合格する人はやっている!過去問演習の取り組み方

過去問演習はなぜやるの?

一生懸命勉強したけど入試では不合格。
模擬試験では合格可能性80%以上だったのに入試では不合格。

受験指導をしていると毎年のように経験することです。
なぜこのようなことが起こってしまうのでしょう?
もちろん、原因は一つではありませんし、ケースバイケースでしょう。

しかし、私の経験上、反省点として繰り返し出てきたことがあります。
それは、過去問演習不足です。

入試問題は全てが同じではありません。
私立の学校はその学校独自の問題。
公立の学校の場合、独自ではないこともあります。

しかし、出題傾向はそう毎年変わるわけではありません。
大問構成、試験時間は同じことが多いです。
よく出題されやすい分野もあるかもしれません。

過去問演習とは

まず、過去問を解いてみましょう。

時間は足りましたか?
できなかった問題はどんな問題でしたか?
何年分かやってみましょう

すると、同じような問題で躓いていませんか?
それが、自分がその学校に合格するために足りない分野です。

時間が足りないのなら、どうすればいいのか考える。
当日初めてやったという受験生はただ圧倒されているうちに試験が終わってしまいます。

「敵を知り、己を知れば、百戦殆うからず」と言います。
この、敵を知る、己を知るということにあたるのが過去問演習です。

これが合格につながる、得点力をつける方法です。

では、どのように過去問演習をしたらいいのでしょうか?

過去問演習はどのように取り組むの?

まず、過去問を用意しましょう。当たり前ですね。
可能なら解答用紙を用意しましょう。雰囲気が出ます。

そして、時間を計って解いてみましょう。

途中でトイレ休憩はなし。
途中で飲み物を飲むのもなし。
時間をどのように使うのかも考えて解いてみてください。

これで演習自体は終わりです。

演習したら何をするの?

まずは採点をしましょう。
自分に厳しく。

記述式が分からない時は・・・
自分で採点してみてください。

そのときに、
「なぜマルなのか」
「なぜバツなのか」
「なぜサンカクなのか」
をきちんと意識してください。

あとで、その理由を説明できるように。

復習をする

そこまで終わったら、復習です。
もう一度問題を読みながら正解をみてください。

どうすれば正解になるかを考えましょう。
覚える、なら覚えればいいことです。
問題文の読み落とし、計算間違え、選ぶ公式が違った、考え方が思い浮かばなかった。

いろいろな反省が出てきます。

それを一つずつ、次はできるようにしていきます。
次に同じ問題が出たときにできますか?

ここまでやったら一段落。
最後に、どの分野の問題ができなかったのかを書き出してみましょう。

この単元、でもいいです。
このような形式の問題、でもいいです。

これをどんどんメモしていきましょう。
何年分かやってみて、このメモを全部見直しましょう。
きっとあなたの苦手な分野がわかります。

このメモこそ、合格への近道です。

そして、これを繰り返すことで、自然に得点力が身につきます。

先生に教わる

以上のことを自分でやっても、問題はありません。

ただ・・・
どうしても、計画通りに進まない。
どうしても、分からなことがある。
本当に自分がやっていることが正しいのか不安。

いろいろな不安があると思います。

何より、指導者に教えてもらうことで効率が良くなります。
塾でも、家庭教師でも相談してみましょう。

Soleado

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今まで数多くの生徒さんの過去問演習のお手伝いをしてきました。

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