本当に公立高校のメリットとデメリットをご存知ですか?

公立高校と私立高校、どちらを選ぼうか迷ってしまうという声をよく耳にします。

もちろん、学校の特色がありますので、それを理解して進学することが前提となります。
その上で、今回は公立高校の良い点を述べていきたいと思います。

多様性と地域との連携

ダイバーシティなどが叫ばれる時代ですが、多様性という点では公立高校はまさにぴったりでしょう。

そもそも、公立高校は地方自治体によって運営されており、
すべての生徒に対して教育の機会を平等に提供することを目的としています。

これは、教育の公平性を重視する家庭にとって大きな魅力です。

公立高校は、地域社会に根ざした教育を提供し、
多様な生徒が集まる環境であるため、
さまざまなバックグラウンドを持つ生徒たちとの交流を通じて、
社会性や協調性を育むことができます。

また、公立高校は、地域社会と密接に連携しており、
地域の文化や産業に関連するプログラムを提供することがあります。
これにより、生徒は地元の産業や文化を深く理解する機会を得られるだけでなく、
地域社会に貢献する意識を育むことができます。

また、地域の企業や団体とのパートナーシップを通じて、
インターンシップや職業体験など、実践的な学習機会を提供することもあります。

そして、先生も多様性を身につけています。
公立学校の先生は異動があります。

様々な地域に行き、様々なレベルの生徒さんを教えてきています。

そのような中で身につけた教育スキルは素晴らしいものだと思います。
また、公立の先生の研修は国・地方自治体が決めたものですから、
ここで得られるスキルもとても素晴らしいものです。

このような場で教育が受けられるというのは素晴らしいメリットでしょう。

部活動

これは私立高校と比べてという意味ではないかもしれません。

公立高校は部活動がさかんです。
中には、特別に強い部活があるかもしれませんが、
多くの部活は初心者から上級者まで様々な人が参加して活動をしています。

本当の意味で楽しんで活動しているという部活動も少なくありません。

自立心を育む

公立高校は、私立高校に比べて校則が緩い傾向があります。

一時期は「ゆるいだけ」ということも見受けられましたが、
近年はそのようなことは少ないようです。

公立の学校の先生は生徒は自分で考え、行動することを求めています。

これは、自立心を育む上で重要なことです。

進路指導

公立高校には、進路指導の担当がいます。
生徒一人ひとりに寄り添い、最適な進路をアドバイスしてくれます。

そして、近年では多くの都道府県で
進学指導に力を入れる学校が指定されてきています。

そのような学校は大学進学に力を入れているので、
大学進学を目指すならば、進学を考えてもいいでしょう。

一方、それ以外の学校でも特色ある進路指導が行われています。

それぞれの生徒さんの適正・希望を叶えるべくアドバイス・指導が
行われるというのも公立学校の特色です。

経済的な負担

これが一番大切、というわけではありませんが、選ぶ際に重要なポイントになります。

公立高校は、基本的に授業料が無料または非常に低額であるため、家計に優しい選択肢です。

教科書や制服、その他の学校関連の費用は発生しますが、私立高校と比較して総合的な費用は格段に低く抑えられます。
ある調査では「学校教育費」(学校で教育を受けるために必要なお金)の平均は
公立高校では年間31万円、私立高校では年間75万円という結果もあります。

それほど単純ではないでしょうが、倍くらいの差があるというのも事実。

これにより、経済的な理由で高等教育を受けられないという事態を避けることができ、
すべての生徒に高校教育を受ける機会を提供します。

最後に

  • 公立高校には、様々な特色高校があります。自分の興味・関心に合った特色高校を選ぶことも大切です。
  • 公立高校入試は、私立高校入試よりも難易度が高い傾向があります。早めに準備を始めることが大切です。

Soleadoでは、公立高校入試対策に最適化した指導を行います。

入試問題の分析や過去問演習などを通して、合格を目指すことができます。

公立高校進学を目指している場合は、ぜひ当塾の活用をご検討ください。

最後に

公立高校は、子供にとってかけがえのない場所です。保護者の方には、お子様の公立高校進学を応援していただくようお願いいたします。

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