【中学受験注目校】八戸工業大学第二高等学校附属中学校~理系教育で有名~

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理系分野への進学や、探究心を深める学びに関心のある小学生と保護者の皆様へ。
今回は、青森県八戸市にある注目の進学校、八戸工業大学第二高等学校附属中学校をご紹介します。
理工系大学を母体とする強みを活かした独自のSTEAM教育と、少人数制による手厚いサポートが魅力の中高一貫校です。
学校概要:理工系大学を母体とする中高一貫校
八戸工業大学第二高等学校附属中学校は、学校法人八戸工業大学が運営する私立の中高一貫校です。
2018年に開校し、進学重視型の「一貫コース」を設置しています。
同じキャンパス内にある八戸工業大学や第二高等学校との連携を活かし、
6年間を通して専門的で深い学びを提供しています。
理系教育の特色:未来を切り拓くSTEAMプログラム
この学校の最大の強みは、
科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、芸術(Art)、数学(Mathematics)を
統合的に学ぶSTEAM教育です。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)や海洋研究開発機構(JAMSTEC)といった最先端の研究機関と連携した授業が行われ、
生徒の知的好奇心を引き出します。
大学の研究室を訪問する機会もあり、早期から専門分野に触れることが可能です。
また、圧倒的な授業時数も大きな特徴です。
主要5教科の総授業時数は、公立中学校の標準時数より約1.3倍も多く確保されています。
特に数学は習熟度別のクラス編成で、一人ひとりの理解度に合わせた指導が行われます。
■授業時数比較(中学3年間・主要5教科)
| 教科 | 公立中標準 | 附属中 |
|---|---|---|
| 国語 | 385時間 | 501時間 |
| 社会 | 350時間 | 447時間 |
| 数学 | 385時間 | 552時間 |
| 理科 | 385時間 | 486時間 |
| 英語 | 420時間 | 594時間 |
| 合計 | 1,925時間 | 2,580時間 |
| ※50分換算 |
さらに、豊富な授業時数を活かし、グローバル社会で通用する英語力の育成にも力を入れています。
在校生の7割が英検準2級以上を取得しており、中には準1級に合格する生徒もいます。
後述する入試の面接で簡単な英会話が課されるのも、英語教育を重視する姿勢の表れです。
6年間を見通す中高一貫カリキュラム
6年間のカリキュラムは3つのステージに分けて構成されており、計画的に学力を伸ばすことができます。
中学1・2年生の「基礎期」では、学習習慣の定着と基礎学力の育成に重点を置きます。
中学3・高校1年生の「充実期」では、探究活動などを通して思考力や判断力を養い、応用力を高めます。
そして高校2・3年生の「発展期」では、高校の学習内容を終え、大学入試対策に専念します。
高3の1年間を丸ごと受験勉強に使えるのが、中高一貫校ならではの大きな強みです。
入試情報と対策(2025年度入試参考)
中学入試は2回実施され、合計で60名を募集します。
試験科目は国語、算数、適性検査、そして簡単な英会話を含む面接です。
偏差値は45〜50程度とされています。
■問題傾向と対策
- 国語
長文読解が中心で、文章の要旨を正確に捉える読解力と、自分の言葉で説明する記述力が求められます。
日頃から様々なジャンルの文章に触れ、要約する練習を積むことが大切です。 - 算数
思考力を問う問題が多く見られます。
単なる計算力だけでなく、図形問題や文章題に対して、筋道を立てて考える力が必要です。
応用問題にも粘り強く取り組む姿勢が合格の鍵となります。 - 適性検査
理科・社会の知識を基にした総合問題が出題されます。
身の回りの事象と関連付けながら、科学的な思考力やデータ分析能力が試されます。
過去問を解き、出題形式に慣れておきましょう。 - 面接
志望動機や小学校での活動に加え、簡単な英会話での質疑応答が含まれます。
自分の考えをはっきりと伝えられるように練習し、基本的な英会話表現にも慣れておくと安心です。
※出願期間や試験日の詳細は、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
輝かしい進学実績
中高一貫コースの卒業生は、国公立大学や難関私立大学へ多数進学しており、確かな実績を築いています。
令和6年度(2024年春)の大学入試では、国公立大学に29名が合格しました。
主な合格先には、東北大学、北海道大学、筑波大学、千葉大学、お茶の水女子大学といった難関大学や、
弘前大学(医学部医学科を含む)などがあります。
また、私立大学では早稲田大学、慶應義塾大学、東京理科大学、MARCH(明治、青山学院、立教、中央、法政)などに
多数の合格者を輩出しています。
理工系大学の附属校という特色を活かし、医学部や薬学部、理工学部への進学者が多いのも特徴です。
まとめ:Soleadoからのご提案
八戸工業大学第二高等学校附属中学校は、
充実したSTEAM教育と手厚いサポート体制のもと、理系分野への夢を育むのに最適な環境です。
探究心旺盛で、早期から大学受験を見据えてじっくり学びたいお子様にぴったりの学校と言えるでしょう。
このような特色ある入試に対応するためには、基礎学力に加えて、適性検査で問われる思考力や表現力、
そして面接での対応力を磨く必要があります。
オンライン・完全個別指導塾Soleadoでは、一人ひとりの志望校と学力に合わせたオーダーメイドのカリキュラムで、
八戸工業大学第二高等学校附属中学校の受験を徹底サポートします。
専門性の高い入試対策にご興味のある方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。








