 11/24 | 適性検査Ⅰ・Ⅱ | 男女30名 | 1.26倍 |
| 英語特別入試 | 11/24(午後) | 課題作文・リスニング・スピーキング | 男女30名 | 1.00倍 |
| 専願入試 | 11/30 | 国・算・理社・集団面接 | 男女30名 | 1.08倍 |
| 第1回一般(併願) | 1/5 | 国・算・理社・集団面接 | 男女30名 | 1.09倍 |
| 第2回一般(併願) | 1/25 | 国・算・理社・集団面接 | 男女30名 | 1.00倍 |
| 総合型入試 | 2/5 | 総合問題Ⅰ・Ⅱ・集団面接 | 男女少数 | 1.00倍 |
出願はすべてインターネット出願で、JR牛久駅から本校間の無料送迎バスも運行されます。
※ 必ず最新の入試要項などでご確認ください。
試験の傾向と対策
算数の出題傾向と対策
大問1・2では計算問題や文章題、
大問3以降では関数や確率、図形問題が出題されます。特に「速さ」に関する大問が毎年出題されるため、
十分な練習が必要です。
国語100点、算数120点、理科60点、社会60点の配点で算数の比重が高く、ここで差がつきやすくなっています。
基本的な計算問題から思考力を要する問題まで幅広く出題されるため、基礎固めから応用まで段階的な学習が重要です。
国語の出題傾向と対策
例年大問2問構成で、大問1は主語・述語や係り受けの関係など論理的思考力を問う問題、
大問2は文章題(読解問題)が出題されます。
最後に200字記述問題が出題され、本文の内容を読み取って自分の考えをまとめる力が求められます。
理科・社会の出題傾向と対策
記述問題が多く、基本的な説明や基礎用語を記述で解答する問題が中心です。
漢字や日本語表現を丁寧に書く習慣をつけることが重要です。
最後の問題では一つの題材をいろいろな見方から考える複合的な問題が出題され、
問題文からヒントや情報をつかむ力が必要です。
適性検査型入試対策
公立中高一貫校の適性検査に類似した形式で、適性検査Ⅰ(算数・理科系)と適性検査Ⅱ(国語・社会系)が実施されます。
会話文や資料から出題意図を正確に読み取り、問題解決までの過程を表現する力が求められます。
茨城県公立中学校入試の過去問なども参考になります。
英語特別入試対策
英検4級~3級程度のリスニングテストと、3人1組でのスピーキングテストが実施されます。
テーマは「季節」「教科」「音楽」「スポーツ」など身近な話題で、自由に英語で会話する力が評価されます。
併願校と併願戦略
偏差値レベル別併願校
チャレンジ校(偏差値50以上)
- 江戸川学園取手中学校(偏差値59-67):茨城県最難関私立、医科・東大・難関大コース制
- 茗溪学園中学校(偏差値57):国際バカロレア校、理数教育に定評
- 茨城県立並木中等教育学校(偏差値59):公立中高一貫校
同程度校(偏差値40-45)
- 茨城県立古河中等教育学校(偏差値49):公立中高一貫校
- 土浦日本大学中等教育学校(偏差値40-56):日大附属校
- 清真学園中学校(偏差値54):茨城県内の進学校
安全校(偏差値35-40)
- 茨城中学校(偏差値53)
- 水戸英宏中学校(偏差値48)
- 常総学院中学校(偏差値44)
効果的な併願戦略
11月受験では東洋大牛久の適性検査型・英語特別入試と専願入試を利用し、早期に合格を確保することが可能です。これにより1月の首都圏入試に余裕を持って臨めます。
1月受験での併願パターンとしては、1月5日の東洋大牛久第1回一般入試を安全校として位置づけ、同日程や前後で江戸川学園取手などのチャレンジ校を受験する戦略が有効です。
2月受験では、首都圏の学校との併願も可能で、東洋大学京北中学校(偏差値53-57)や浦和明の星女子中学校(偏差値67-74)などとの併願も検討できます。
地理的な利便性を考慮すると、つくばエクスプレス沿線や常磐線沿線の受験生にとって、東洋大牛久は非常にアクセスしやすい立地にあります。
まとめ:東洋大牛久中が向いている生徒
東洋大牛久中学校は以下のような生徒に特におすすめです。
英語力を伸ばしたい生徒
段階的な海外研修プログラムと高い英検合格実績で、実践的な英語力が身につきます。
中高一貫で大学進学を見据えたい家庭
東洋大学への確実な進学ルートを持ちながら、他大学への進学サポートも充実しています。
自然の中で落ち着いて学びたい生徒
広大なキャンパスと豊富な施設で、のびのびとした学校生活を送れます。
将来留学や国際的な活動に興味がある生徒
「グローバル探究」プログラムと充実した国際理解教育で、グローバル人材としての素養を育めます。
偏差値40-42という入りやすさでありながら、英語教育と国際理解教育に定評があり、
東洋大学という確実な進学先も確保できる東洋大牛久中学校は、
中学受験において非常にコストパフォーマンスの高い選択肢といえるでしょう。
お問い合わせ
オンライン・完全個別指導塾Soleadoでは、
東洋大牛久中学校をはじめとする茨城県内の中学受験対策を専門的にサポートしています。
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