【中学受験注目校】国立音楽大学附属中学校〜音楽を学ぶ学校、でも勉強も〜

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1 学校の概要

国立音楽大学附属中学校は、東京都国立市にキャンパスを構える私立の中高一貫校です。
その名の通り、日本を代表する音楽大学の一つである国立音楽大学の附属校として、1949年に設立されました。
武蔵野の面影を残す緑豊かな文教地区に位置し、生徒たちは四季を感じる落ち着いた環境の中で日々学習に励んでいます。

建学の精神には「自由、自主、自律」を掲げており、音楽を通じて豊かな人間性を育むことを教育の柱としています。
校風は非常にアットホームでありながら、専門的な技術を磨く場としての心地よい緊張感も共存しています。
生徒数は1学年2クラス程度の少人数制を採用しており、先生と生徒の距離が非常に近いことが特徴です。

音楽を志す生徒が集まる学校ではありますが、決して音楽一辺倒ではありません。
近年は「音楽も勉強も両立させる」という方針を強く打ち出しており、
知性と感性のバランスが取れた生徒の育成を目指しています。

音楽という共通の志を持つ仲間と切磋琢磨できる環境は、他の一般校では得られない唯一無二の魅力と言えます。

2 入試情報

国立音楽大学附属中学校の入試は、一般的な国語や算数といった学科試験に加え、
音楽に関する実技や適性検査が行われる点が大きな特徴です。

◆ 偏差値

四谷大塚の偏差値によりますと、入試日程や方式によって多少の変動はありますが、
おおよそ35から40前後で推移しています。

ただし、この数値はあくまで学科試験の難易度を示すものであり、
本校の入試においては実技試験の比重が非常に高いことを忘れてはいけません。

学科試験の偏差値だけで合格可能性を判断するのは危険であり、専門的な音楽の準備が不可欠です。

◆ 倍率

入試倍率については、例年1.2倍から1.5倍程度で安定して推移しています。
一見すると低めの倍率に感じるかもしれませんが、
受験生の多くは幼少期から専門的なレッスンを積んできた「音楽の精鋭」たちです。

実質的な競争は非常にハイレベルであり、特にピアノや主要な楽器の専攻枠を狙う場合は、確かな技術力が求められます。

◆ 入試日程

入試日程は例年2月1日の第1回入試を皮切りに、複数回実施されています。
試験科目は「学科試験(国語・算数)」と「実技試験(専攻楽器の演奏)」、
そして「新曲視唱」や「聴音」といった音楽の基礎能力を問うソルフェージュが課されます。

配点は学科と実技がバランスよく配置されていますが、音楽を専門に学ぶ意欲が重視される選考内容となっています。

3 教育・施設

音楽大学の附属校ならではの、贅沢かつ専門的な教育環境が整っています。

◆ 教育内容

教育の最大の特徴は、一人ひとりの専攻に合わせた「個別実技レッスン」がカリキュラムに組み込まれている点です。
国立音楽大学から派遣された一流の講師陣から直接指導を受けられる環境は、
音楽家を目指す生徒にとって最高の贅沢です。

また、音楽教育と並行して、一般教科の学習指導も徹底されています。
少人数制を活かしたきめ細やかな授業が行われており、特に英語教育やICT教育には力を入れています。
音楽の道に進むにしても、海外の奏者と交流したり、楽譜をデジタルで管理したりする力が必要になるため、
時代に即した実践的な学びを提供しています。

探究学習においても、音楽史や楽曲分析を通じて論理的な思考力を養うなど、独自のプログラムが展開されています。

◆ 施設

施設面では、一般の学校とは一線を画す充実度を誇ります。
まず、校舎内には多数の「レッスン室」や「練習室」が完備されており、
放課後も学校に残って納得がいくまで練習に打ち込むことができます。

2011年に完成した新校舎は、音響設計が施された音楽教室や、本格的なステージを備えたホールを有しています。

さらに、国立音楽大学のキャンパスとも隣接しているため、大学の広大な図書館や専門的な資料に触れる機会も多いです。
カフェテリアも清潔感があり、音楽を通じて感性を磨く生徒たちにとって、
心身ともにリフレッシュできる空間が提供されています。

4 併願戦略

国立音楽大学附属中学校を志望する場合、一般的な私立中学校とは異なる準備が必要となるため、
併願戦略も慎重に立てる必要があります。

◆ チャレンジ校

音楽を軸にしつつ、より高い学力や演奏レベルを求める受験生は、桐朋学園女子中学校(音楽部門)や、
東京藝術大学附属音楽高等学校を見据えた国立系の音楽教室を検討することがあります。

また、音楽以外でも高い進学実績を持つ進学校を第1志望とし、
音楽への理解が深い本校を第2志望とするケースも見られます。

◆ 同等校

偏差値帯や教育方針が似ている併願校としては、武蔵野音楽大学附属中学校が挙げられます。

いずれも音楽教育に定評があるため、校風や専攻楽器の指導教官、
自宅からのアクセスなどを考慮して比較検討されることが多いです。

◆ 安全校

確実に合格を確保するための安全校としては、
適性検査入試や自己推薦入試を実施している中堅の私立中学校が候補となります。

音楽活動を続けながら学べる環境があるかどうかが選定のポイントです。
聖徳大学附属取手聖徳女子中学校など、音楽コースを持つ女子校なども併願先として選ばれる傾向にあります。

5 進学実績

卒業生の多くは、推薦制度を利用して国立音楽大学へと進学します。
音楽の専門性を中学・高校・大学と一貫して深められる点は、本校の最大の強みです。
しかし、近年は音楽で培った集中力や持続力を武器に、他大学を受験する生徒も増えています。

主な進学先としては、国立音楽大学をはじめとする音楽系大学はもちろんのこと、
一般大学への合格実績も着実に積み上げています。
早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学といった難関私立大学や、
GMARCH(学習院、明治、青山学院、立教、中央、法政)などの有名私立大学への合格者が輩出されています。

また、医療系や教育系など、音楽療法や音楽教育の視点を活かせる分野へ進む生徒も少なくありません。
「音楽を本気で学んできた」という経歴は、大学入試の総合型選抜や学校推薦型選抜においても強力な武器となります。

6 まとめ

国立音楽大学附属中学校は、音楽に情熱を注ぐ生徒にとって、これ以上ない理想的な教育環境を提供している学校です。
ただし、音楽の授業や練習は非常に密度が濃いため、
本気で取り組む覚悟がなければ、日々の生活を両立させるのは容易ではありません。
それでも、ここで得られる技術や感性、そして同じ夢を持つ仲間との絆は、一生の財産となるはずです。

中学受験は、お子様の将来の可能性を広げるための大きな第一歩です。
国立音楽大学附属中学校のような専門性の高い学校を目指すためには、
学科試験の対策はもちろん、音楽の実技練習との時間配分をどう組み立てるかが合格の鍵を握ります。

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