【中学受験注目校】八千代松蔭中〜多種多様な生徒と過ごす6年間〜

人気ブログランキングでフォロー
にほんブログ村 受験ブログ 個別指導塾へ

みなさんからの応援が
ブログ執筆をする上で、
大変な励みになります。

ぜひ、上のリンクをクリックをお願いします。

1 学校の概要

八千代松蔭中学校は、千葉県八千代市に位置する共学の私立中学校です。

1978年に高等学校が設立され、その3年後の1981年に中学校が開校しました。
「さわやか・はつらつ・ひたむき」を校訓に掲げ、知・徳・体のバランスの取れた全人教育を目指しています。
広大な敷地には豊かな自然が広がり、生徒たちは落ち着いた環境の中で学校生活を送ることができます。

教育理念として「生徒一人ひとりの持ち味を生かす教育」を掲げており、
多様な個性を持つ生徒たちが互いに切磋琢磨しながら成長していくことを大切にしています。

学習面だけでなく、部活動や学校行事にも力を入れており、文武両道を実践している生徒が多いのも特徴です。
全校生徒数は公表されていませんが、大規模な学校であり、
様々な背景を持つ生徒と交流することで、多角的な視野を育むことができるでしょう。

2 入試情報

八千代松蔭中学校の入試は、複数回実施されており、受験生は自分に合った日程で挑戦することができます。
近年、特に注目されているのが、2024年度から新設されたIGS(6ヵ年特進)コースの入試です。

◆ 偏差値

四谷大塚が発表している2025年度入試の予想偏差値(80%合格ライン)によると、
八千代松蔭中学校の偏差値は以下の通りです。

  • 1月20日(一般)男子:38
  • 1月20日(一般)女子:38

同じ日程でIGSコースの選抜も行われますが、まずは一般コースの合格を目指し、
その中から成績上位者がIGSコースの合格候補者となる形式が考えられます。
偏差値はあくまで目安ですが、着実に基礎学力を固めておくことが合格への鍵となります。

◆ 倍率

過去数年間の入試倍率は、おおむね2倍から3倍程度で推移しています。

特に、受験者数が増加傾向にある近年は、しっかりとした対策が求められます。
例えば、2024年度入試では、第1回一般入試の実質倍率が2.78倍となりました。
募集人員に対して多くの受験生が集まるため、過去問研究などを通じて、
出題傾向を把握し、得点力を高めておくことが重要です。

◆ 入試日程

2026年度の入試日程はまだ発表されていませんが、例年12月と1月に複数回の入試が実施されます。
参考までに、2025年度の入試日程は以下の通りでした。

  • IGS特待推薦入試:12月1日
  • 第1回一般入試(IGSコース選抜含む):1月20日
  • 第2回一般入試:1月25日

試験科目は、国語、算数、社会、理科の4教科で、配点は各100点の合計400点満点です。
IGS特待推薦入試では、難易度の高い問題が出題される傾向にあります。

一般入試では、基礎的な学力を問う問題が中心となりますが、思考力や記述力を要する問題も見られます。

3 教育・施設

八千代松蔭中学校では、生徒一人ひとりの可能性を最大限に引き出すための多様な教育プログラムと、
充実した施設が用意されています。

◆ 教育内容

2024年度から新たに中学校に設置されたIGS(6ヵ年特進)コースは、大きな注目を集めています。
このコースは、難関国公立大学や海外大学への進学を視野に入れた特進コースで、
6年間の一貫教育を通じて高い学力を育成します。

高校のIGSコースで培われたノウハウを中学校の段階から導入し、主要5教科の先取り学習や、
週2回の7時間目特別講座(英語・数学)、研究者や大学教授を招いて行われる「IGSセミナー」など、
独自のプログラムが多数用意されています。

また、高校生のIGSコースの生徒がチューターとして学習をサポートする制度もあり、
学年を超えた交流が刺激となっています。

通常のコースでは、習熟度別クラス編成を取り入れ、生徒一人ひとりの学力に応じたきめ細やかな指導を行っています。
基礎学力の定着を重視し、わかるまで丁寧に教えることで、学習意欲を引き出します。
また、国際教育にも力を入れており、海外の姉妹校との交流や、希望者向けの海外研修プログラムなどを通じて、
グローバルな視野を養います。

◆ 施設

約11万平方メートルという広大なキャンパスには、充実した施設が整っています。

複数のグラウンドや体育館、テニスコート、武道場など、運動施設が非常に充実しており、
生徒たちはのびのびと部活動に打ち込むことができます。

また、蔵書数豊富な図書館や、最新の設備が整った理科実験室、コンピュータ室など、学習環境も万全です。
生徒たちの憩いの場となっているカフェテリア(食堂)は、メニューも豊富で、昼休みには多くの生徒で賑わいます。
自然に囲まれた緑豊かな環境は、生徒たちの情操を育む上で大きな役割を果たしています。

4 併願戦略

八千代松蔭中学校を第一志望とする場合、千葉県内の入試日程を考慮しながら、
戦略的に併願校を選んでいくことが重要です。

1月の千葉県統一入試開始日以降、複数の学校を受験することが一般的です。

◆ チャレンジ校

八千代松蔭中学校を第一志望とする受験生が、さらに上位を目指して挑戦する学校としては、
市川中学校東邦大学付属東邦中学校昭和学院秀英中学校などが挙げられます。

これらの学校は、いずれも千葉県内で高い人気と実力を誇る進学校であり、合格には相応の学力が求められます。

1月20日の八千代松蔭の入試を前に、これらのチャレンジ校に挑戦し、合格を確保できれば、
精神的に余裕を持って本番に臨むことができるでしょう。

◆ 同等校

偏差値や校風が近く、併願されることが多い学校としては、

千葉日本大学第一中学校日出学園中学校成田高等学校付属中学校などが考えられます。
これらの学校も、千葉県内で安定した人気を持つ中堅校です。

特に、大規模なキャンパスでのびのびとした学校生活を送りたいと考える生徒にとって、魅力的な選択肢となるでしょう。
入試日程や問題の相性などを考慮し、自分に合った学校を選ぶことが大切です。

◆ 安全校

着実に合格を確保しておきたい安全校としては、昭和学院中学校二松學舍大学附属柏中学校などが挙げられます。
これらの学校は、八千代松蔭中学校の入試日よりも前に複数回の入試を行っていることが多く、
早い段階で合格を一つ手にしておくことで、安心して以降の入試に臨むことができます。

面倒見の良い校風の学校も多く、進学後の学校生活を具体的にイメージしながら選ぶと良いでしょう。

5 進学実績

八千代松蔭中学校・高等学校は、国公立大学や難関私立大学へ、安定した合格実績を誇っています。

内部進学生の2023年度大学合格実績を見ると、国公立大学に17名
早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学といった難関私立大学に20名
GMARCH(学習院大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)に61名が合格しています。

これは中高一貫の6年間で、生徒一人ひとりの持ち味を生かし、着実に学力を伸ばしてきた成果と言えるでしょう。

特に、2024年度からスタートした中学IGSコースの卒業生が大学受験を迎える頃には、
さらに進学実績が向上することが期待されます。

多様な進路希望に対応できるカリキュラムと、手厚い進路指導体制が、生徒たちの夢の実現を力強くサポートしています。

6 まとめ

八千代松蔭中学校は、広大なキャンパスという恵まれた環境の中で、
生徒一人ひとりの個性を尊重し、文武両道を実践できる魅力的な学校です。

2024年度からスタートしたIGS(6ヵ年特進)コースにより、難関大学への進学を目指す生徒にとっても、
さらに注目度が高まっています。

多様な仲間たちと切磋琢磨しながら、充実した6年間を過ごしたいと考える受験生にとって、
まさに理想的な環境と言えるでしょう。

中学受験は、お子様一人ひとりの学力や個性に合わせた、きめ細やかな対策が合格への鍵となります。
オンライン・完全個別指導塾Soleadoでは、経験豊富な講師が、マンツーマンでお子様の学習を徹底的にサポートします。
八千代松蔭中学校の受験をお考えの方は、ぜひ一度、Soleadoの無料学習相談にお申し込みください。
専門の講師が、お子様の状況に合わせた最適な学習プランをご提案させていただきます。

一緒に、第一志望校合格の夢を叶えましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です