共通試験 地理ってどんな試験 2

共通試験地理をもう少し見ていきたいと思います。

今回も2024年の共通試験から。
第1問の問5です。

まず、共通試験って第1問が一番難しいように思います。
私がお勧めするのは第1問は最後にやること。
だって、最初に難しいのがくると挫けません?

あと、実際問題ここに時間をかけすぎると後半に響きます。

もちろん、個々人の得意不得意はありますが、
私が受験生だったら第一問から解きたくはないなと思っています。

と言いつつ、今年はそこまで難しい問題はなかったかもしれません。

問題を見てみましょう。

問題

これも、地名の知識はあまり必要ないですね。
カナダ、コロンビア、メキシコ、ボリビアの位置は示されています。
どれがどの国かはわかる必要はありません

純粋に洪水災害が起こる季節を考えればいいだけです。
きっと、気候が関係してくるのでしょう。

解答

地図を見て、それぞれの場所の特色を考えてみましょう。

まず、一番上の円グラフ。これはカナダです。
カナダとわからなくても、ずいぶん北にあるのがわかると思います。

すると、雪が多いはずですから、雪解けの時期に洪水が起こるということが思い浮かびます。

次に、上から2番目のグラフ。これはメキシコです。
右側(東)に海が広がっていますが、ここ(カリブ海)で発生するのがハリケーン
この被害が多いのがこの周辺の特色です。
日本の台風と同じと考えれば、9〜10月に洪水が多くなりそうだということがわかります。

次に一番下のグラフです。これはボリビアです。
どこかわからなくても、ここだけが南半球だということはわかります。
南半球は北半球と季節が逆、つまり降水量が多い夏は12〜2月になります。

以上のことで解けるのではないでしょうか?

まとめてみましょう。

雨が多い季節グラフで一番洪水が多い記号
一番上のグラフ雪解けの季節(3〜5月)
上から2番目のグラフハリケーンの季節(9〜10月)
一番下のグラフ夏(南半球なので12〜2月)
まとめ

これも綺麗に分かれますね。

シが3〜5月、スが9〜11月、サが12〜2月になります。

ということは正解は④だということがわかります。

ちなみに上から3番目のグラフは使わないの?と思われた方もいると思います。
これ、明らかに一番大きいところがないですよね?

熱帯雨林気候なので、一年中雨が降っているのでしょう。

したがって、今回判定には使いませんでした。

何を勉強するの?

ここで必要なのは、それぞれの地域の気候の特色です。

それでも、ケッペンの気候区分で雨温図やハイサーグラフを見分けるというものではありません。
(ちなみに共通試験でそのような問題が出題されたことはありません。私大入試ではないのです!)

アメリカ大陸はこのような問題が出題されやすいのですが、
あくまで「雨が多いのが何月頃か」「洪水はなぜ起こるか」を使って
判定する問題がメインです。

昨日の記事でも書きましたが、
必要なのは「判定する練習」です。

その練習の中で知識を確認していけば十分だと思います。

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あなたのペースに合わせて目標点を目指していきましょう

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