公立高校入試 国語・作文の書き方

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構成

アドちゃんが悩んでいます。

公立高校の国語の問題では、多くの都道府県で作文が出ているわ。
上手く書けないことが多いの。
模擬試験でも得点が低いことがたくさんあるわ。
どうしたらいいのかわからない。

さあ、考えてみましょう。

もちろん、内容も大切だけど、まずは構成を考えましょう。

公立高校・国語の問題ではそれほど長い作文が出るわけではありません。
ですから、「起承転結」などの構成は難しいでしょう。

有名なのは「二段落構成」です。

書き方を考えてみましょう。

二段落構成の書き方

二段落構成ですから、二段落で書きます。

一段落目は主題を書きます。
主題というと難しいですね。では、「結論」でいいと思います。

多くの場合、本文や資料がありますので、その内容に触れて「結論」を書きましょう。

よし。やってみよう。

読書についての問題だね。
資料を読んで、僕は読書はいいことだと思ったよ。
じゃあ、作文するね。

「私は資料を見て、読書はとてもいいことだと思いました。20歳以上の8割以上の人が中学生時代の読書をしたことが大人になってからいい影響を与えていると考えているそうです。さまざまな本を読むことは、自分を成長させます。」

これで第一段落はいいかな?

お!上手に書けたね。

グラフが二つ出ていて、そのうちの一つの内容をしっかり使っているね。
「資料を見て」と問題文にあるから、「資料を見る」ことが必要だね。
資料を見たよ!と採点者に伝えるためには、資料の内容に触れるのが一番。

これで、「自分は資料を見て、読書はいいことだと思った」ことが伝わります。

第二段落では、第一段落のように考えた根拠を書きましょう。
もしできたら、自分の経験・これからの目標などを入れるといいですね。
その時に、「自分はこういう失敗をしたから、今後はこうしたい」とすると、
とても伝わりやすくなります。

文字数が許せば最後にまとめを入れましょう。

いろいろ書きましたが、一番大切なのは根拠。これを必ず入れてください。

じゃあ、続きを書くね。

「僕は小学生の頃ほとんど本を読んでいませんでした。姉はとても本が好きなのですが、中学校の勉強でいろいろな国が出てきた時に、姉は本で読んだことがある、写真を見たことがあると言って簡単に理解していきます。僕は覚えるのにとても苦労しています。読書はさまざまな事柄のイメージをふくらませ、理解につながるものだと感じました。だから、姉におすすめの本を聞いて少しずつ本を読むようにしています。このような経験もあり、今回資料を見て改めて読書は良いことだと感じました。」

どうかな?

うん。よくできているね。

これをSoleadoに送ってごらん。
悪いところは直してもらえるよ!

作文は書く、添削してもらう、が一番効果的な学習方法だよ。

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