石川県 公立高校入試のしくみ

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石川県公立高校入試とは

石川県公立高校入試とは、石川県の公立高校に進学するための試験です。

石川県の公立高校進学を志望している皆さんは必ず受験しなくては行けません。

内申点、入学試験。色々ありそうで、大変そうで。
不安はたくさんありますよね。

でも、心配は入りません。
受験するのは皆15歳の中学生です。

どんな入試のしくみなのかを知り、
きちんと準備をすれば、恐れる必要はありません。
では、どんなしくみなのかを見てみましょう。

石川県公立高校入試のしくみ

調査書

まずは調査書、いわゆる「内申点」です。

これは、学習の記録の部分が得点化されます。
中学1年生の時の9教科・5段階評価が合計45点満点。
中学2年生の時の9教科・5段階評価が合計45点満点。
中学3年生の時の9教科・5段階評価は2倍されて合計90点満点。
以上を合計して、180点満点となります。

これが、調査書の点数です。

入試の種類

石川県公立高校入試では推薦入学と一般入学の2種類の入試があります。

推薦入学

一部の普通科、そして多くの専門学科、総合学科で推薦入学が行われます。
募集人員は普通科で定員の10〜15%、その他の学科で25%以内とされています。

各学校が定めた推薦基準を満たす必要があります。
この基準は各学校から発表されているものを調べる必要があります。

さらに、中学校長の推薦が必要です。

2月に行われる検査では学力試験は行われません。
調査書、推薦書、志望理由書は事前に提出するものです。
これらは当然選抜に使われます。
当日は全受験生に対して面接が行われます。
そして、学校・学科によっては作文が、
そして多くの芸術系や体育系の学科では適性検査が実施されます。

これらを総合して選抜が行われます。

一般入学

これがみなさんがイメージする入試でしょう。
3月に入試会場に行き、学力検査を受けます。
各教科50分、100点満点で合計500点満点です。

多くの学校で面接が実施され、さらに芸術・体育系の学科では適性検査が行われます。

選抜は学力検査の結果(500点満点)と調査書(180点満点)の合計、
そして、実施した学校では面接や適性検査の結果もプラスして選抜します。
この際、学力検査の結果は教科によって傾斜配点を行うことができます。
指定した教科の得点を2倍以内で重視することができます。

選抜

「審査は、調査書及び成績一覧表による内申と学力検査の結果との
相互関係等を十分考慮して行うものとする。」

とあるだけで、学力検査と調査書がどのくらいの割合なのかは発表されていません。

しかし、「相互関係等」とありますから、
単純に足し算をするわけではなさそうです。

学力検査の結果、調査書の結果を点数順に並べ、
両者の順位を総合的に考えることになりそうです。

例えば、学力検査で上位、調査書で上位の場合は合格。
逆に両者とも下位の場合は不合格。
ここまではいいと思います。
では、学力検査は上位、調査書が下位。
それに対して、学力検査で下位、調査書が上位。
この場合、(どのようなロジックかは分かりませんが)
調査書上位の合格もありうるということです。

もちろん、ロジックは作られているはずですので、
むやみやたらと調査書上位が合格するというわけではありません。

また、学力検査上位の生徒さんが不合格、下位の生徒さんが合格の場合
「逆転が起こった!」
「やっぱり内申点が大きいんだ!」
となりがちです。

何が言いたいのかというと、調査書は大切です。
でも、学力検査も同じように大切だということです。

データを見ると、学力検査で50点くらいの差だと逆転がある場合もあるようです。

学力検査の難易度

石川県は全国学力・学習状況調査の結果をみると、上位の常連です。

つまり、平均的に学力が高い都道府県に入ると思われます。
そのような県で平均点が250点を少し超える程度、つまり、50%程度の得点率です。

このようなことを考えると、全国的にみても難易度の高い学力検査だといえます。

中学1年生の時からの学習をしっかりと進めることと、
受験勉強をしっかりとやることの両方が必要だといえます。

地域によっては地震の影響で現在も大変な場所もあるかもしれません。

我々にお手伝いできることがあれば、ぜひお声がけください。
オンライン塾だからこそできることもあると思います。

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