作文の練習 〜 保護者のすべきこととは 〜

お子様が入試に向けて作文の練習を始めるこの大切な時期に、
効果的な指導方法をご提案いたします。

作文は単に言葉を紙に書く行為以上のものです。
それは思考力、表現力、そして自己理解を深めるプロセスです。

以下に、入試までの残り10ヶ月、
お子様が作文力を高めるために今から始められる練習方法をご紹介します。

1. 日本語に触れる

良い作文を書くためには、まず豊かな語彙と多様な表現を身につけることが重要です。

やはりおすすめは読書です。
日常的に様々なジャンルの本を読むことで、言葉への感受性を高め、思考の幅を広げることができます。

……というのは正論ですが、実際にはなかなか本を読んでくれないんだよ、
というお悩みはあると思います。

別に読書でなくても構いません。
テレビ、YOU TUBE、雑誌、新聞。
いろいろなものがあります。
(もちろん、選ぶ必要はあります。)
よく考えれば、学校の教科書もいいですよね。

正しい日本語にたくさん触れてもらいたいと思います。

2. 日記をつける

日々の出来事や感じたことを書き留める習慣は、作文の基礎を築きます。
自分の考えや感情を言葉にする練習になり、自然と文章を構成する力が身につきます。

これも、日記を書くとなると大変です。
毎日、今日会ったことを話してもらうというのはいかがでしょうか?

表現が拙い場合、「こういうことだよね?」と聞き返す形で
正しい表現を示してあげてもいいと思います。

意外と有効なのは料理。
料理の手順を伝える・聞くというのは日本語の練習にぴったりです。

レシピを見せて作ってもらう。
レシピを見て、作り方を説明してもらい保護者様が作る。

どちらも、日本語を使う練習としては素晴らしいものがあります。

美味しいご飯を食べるためですから、
お子様も一生懸命になるでしょう。

3. テーマに沿った練習

過去の入試問題や想定されるテーマに基づいて、定期的に作文の練習を行うことが大切です。

時間を測って実際の試験と同じ条件で練習することで、本番での時間管理能力も養われます。

ここでも、過去問演習というのは最高の教材です。
もちろん、過去問だけではなく、
さまざまな問題集でも構いません。

4. フィードバックを活用する

作文を書いた後は、必ず誰かに読んでもらい、
フィードバックを受けることが重要です。

客観的な意見を取り入れることで、自分では気づかない改善点を発見できます。

塾などにお通いの場合、塾にお願いする。
もちろん、学校の先生でも構いません。

フィードバックを受けて、少しずつ改善をしていきましょう。

5. 表現のバリエーションを増やす

同じ意味でも異なる表現で書く練習をすることで、表現力が豊かになります。

例えば、シソーラスを使って同義語や類義語を学び、文章に活かしましょう。

国語の学習で慣用句・ことわざなどを学ぶと思います。
そうした時に、例文を作ってみるというのもいいと思います。

これは漢字でもできます。
漢字練習の時に例文作りをしてみる。

今まで知らなかった言葉を使って文章を書いてみるというのは、
新たな表現を手に入れる方法です。

6. 構成を意識する

一つの作文には、はっきりとした導入、展開、結論が必要です。
これらの要素を意識しながら書くことで、論理的な文章構成能力が身につきます。

これについては、「起承転結」「導入、本論、結論」「二段落構成」などさまざまなものがあります。
おそらく、入学試験で一番多いのは400字以内の作文だと思います。

これでおすすめは二段落構成です。
一方、400字以上になると、それ以上の構成が必要かもしれません。

これについては、指導者に教わってから書き始めるのが一番だと思います。
二段落構成については、以下の記事に書き方を述べましたので、ご参照ください。

7. 多様な書き方を試す

物語、レポート、意見文など、様々な種類の文章を書くことで、
多角的な視点から物事を考え、表現する力が養われます。

難しいことを書きましたが、要するに、いろいろな文章を書きましょう、ということです。
面倒くさがらずに文章にする。

単語で書かないで文章で書く。

お話しする時も同じです。

ちょっとした工夫で作文力の養成になります。

ご家庭で会話をするときも、
できる限り単語で会話をしないようにするだけでも違います。
主語+述語という文章を常に意識しましょう。

8. 定期的な振り返り

定期的に過去に書いた作文を読み返し、成長を確認することも大切です。
自分の進歩を実感することで、モチベーションの維持にもつながります。

これはぜひ保護者様にやってほしいことです。

作文に限りませんが、勉強は成果が非常に見えづらいものです。
頑張って勉強した成果とはなんでしょうか?
偏差値・得点でしょうか。

しかし、これらが伸びるのは大変です。
特に偏差値は自分の得点が伸びても周りが伸びていると変わらないものです。

また、新しい範囲がどんどん出てきますから、
一生懸命勉強しても結局同じ点数ということも少なくありません。

ましてや作文では、点数がなかなか出ませんから、
成果があるのかないのかわからないものです。

そこで、数ヶ月前の作文と今の作文を保護者様に見てもらいたいのです。
努力して成果を実感することができます。

そして、ぜひ一言かけてあげてください。
保護者様からの一言は、受験生が前向きになれる魔法の言葉なのです。

まとめ

これらの練習方法を通じて、お子様が自信を持って作文に取り組めるようサポートしていただければ幸いです。

高校入試はお子様にとって大きな挑戦ですが、保護者の皆様の理解と支援があれば、
確実に力をつけることができるでしょう。

一緒にお子様の成功を目指しましょう。

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作文の指導・添削を実施しています。
ぜひご利用ください。

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