【中学受験】東京都市大付属中の偏差値が伸びている?!

みなさんからの応援が
ブログ執筆をする上で、
大変な励みになります。
ぜひ、上のリンクをクリックをお願いします。
はじめに:注目の上昇トレンド
東京都市大学付属中学校は、近年中学受験市場で急速に存在感を高めています。
この3年間で偏差値が4ポイントも上昇し、
今や「都心の理系教育拠点」として多くの受験生や保護者から注目されています。
背景には東京都市大学自体の人気上昇があり、大学と中高一貫校の評価が相乗効果を生んでいる状況です。
東京都市大付属中の紹介記事はこちら
データで見る上昇傾向(2023-2025年度)
データからも東京都市大付属中の人気と実力の伸びが明らかです。
四谷大塚の偏差値推移を見ると、2023年度は52、2024年度は54、
そして2025年度には56と着実な上昇を記録しています。
受験倍率も同様に上昇傾向で、第1回入試は2.1倍から2.5倍、2025年度には2.8倍に達しています。
第2回入試も1.8倍から2.3倍へと高まっています。
さらに、合格者の平均点も上昇しています。
算数では過去3年間で12%、理科では9%の上昇が見られ、受験生の学力レベルが高まっていることが伺えます。
問題の難易度自体は大きく変わっていませんが、基礎力と応用力の両立が求められる入試となっています。
偏差値上昇の5つの要因
東京都市大付属中の偏差値上昇には、いくつかの明確な要因があります。
まず、大学ブランド力の向上が挙げられます。
東京都市大学は就職率98%という実績を誇り、保護者の間で「就職に強い理系大学」としての評価が定着しています。
世田谷キャンパスには新しい図書館や研究棟が整備され、学習環境も大きく向上しました。
理系教育の強化も見逃せません。中学1年からプログラミングが必修となり、
理系分野への興味や基礎力を早期に身につけるカリキュラムが組まれています。
また、東工大OBの講師による特別講座も実施されており、最先端の学びに触れられる機会が増えています。
進学実績の伸びも大きな魅力です。2025年には東京工業大学への合格者が5名と、3年前の2.5倍に増加しました。
指定校推薦枠も早慶やMARCHといった難関大学まで拡大し、進路の選択肢が広がっています。
アクセスの利便性も人気の理由です。
二子玉川駅から徒歩7分という立地は、都心からの通学圏を大きく広げています。
新宿や渋谷からも通いやすく、多方面から受験生が集まる環境となっています。
コロナ禍以降、教育ニーズも変化しました。
少人数制授業の評価が高まり、オンライン対応の早さも保護者から支持されています。
こうした時代の変化に柔軟に対応する姿勢が、受験生と保護者の安心感につながっています。
大学の人気上昇と連動
東京都市大学自体も近年急成長を遂げています。
「就職に強い理系大学」として企業との共同研究が増加し、トヨタや日立など大手企業との連携実績も豊富です。
新たに人工知能学部が設置されるなど、時代の最先端を行く学部編成も注目されています。
この大学人気の高まりは、附属校にも波及しています。
内部進学者の多くが東京都市大学へ進学し、高校からの外部受験者も増加傾向にあります。
大学と中高一貫校の連携が、受験市場での競争力をさらに高めています。
今後の予想(2026-2028年度)
今後も東京都市大付属中の人気と偏差値上昇は続くと予想されます。
2026年度には偏差値57、2028年度には59に達し、都内中堅校のトップ層に名を連ねる見込みです。
受験戦略も変化し、第1回入試の倍率は3倍を超えると予想されます。
合格最低点もさらに上昇するため、より高い学力と入試対策が求められるでしょう。
受験対策のポイント
東京都市大付属中の合格を目指すには、科目ごとの対策が不可欠です。
算数では関数やグラフ読み取りといった基礎問題が頻出し、計算速度が合否を分けるポイントとなります。
ミスを減らし、確実に得点できる力を養うことが重要です。
国語は説明文や物語文、詩がバランスよく出題されます。文章量が多いため、速く正確に内容を把握する力が必要です。
特に要旨や筆者の意図を読み取る問題が多く、詩の表現技法も押さえておきましょう。
漢字や語彙の知識問題も頻出するため、日々の積み重ねが大切です。
記述問題は配点が高いので、簡潔かつ論理的に答える練習をしましょう。
理科では実験問題や都市大の研究テーマに関連する出題が多く、
時事問題やSDGsに関する知識も問われる傾向があります。
日頃からニュースや理科の最新トピックに触れておくことが役立ちます。
社会は地理・歴史・公民から幅広く出題され、資料やグラフの読み取り力が求められます。
地理では地図や地域の特徴、歴史は出来事の背景や流れを理解することが重要です。
公民では時事問題や現代社会の仕組みがよく出ます。
記述問題では理由や背景を説明する力が必要なので、普段から「なぜ?」を意識して学習しましょう。
ニュースに関心を持つことも得点アップにつながります。
まとめ:狙い目の学校
東京都市大付属中は、理系教育に興味があるご家庭、大学までの一貫教育を重視したい方、
そして都心の利便性を求める保護者にとって、今まさに狙い目の学校です。
進学実績や教育環境の充実ぶりはもちろん、時代のニーズに合わせた柔軟な対応力が大きな魅力となっています。
Soleadoでは、都市大付属中対策として理系問題の早期対策、
最新の出題傾向分析、面接シミュレーションを重視した指導を行っています。
受験に関する無料相談も随時受け付けていますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。








