【中学受験】やる気が持続する！目標シート作成ワークショップ

中学受験は、親子が一緒に歩んでいく長い道のりです。

親が熱心に取り組んでいても、子どもが受験に対して前向きになれなければ、勉強のモチベーションは続きません。
一方で、子どもだけがやる気に満ちていても、親のサポートが不十分だと、スムーズに学習が進まないこともあります。

成功の鍵は、親子が同じ目標を共有し、一緒に歩んでいくことです。
そのために、まずは目標を明確にし、受験勉強の道筋を整理してみましょう。

まずは最終目標を書き出してみる

最初に取り組んでほしいのは、最終目標を決めることです。

ここで大切なのは、親子で相談せずにそれぞれが考えてみることです。
親は「この学校に合格してほしい」と思っているかもしれませんが、
子ども自身は「この学校に行きたい」と思っているでしょうか。
逆に、子どもが漠然と「この学校に行く」と考えていても、
親が具体的なサポートの方法を考えていなければ、途中でつまずくこともあります。

紙とペンを用意し、親と子どもがそれぞれ「自分が目指す最終目標」を書いてみましょう。
例えば、「〇〇中学校に合格する」「入学後も楽しく過ごせる学校を選ぶ」「受験勉強を頑張って自信をつける」
といった目標が出てくるかもしれません。

それを見比べて、親子で話し合い、最終的な目標をひとつ決めましょう。
このプロセスを通じて、親子の意識をすり合わせることができるはずです。

途中の目標を設定してみよう

最終目標が決まったら、そこに到達するまでの途中の目標を考えます。
受験勉強は長期間にわたるものなので、
「合格する」という大きな目標だけではモチベーションを維持するのが難しくなります。
そのため、いくつかの小さな目標を設定し、達成感を味わいながら前進していくことが大切です。

途中の目標は、学習面に限らず、幅広く設定して構いません。
たとえば、「次の模試で偏差値〇〇を取る」「1日2時間は集中して勉強する」「漢字の練習を毎日する」
といった具体的なものが考えられます。

また、学校での生活に関する目標も良いでしょう。
「授業中に積極的に発言する」「友達と意見交換をする」「毎日決まった時間に宿題を終わらせる」など、
受験に向けて規則正しい生活を整えることにもつながります。

さらに、ゲームや趣味の時間についても目標を決めておくと、息抜きの時間を適切に管理できます。
「勉強が終わったら30分だけゲームをする」「週に1回は好きな本を読む」といったルールを作ることで、
勉強の合間にリフレッシュする習慣をつけることができます。

受験勉強の全体像をイメージしよう

小学生にとって、「受験勉強」というものがどのようなものなのか、はっきりとイメージするのは難しいものです。
ただひたすら机に向かって勉強をしなければならないという印象を持ってしまうと、やる気を失ってしまうこともあります。

そのため、目標シートを作成する際には、
「受験勉強は色々なことをしなければいけないもの」「勉強だけでなく、楽しいことも取り入れられるもの」
というイメージを持たせることが重要です。

例えば、「社会の歴史をマンガで学ぶ」「理科の実験動画を見て理解を深める」「休憩時間には好きな音楽を聴く」など、
受験勉強の中に楽しさを取り入れる工夫を考えるのも良いでしょう。

こうすることで、子どもは「受験勉強はただ辛いものではなく、さまざまなことに取り組めるんだ」と
ポジティブに捉えることができます。

目標シート作成でやる気を持続させよう

受験勉強を成功させるためには、計画的に学習を進めることが不可欠です。
しかし、ただ計画を立てるだけではなく、その計画を続けるためのモチベーション管理も同じくらい重要です。
目標シートを作ることで、自分がどこに向かっているのか、今何をすべきなのかが明確になります。

オンライン・完全個別指導塾Soleadoでは、一人ひとりの学習状況に合わせたカリキュラムを提案し、
受験までの道のりをサポートしています。

オンラインだからこそ、自宅でリラックスした環境で学習ができ、時間の管理もしやすくなります。
受験勉強を計画的に進め、着実に目標へと向かっていくために、ぜひ目標シートを作成してみてください。

親子で一緒に目標を考え、それを共有することで、受験勉強はより実りあるものになります。

受験に向けてしっかりと準備を進め、目標達成に向けて頑張っていきましょう！