【中学受験注目校】日出学園中〜生徒も先生も個性豊か〜

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1 学校の概要
千葉県市川市に位置する日出学園中学校は、
1934年に「太陽の光と熱のように、社会の隅々まで恩恵を施すことのできる子女の育成」を願い、
日出女学校として創立されました。
その後、時代の要請に応え、中学校・高等学校を設立し、2001年度には男女共学化を果たしました。
「誠・明・和」を校訓に掲げ、知・徳・体のバランスがとれた人格の形成を目指しています。
一人ひとりの個性を尊重し、生徒の自主性を育む自由な校風が特徴です。
豊かな自然に囲まれた広大なキャンパスで、生徒たちはのびのびと学校生活を送っています。
少人数教育を徹底しており、生徒と教員の距離が近く、アットホームな雰囲気の中で、
きめ細やかな指導が受けられることも大きな魅力です。
生徒の個性を大切にし、それぞれの才能を伸ばすための多様な教育プログラムが用意されており、
生徒一人ひとりが主役になれる学校です。
2 入試情報
日出学園中学校の入試は、複数回実施されており、受験生にとって挑戦しやすい環境が整えられています。
入試問題は、いずれの回も標準的なレベルの問題が中心で、
小学校での学習内容をしっかりと理解し、基礎的な学力が定着しているかが問われます。
過去問を繰り返し解き、出題傾向に慣れておくことが合格への鍵となるでしょう。
◆ 偏差値
日出学園中学校の偏差値は、四谷大塚の80%偏差値によると、以下の通りです。
- 第1回(1月20日AM):男子 46 / 女子 46
- 第2回(1月20日PM):男子 47 / 女子 47
- 第3回(1月22日AM):男子 47 / 女子 47
- 第4回(2月2日AM):男子 48 / 女子 48
午後入試や入試日程が後半になるにつれて、偏差値がやや上昇する傾向が見られます。
自分の学力や他の併願校とのバランスを考えながら、受験する日程を戦略的に選ぶことが重要です。
◆ 倍率
2024年度入試における実質倍率は以下の通りです。
| 入試回 | 募集人員 | 志願者数 | 受験者数 | 合格者数 | 実質倍率 |
| 第1回 | 約60名 | 男子120/女子89 | 男子112/女子86 | 男子39/女子37 | 男子2.87/女子2.32 |
| 第2回 | 約20名 | 男子161/女子118 | 男子132/女子94 | 男子41/女子33 | 男子3.22/女子2.85 |
| 第3回 | 約10名 | 男子118/女子80 | 男子51/女子35 | 男子16/女子10 | 男子3.19/女子3.50 |
| 第4回 | 約10名 | 男子138/女子83 | 男子47/女子33 | 男子14/女子9 | 男子3.36/女子3.67 |
どの回も2倍を超える倍率となっており、特に後半の日程では3倍を超える厳しい戦いとなっています。
複数回受験することで合格の可能性を高める受験生も多いため、しっかりと対策を練って臨む必要があります。
◆ 入試日程
2025年度の入試は、以下の日程で実施される予定です。
- 第1回入試: 2025年1月20日(月) 午前
- 第2回入試: 2025年1月20日(月) 午後
- 第3回入試: 2025年1月22日(水) 午前
- 第4回入試: 2025年2月2日(日) 午前
試験科目は、第1回・第3回・第4回が国語・算数(各100点・各50分)と理科・社会(各50点・各30分)の4教科です。
第2回の午後入試では、国語・算数(各100点・各50分)の2教科、
または国語・算数と英語(50点・30分)の3教科から選択することができます。
英語が得意な受験生にとっては、力を発揮できるチャンスがあると言えるでしょう。
3 教育・施設
日出学園では、生徒一人ひとりの可能性を最大限に引き出すための独自の教育プログラムと、
学習効果を高めるための充実した施設が整っています。
緑豊かな環境の中で、生徒たちは知的好奇心を満たし、健やかな心身を育んでいます。
◆ 教育内容
日出学園の教育の大きな特徴は、きめ細やかな少人数教育と、生徒の興味関心を引き出す体験型学習の豊富さです。
中学1年生から、英語と数学では習熟度別授業が展開され、一人ひとりの学習ペースに合わせた丁寧な指導が行われます。
これにより、生徒は着実に学力を伸ばすことができます。
また、探究の時間では「探究学習」が大きな柱となっており、
生徒自らがテーマを設定し、調査、分析、発表を行うことで、問題解決能力やプレゼンテーション能力を養います。
国際理解教育にも力を入れており、中学3年生でのオーストラリア修学旅行や、希望者対象の海外語学研修などを通じて、
異文化に触れ、グローバルな視野を育む機会が豊富に用意されています。
ICT教育も積極的に推進されており、全生徒がタブレット端末を活用して授業に参加し、主体的な学びを深めています。
◆ 施設
市川市の豊かな自然に囲まれた広大なキャンパスには、生徒たちの学びと成長を支える施設が充実しています。
全教室にプロジェクターが完備され、ICTを活用した授業が展開されています。
約4万冊の蔵書を誇る図書館は、生徒たちの知的好奇心を満たす「知の宝庫」であり、自習スペースも完備されています。
理科の実験室は複数あり、本格的な実験設備を用いて、生徒たちは科学への探究心を深めています。
また、全面人工芝のグラウンドや、複数の体育館、温水プール、武道場など、スポーツ施設も充実しており、
生徒たちは部活動や体育の授業で思い切り体を動かすことができます。
食堂では、栄養バランスの取れた温かい食事が提供され、生徒たちの憩いの場となっています。
4 併願戦略
日出学園中学校を志望するにあたっては、
偏差値が近い学校や、入試日程、校風などを考慮した併願戦略が重要になります。
千葉県内の入試解禁日である1月20日に第1回・第2回入試が行われるため、
都内や他の千葉県内の学校との組み合わせを慎重に検討する必要があります。
◆ チャレンジ校
日出学園を第一志望とする生徒が、さらに上位の学校に挑戦する場合、
同じ市川市内の市川中学校や昭和学院秀英中学校などが考えられます。
また、東京都内の学校では、江戸川女子中学校や安田学園中学校(先進特待)などが候補となるでしょう。
これらの学校は、より高い学力が求められるため、過去問対策を入念に行い、
得意科目をさらに伸ばすなどの対策が必要です。
◆ 同等校
偏差値や校風が近く、併願されることが多い学校としては、
同じ千葉県内の専修大学松戸中学校、芝浦工業大学柏中学校、麗澤中学校などが挙げられます。
これらの学校は、それぞれ特色ある教育を行っており、
学校説明会などに参加して、教育方針や雰囲気が自分に合っているかを確認することが大切です。
入試日程も近いため、体力的な負担も考慮した上で受験プランを立てましょう。
◆ 安全校
合格の可能性をより確実なものにするための安全校としては、
和洋国府台女子中学校、千葉日本大学第一中学校、東海大学付属浦安高等学校中等部などが考えられます。
これらの学校は、基礎的な学力を重視する傾向があるため、日出学園の入試対策で培った力を十分に発揮できるでしょう。
確実に合格を確保しておくことで、安心して第一志望の受験に臨むことができます。
5 進学実績
日出学園は、生徒一人ひとりの進路希望に合わせた手厚いサポート体制が整っており、
その結果として高い大学進学実績を誇っています。
国公立大学から難関私立大学まで、幅広い大学への合格者を輩出しています。
2024年度の主な大学合格実績(既卒生含む)を見ると、
千葉大学や筑波大学、東京都立大学などの国公立大学に合格者を出しています。
私立大学では、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学といった最難関大学への合格者がいるほか、
GMARCH(学習院大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)にも多数の合格者を輩出しています。
また、医学部や薬学部など、難関とされる学部への進学者もおり、
生徒一人ひとりの夢の実現を力強く後押ししていることがうかがえます。
このような高い進学実績は、日々の丁寧な授業はもちろんのこと、
充実した進路指導や補習・講習体制の賜物と言えるでしょう。
6 まとめ
日出学園中学校は、豊かな自然環境とのびのびとした校風の中で、生徒一人ひとりの個性を大切に育む学校です。
きめ細やかな少人数教育と、探究学習や国際理解教育といった特色あるプログラムを通して、
これからの社会で必要とされる主体性や思考力を養うことができます。
充実した施設や手厚い進路指導も魅力であり、生徒たちは安心して学校生活を送りながら、
自らの夢に向かって着実に歩んでいくことができるでしょう。
生徒と教員の距離が近く、アットホームな雰囲気の中で充実した6年間を過ごしたいと考えるご家庭にとって、
日出学園中学校は非常におすすめの学校です。
中学受験は、お子様一人ひとりの学力や個性に合わせた対策が不可欠です。
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