【中学受験注目校】山梨学院中学校〜生徒が主役・個性を伸ばす〜

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1 学校の概要

山梨学院中学校は、山梨県甲府市に位置する私立の中高一貫校で、
1951年に山梨学院高等学校の併設中学校として開校されました。

広大なキャンパスには、大学や短期大学、小学校なども隣接する総合学園の中に位置しており、
恵まれた環境の中で、生徒一人ひとりの個性を最大限に伸ばす教育を展開しています。

建学の精神は「徳を樹つる」「知を磨く」「体を鍛える」の三つの柱から成り立っており、
グローバル社会で活躍できる人間性豊かな人材の育成を目指しています。

特に、生徒が主体的に学び、自らの可能性を追求することを重視した校風が特徴で、
学習面のみならず、部活動や学校行事においても、生徒が主役となって活躍する機会が豊富に設けられています。

2 入試情報

◆ 偏差値

山梨学院中学校の四谷大塚による中学受験の偏差値は、40(2025年用)となっています。
これは、受験生にとって比較的挑戦しやすい難易度を示していますが、
中高一貫の充実した教育プログラムが用意されているため、費用対効果の高い学校として注目されています。

◆ 倍率

過去数年間の入試日程ごとの倍率は以下の通りです。

年度入試日程募集人数受験者数合格者数実質倍率
2024推薦若干名17名17名1.00倍
2024一般①若干名19名16名1.19倍
2024一般②若干名8名7名1.14倍
2023推薦若干名20名20名1.00倍
2023一般①若干名22名18名1.22倍
2023一般②若干名11名9名1.22倍

推薦入試ではほぼ全員が合格していますが、一般入試では若干の競争が見られます。
しかし、全体的に倍率は落ち着いており、しっかりと対策を行えば合格の可能性が高い入試であると言えます。

◆ 入試日程

2025年度の中学入試日程は、例年通り推薦入試と一般入試(2回)が実施されました。

  • 推薦入試
    2024年12月上旬に実施され、試験科目は国語・算数・面接(生徒および保護者)です。
  • 一般入試(第1回)
    2025年1月上旬に実施され、試験科目は国語・算数または国語・算数・理科・社会の選択制で、
    他に面接が実施されます。
  • 一般入試(第2回)
    2025年1月下旬に実施され、試験科目は第1回と同様の選択制で、面接も行われます。

いずれの入試においても、試験科目の配点は国語と算数が各100点、理科と社会が各50点となっており、
主要2科目の比重が高いことが特徴です。

特に算数の基礎力を問う問題が出題される傾向にあるため、
過去問演習を通じて、正確かつ迅速に解答できる力を養うことが重要になります。

3 教育・施設

◆ 教育内容

山梨学院中学校では、生徒の多様な興味や進路に対応するため、独自のコース制を設けています。
入学時には、主に大学進学を目指す「特別進学コース」と、
スポーツや芸術などの活動と両立しながら進路を探求する「総合進学コース」に分かれます。

特別進学コースでは、高校進学後を見据えたハイレベルな学習指導が行われ、難関大学への現役合格を目指します。
一方、総合進学コースでは、基礎学力の定着を重視しつつ、山梨学院大学の多彩な学部と連携した授業や、
海外大学への進学を視野に入れた国際教育プログラムなども展開されています。

また、全生徒がタブレット端末を活用したICT教育を受けており、
レポート作成や発表、探究学習などに積極的に利用されています。

生徒が自ら課題を見つけ、解決する力を育む「探究活動」は特に力を入れており、
学年ごとにテーマを設定し、発表会を通じて多角的な視野と表現力を磨いていきます。

このような教育を通じて、単なる知識の詰め込みではなく、社会で必要とされる実践的な力を身につけることができます。

◆ 施設

山梨学院中学校の施設は、総合学園の一部として非常に充実しています。
特に目を引くのは、広大な敷地内に整備された多様なスポーツ施設群です。
サッカー場、野球場、テニスコート、そして屋内温水プールといった体育施設は、
部活動や体育の授業で生徒が存分に体を動かせる環境を提供しています。

学習環境としては、最新の設備が整った理科実験室や、プレゼンテーションルームなどが設けられています。
大学図書館も利用できるため、
中学生の段階から高度な専門書や学術論文に触れる機会を得られることは大きなメリットです。

また、カフェテリアは広く清潔で、生徒たちの憩いの場として機能しています。
学園全体で整備されたこれらの施設は、生徒の知的好奇心と健やかな成長を多方面からサポートしています。

4 併願戦略

山梨学院中学校を第一志望とする受験生が併願校を選ぶ際には、
将来の進路希望と、主要2科目重視の入試傾向を考慮に入れることが成功の鍵となります。

◆ チャレンジ校

山梨学院中学校よりもさらに難易度が高く、挑戦する価値のある学校としては、
同じく山梨県内の「山梨英和中学校」や、近隣の東京都内や神奈川県内の偏差値50前後の学校が挙げられます。
例えば、都内であれば「工学院大学附属中学校」や「明星中学校」などが、
中高一貫教育や大学連携という点で共通する部分があり、有力な選択肢となり得ます。

これらの学校は、山梨学院中よりも競争率が高くなるため、より高度な応用力と記述力が求められます。

◆ 同等校

偏差値や校風が近く、併願校としてよく検討される学校には、同じく山梨県内の私立中学校や、
受験日程が重ならない近隣県の学校があります。

例えば、独自の教育プログラムで知られる「富士見中学校(山梨県)」などが、
進路や校風の多様性から比較対象になることがあります。

また、通学圏内の公立中高一貫校である「山梨県立甲府西高等学校附属中学校」なども、
私立との併願で検討されることが多い学校です。

◆ 安全校

合格の可能性が高いと考えられる安全校としては、
山梨学院中の偏差値40よりもやや下の、もしくは入試問題の難易度がさらに基礎的なレベルに設定されている学校が
考えられます。具体的に校名を挙げることは難しいですが、山梨学院中への合格が目標であれば、
過去問を徹底的に分析し、合格最低点を安定して超えられることを確認することが最も確実な安全策となります。

また、日程的に余裕がある遠方の学校や、他の入試形態を持つ学校を滑り止めとして確保することも戦略の一つです。

5 進学実績

山梨学院中学校・高等学校の進学実績は、中高一貫教育の成果として非常に安定しています。
特に、山梨学院大学への内部進学の枠が充実していることが大きな特徴ですが、外部大学への進学実績も堅調です。

2024年度の主な現役合格実績を見ると、
国公立大学では、山梨大学をはじめとする地域国立大学への合格者が出ています。

私立大学においては、
難関私立大学群である早慶上理(早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学)にも合格者を輩出しています。
また、GMARCH(学習院大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)についても、
多くの合格者を輩出しており、卒業生の多様な進路希望を実現しています。

医学部医学科への進学者も毎年コンスタントに出ており、生徒の学習意欲と学校の手厚い指導体制が、
難関の目標達成を可能にしていると言えるでしょう。

この実績は、生徒一人ひとりの個性を尊重しながらも、着実に学力を伸ばしていることの証明です。

6 まとめ

山梨学院中学校は、「生徒が主役・個性を伸ばす」という教育理念のもと、
グローバル社会で通用する幅広い知識と実践力を身につけられる、魅力的な学校です。

多様なコース制、充実した施設、そして安定した大学進学実績は、
中学受験を検討されているご家庭にとって、非常に心強い要素となるはずです。

山梨学院中学校への合格を確実にするためには、入試傾向である主要2科目の基礎学力の徹底的な定着と、
過去問を用いた実践的な対策が不可欠です。

オンライン・完全個別指導塾Soleadoでは、経験豊富な講師陣が、山梨学院中学校の入試傾向を徹底的に分析し、
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