国語・読解ができるようになる秘密「逆接の接続」

国語の読解が苦手で、授業をしっかりと受けている。
参考書も読んで勉強している。
模擬試験の解説なども読んでいる。

そして、それらの内容も理解できるし、
書いてあることは「そうだよね」と思える。

でも、実際に自分で得点が取れないんですよね。

そんな人はたくさんいると思います。
あるいは、お悩みの保護者様も多いと思います。

それに対して、どうしたらいいのか、一つ述べてみたいと思います。
今回のテーマは逆接の接続です。

逆説の接続って何?

「しかし」「だが」「でも」などの接続詞、あるいは「〜が、」のような形があります。
この前と後が逆の内容になるというのが逆接です。

例をあげましょう。

日本は豊かな国だ。しかし、自分が豊かだと思っている日本人は少ない。
彼はとても強いテニスプレーヤーだ。だが、優勝したことは一回もない。

いかがでしょうか?
青のマーカーの部分と赤のマーカーの部分が反対の内容ですね。
日本が豊かな国ならば、その国民は自分が豊かだと思っているのが普通です。
とても強いテニスプレーヤーならば優勝したことはあるのが普通です。
でも、後半はそれと反対の内容が書いてあります。

では、なぜこのようなことをするのでしょうか?

では、上の例文を使って、もう少し長い文章にしてみましょう。

A君は両親がプロのテニスプレーヤです。
小さい頃からテニスの英才教育を受けてきました。
彼自身もテニスに夢中になり、グングンと腕前が上がりました。
16歳でプロテニスプレーヤーになり、
素晴らしいコーチにも恵まれ、素晴らしい勝率を残します。
20歳になった時、彼は誰もが認める強いテニスプレーヤーになりました。
しかし、彼はどうしてもトーナメントで優勝できないのです。
(以下略)

いかがでしょうか?

まず、「彼は誰もが認める強いテニスプレーヤーになりました。」と書いておいて、
「しかし、優勝できない」
と書いてあります。
「しかし」の前後が矛盾している内容なのです。
文章を書く側はこうして読者に強い印象を与えているのです。

ということは、そもそもここは強い印象を与えたいということです。
じゃあ、「大切なところ」ですよね。

二つの文が逆接でつながっている時。
そこは作者が強調したい部分であることが多いのです。

結局、大切なのは・・・

逆接でつながっている時大切なのはどっちでしょう。

二つの文章を考えてみましょう。

家の手伝いは大切だ。しかし、勉強も大切でしょう。
勉強は大切だ。しかし、家の手伝いも大切でしょう。

赤と青を入れ替えただけです。
これに物語性を入れてみましょう。

B君は高校2年生です。受験を意識して塾に通っています。
彼の家はお店を経営しています。

今度の日曜日、店は非常に忙しいのでお手伝いをしてほしいと言われています。
同時に、その日曜日塾で模擬試験があります。解説授業もあるそうです。
どっちに行こうか迷っているBくん。

そこに人手が足りなくて困っている家の人と
B君の成績を上げたい塾の先生がそれぞれB君に話しかけます。

家の人と塾の先生。
それぞれB君に言った内容は①、②どちらですか?
答えは次のところをクリックしてください。

家の人 ②

塾の先生 ①

以上のことから、
家の手伝いは大切だ。しかし、勉強も大切でしょう。
という文章は、「勉強が大切でしょ!」と言いたいことがわかります。

同様に
勉強は大切だ。しかし、家の手伝いも大切でしょう。
という文章は「家の立つ台が大切でしょ!」と言いたいのです。

つまり、逆説の後半部分が大切なのです。

実際に問題を解くときにやるべきこと

まず、逆接の接続を見つけたら線を引きましょう
私が指導しているのは、「しかし」「でも」などは逆三角(▽)で囲む。
そして、その後の部分に線を引いておく。

その結果、
・ その部分は重要な部分である(可能性が高い)
・ その後の部分(=線を引いた部分)が問題の答えになっている・ヒントになっている部分である(可能性が高い)
ということがわかります。

そして、解答を考える時。
選択肢に自分が線を引いてあるところが出てきたらそれを使う。
抜き出し・文章記述の時に積極的にこの部分を使う。

必ず、考える時にその部分を使うことが出てきます。

間違えても構いません。
まず、「手順」を学びましょう。

解答と解説を見たら

解答と解説を見て、
「なるほど。」「こうなるのね。」
と思う。
大切なことです。

ところで、あなたが線を引いたところは考える時に使われていますか?
線を引いたところが考える時に使われているならば。
じゃあ、なぜ答えに辿り着かなかったのか。

使われていないならば。
大切な部分が見つけられていないということです。

線を引くのは、逆接の部分だけではありません。
このようなテクニックをたくさん学んでいくことで、大切な部分が見つけやすくなります。
もちろん、内容から見つけることも大切です。

いずれにしろ、大切な部分はどこなのか?
どこから答えを見つけていくのか?

ということを学ぶと正解に辿り着きやすくなります。

勉強方法

さて、以上のことをどのように実践するか?
「やってみる」
というのはもちろん必要です。

その上で、ぜひお子様に説明をさせてみてください。
「自分はここが逆接だと思った。だから、線を引いた。」
「自分はこの問題はこう考えた。そうしたら、この線を引いたところを根拠に答えることができた。」

正解していても、間違っていても構いません。
上のようなことを繰り返していくことが大切です。

保護者様でも構いませんし、別の人なら誰でも構いません。

もちろん、塾の先生などならさらにいいでしょう。
このような時、個別指導塾はあなたの助けになることができます!

Soleadoでも、以上のような指導をすることが可能です。
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