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プレジデントオンラインの記事を読みました。
非常に興味深い記事でした。

タイトルは

「書写し」や「蛍光マーカー」には意味がなかった…最新科学で分かった「昔ながらの勉強法」の本当の効果「勉強したつもり」にはなれるけれど…

プレジデントオンライン より

「繰り返し読む」「ノートに書き写す」「蛍光マーカーで線を引く」といった学習法は
実は効果は低い、という記事です。

これは、非常に共感できます。

参考書をいっぱい買って読んでいるけど成績が上がらない。
綺麗なノートを作るけど成績が上がらない。
そのような生徒さんは少なくありません。

これは分かった気になってしまうんだというのは実感していましたが、
それを「流暢性の錯覚」というんだそうです。

同じ文章を2回目に読むとすらすら読めるので「分かった気になってしまう」ということ。
このように説明されると、腑に落ちます。

そして、効果的な勉強をするには「脳に負荷をかける」ことが大切なのだそうです。

確かに、上に挙げた生徒さんたちに
自分の力で問題を解くということを要求すると、
嫌がる生徒さんが少なくありません。

同じ問題を2回、3回と解くことに意味はあると思います。
しかし、それも場合によりけりで、「流暢性の錯覚」が起こってしまうならば
意味がありません。

問題演習をするならば、生徒さんが初めて見る問題(類題であっても)が
大切だと思っています。

色々な部分で自分の経験と合致する記事でした。

安岡康介氏著『科学的根拠に基づく 最高の勉強法』という本に詳しく書いてあるとのこと。
私も読んでみたいと思います。

受験勉強では、「根性で量をやる」ということも必要ではあります。
でも、物量主義になって、根性で頑張れ!というのはやはり無理なんだと思います。

皆さんにより良い勉強法をお届けできるように
私自身も勉強をして行きたいと思います。

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