慶應中等部 24年 社会 〜フェアトレード〜

受験生の皆さん、お疲れ様でした。
慶應中等部の問題が手に入りましたので、1問見てみたいと思います。

問題1

発展途上国の人々の生活が成り立つように、「公正な価格」で取引された商品」にはどの認証マークが付いていますか。

解答1

これはできたでしょうか?正解は「フェアトレード」のマークです。

フェアトレードとは、ものを公正な価格で買うことです。

特に発展途上国の産物は異常に安い価格で買い叩かれることがあります。
その結果、先進国では安く物が買える・豊かな生活ができるのです。

しかし、我々が安いものを手に入れるためにはどこかに無理があるはずです。
例えば、安い賃金で働いている人がいる、廃棄物(ごみ)を正しい方法で処理していない、
自然を破壊している、などです。

それが続けば当然「サスティナブル」ではなくなります。
その解決策として「フェアトレード」なのです。

このマークがついているものはフェアトレードが行われているものです。
つまり、我々は若干高い価格で買うことになります。

しかし、その分発展途上国の人々は正当な賃金をもらい、
児童労働なども少なくなり、自然保護にもつながるでしょう。

問題2

商品に認証マークが付いていると、消費者はそれがどのような商品であるのかを知ることができます。では、その商品を売る企業にとって、認証マークを付けることにはどのような意味があると考えますか。20字以上50字以内で答えなさい。

解答2

さて、これはどうでしょうか?

まず、注意して欲しいのは「何を問われているか」です。
この場合は「商品を売る企業にとって」どのような意味があるか、です。

誤答例
・ フェアトレードをすることで、発展途上国の人々の貧困問題が解決される。
・ フェアトレードをすることで、発展途上国の環境問題の解決につながる。

さて、上の回答例のどこが間違いかわかりますか?

「商品を売る企業にとって」どのような意味があるかではなく、
「発展途上国の人にとって」どのような意味があるかになっています。

では、正解はなんでしょう。

フェアトレードをしている企業というのは
わざわざ発展途上国に行って高い価格でものを買ってくる企業です。

普通なら、そんな企業が売っているものは
「値段が高い!」
と言われ、買ってもらえないでしょう。

では、あなたがその企業のものを買うとしたら、なぜか考えてみてください。

それは、「この企業は貧困や環境問題に取り組んでいる素晴らしい企業だ!」と思うからでしょう。

これを企業の立場から考えてみてください。
フェアトレードをすることで、とても良い企業だというイメージを持ってもらえます。
さらに、貧困・環境問題に取り組むことで持続可能な世界を作ることができます。
これらはその企業の利益にもつながるでしょう。

正解
・ フェアトレードをすることで、企業のイメージが良くなる。
・ サスティナブルな世界を作り、企業活動も持続可能なものになる。

当塾の授業

当塾では、知識の暗記だけで終わらない授業を目指しています。

なぜならば、現在の入試問題は知識の暗記だけでは解けないから。
いい例が、今回取り上げた問題です。
大学入試共通試験もその例でしょう。

筆者(青山)が授業で使っているサイトがあります。
ここのフェアトレードが出ているところのLINKを貼っておきます。

LINK:社会科プリントサイト

また、Youtubeなどで学習に役立つ動画などの紹介もしています。
授業中に全て見ることは時間の関係で難しいですが、
家で時間のある時に見ていただければ問題の理解につながります。

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