鹿児島県公立高校入試のしくみ

前回沖縄県の公立高校入試のしくみを述べましたので、今回は鹿児島県を述べていきます。

鹿児島県公立高校入試も、学力検査調査書の2つの要素で評価されます。

鹿児島県公立高校入試のしくみ

鹿児島県公立高校入試は、一般選抜(第一次選抜)と第二次選抜の2段階で行われます。

一般選抜(第一次選抜)

学力検査

学力検査というのはいわゆる入学試験です。
これが各教科90点満点で合計450点満点です。

5科目の試験が行われますが、
学校によっては実技試験や面接が行われます。
各学校の入試要項を確認しましょう。

調査書

内申書とよく言いますが、入試においては調査書と呼ばれます。
単純に、通知表の数字でイメージしてもらって大丈夫です。
9科目が5段階で評価されています。この部分を学習の記録と言います。
点数になるのはこの部分ですが、
それ以外の部分(探求の時間、行動の記録、出欠の記録、所見など)もみられます。

調査書の得点ですが、3年生の成績を使います。
主要5科目の評定(5段階✖️5科目)を2倍します。
つまり、50点満点です。

そして、実技4科目(5段階✖️4科目)を20倍します。
つまり、400点満点です。

この2つを足したものが調査書の点数です。
つまり、450点満点になります。

合格判定

合格判定は上記を足して行います。
つまり、900点満点ですね。
点数が高い順に合格とします。

学力検査と調査書の比率は1:1です。
普段の学習が非常に大切な入試といえます。

第二次選抜

  • 一般選抜(第一次選抜)で合格者が募集定員に満たない場合に実施されます。
  • 開陽高校は第二次選抜を実施しません。
  • 実施校及び募集枠は、一般選抜の合格発表日(3月13日)に公表されます。
  • 選抜方法は、各実施校によって異なります。

一次選抜(一般選抜とも呼ばれます)で合格者が定員未満の時に実施されます。
実施校や募集枠は一次選抜の合格発表日に公表されます。
ただし、開陽高校は二次選抜を実施しないことになっています。
選抜方法は各学校によって異なるので、要項を確認してください。

合格のために

調査書対策

まず、調査書対策です。

これは、特別なことをするわけではありません。

毎日の授業をしっかりと受ける。
授業には自分のやり方で構いませんので、積極的に参加する。
宿題・提出物は必ず期限内に提出する。
定期考査で得点できるように工夫する。
失敗してしまったものに対して、反省し、次回工夫をする。

以上のことをしていることが先生に伝わるように生活をしましょう。

学力検査対策

まずは、普段の学習をしっかりと行いましょう。
大切なのは基礎知識をしっかりと固めることです。

その上で、過去問を解いてみてください。
時間配分はうまくできましたか?
苦手科目・範囲は何でしたか?

そして、目標点は何点で、自分は何点取れましたか?

このような学習を計画的にコツコツと進めていきましょう。
訳もわからずにとりあえず量をこなす、という勉強で合格することは
理論的には可能でしょうが、
実際問題それを続けることは難しいと思います。

いつまでに、何をやるのか。
それは何のためなのかをはっきりさせて勉強を進めていきましょう。

もちろん、先生に相談しながら進められるといいですね。
Soleadoは完全個別指導塾ですから、
各生徒さんに合わせた進度で学習を進めて行けます。

もちろん、過去問を実施する際の目標、課題点など
相談しながら、各生徒さんに合わせて指導ができます。

合格を目指す皆さん、ぜひ一緒に学習をしませんか?
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参考情報です

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