【難関校志望者へ】合格を確実にする「秋の勉強」と不合格になる子の「秋の勉強」の違い

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中学受験の天王山と称される夏休みが終わり、いよいよ入試本番が近づいてくる秋。
この時期の過ごし方は、志望校の合否に直結すると言っても過言ではありません。
夏休みに蓄えた力を最大限に発揮し、合格を確実なものにするためには、戦略的な学習が不可欠です。

しかし、焦りや不安から誤った勉強法に陥り、思うように成績が伸び悩んでしまうお子様も少なくありません。
今回は、難関校合格を確実にする「秋の勉強」と、
残念ながら不合格につながりやすい「秋の勉強」の違いについて詳しく解説していきます。


1 不合格になる子の「秋の勉強」の特徴

秋になっても成績が伸び悩むお子様には、いくつかの共通した勉強法が見られます。
良かれと思ってやっていることが、実は合格から遠ざかる原因になっているかもしれません。

まずは、不合格につながりやすい「秋の勉強」の特徴を具体的に見ていきましょう。

◆ 新しい問題集に手を広げすぎる

秋になると、周囲の受験生が過去問演習を本格化させる中で、
「自分だけが遅れているのではないか」という焦りを感じやすくなります。

その結果、基礎がまだ定着していないにもかかわらず、
次々と新しい問題集や参考書に手を出してしまうケースが後を絶ちません。

しかし、これは非常に危険な勉強法です。
これまで使ってきた教材で学んだ知識が曖昧なままでは、いくら応用問題に挑戦しても、付け焼き刃の知識となり、
本番で通用する実力は身につきません。

むしろ、消化不良を起こし、自信を喪失する原因にもなりかねないのです。

◆ 過去問演習のやり方が間違っている

過去問演習は、志望校合格のために不可欠な対策ですが、そのやり方を間違えると効果は半減してしまいます。

よくある間違いが、「解きっぱなし」にしてしまうことです。
点数だけを見て一喜一憂し、間違えた問題の復習を疎かにしていては、せっかくの過去問も宝の持ち腐れです。

また、時間を計らずにだらだらと解いたり、合格最低点だけを意識して「捨て問」の判断を誤ったりすることも、
本番での得点力を下げる要因となります。

過去問は、現在の自分の実力と志望校との距離を測り、
その差を埋めるための戦略を立てるための最良のツールであることを忘れてはいけません。

◆ 苦手分野から目を背ける

誰にでも苦手な科目や単元は存在します。

しかし、入試が近づくにつれて、「得意科目で点数を稼げばいい」と考え、
苦手分野の克服から逃げてしまうお子様がいます。

確かに、得意を伸ばすことも重要ですが、難関校になればなるほど、総合力が問われます。
苦手分野を放置することは、合格に必要な最低得点を確保できなくなるリスクを高める行為です。

特に、算数や国語といった主要科目の苦手単元は、他の科目の理解にも影響を及ぼす可能性があるため、
早期に対策を講じる必要があります。

◆ 睡眠時間を削って勉強する

「寝る間も惜しんで勉強する」という言葉がありますが、
こと中学受験においては、睡眠時間を削ることは百害あって一利なしです。

睡眠不足は、集中力や記憶力の低下を招き、日中の学習効率を著しく下げてしまいます。
夜遅くまで机に向かっていても、頭が働いていなければ、その時間は無駄になってしまいます。

さらに、生活リズムの乱れは体調不良にもつながり、
入試本番で最高のパフォーマンスを発揮することができなくなります。

心身ともに健康な状態で本番を迎えることが、合格への大前提なのです。


2 合格を確実にする「秋の勉強」の進め方

では、難関校に合格するお子様は、秋にどのような勉強をしているのでしょうか。
彼らに共通しているのは、闇雲に勉強時間を増やすのではなく、質の高い学習を意識している点です。

ここでは、合格を確実にするための具体的な勉強法を紹介します。

◆ 基礎の徹底的な反復と定着

合格するお子様は、秋になっても決して基礎学習を疎かにしません。

むしろ、この時期だからこそ、夏までに使用したテキストや問題集を繰り返し解き直し、
知識の穴がないかを入念に確認します。

一見、遠回りに思えるかもしれませんが、盤石な基礎力こそが、応用問題を解く上での土台となります。
新しい問題に手を出す前に、まずはこれまで学んできたことの定着度を100%に近づけることを最優先しましょう。

特に、模試や過去問で間違えた問題に関連する基礎事項は、徹底的に復習することが不可欠です。

◆ 戦略的な過去問演習

過去問演習は、単に問題を解くだけでなく、本番さながらの環境で行うことが重要です。
試験時間や科目の順番も本番通りに設定し、時間配分の感覚を体に染み込ませましょう。

解き終わった後は、必ず「解き直し」を行います。
なぜ間違えたのか、その原因を徹底的に分析し、同じミスを繰り返さないための対策を立てます。

解説をじっくり読み込み、それでも理解できない問題は塾の先生に質問するなどして、完全に理解するまで取り組みましょう。さらに、志望校の出題傾向を分析し、頻出単元や問題形式を把握することも、効率的な対策につながります。第一志望校は最低でも5年分、できれば10年分を繰り返し解き、問題との「相性」を見極めることも大切です。

◆ 優先順位をつけた苦手分野の克服

苦手分野を克服するためには、まず現状を正確に把握することがスタートラインです。
模試の結果などを参考に、どの単元の理解が不足しているのかをリストアップしましょう。

そして、すべての苦手を一度に克服しようとするのではなく、入試での配点や重要度を考慮して、
取り組むべき優先順位をつけます。

例えば、「この単元を克服すれば、合格者平均点に届く」といった具体的な目標を設定することで、
モチベーションを維持しやすくなります。

苦手分野の学習は、基本的な問題から始め、スモールステップで成功体験を積み重ねていくことが、
自信を取り戻すための鍵となります。

◆ 生活リズムの維持と万全な体調管理

秋以降は、これまで以上に体調管理が重要になります。

毎日決まった時間に就寝・起床し、十分な睡眠時間を確保することを心がけましょう。
小学生の場合、最低でも8時間以上の睡眠が理想とされています。

バランスの取れた食事や適度な運動も、集中力を維持し、免疫力を高める上で欠かせません。
また、就寝前のスマートフォンやゲームは、脳を興奮させ、睡眠の質を下げる原因となるため控えましょう。

規則正しい生活リズムを維持することが、入試本番で最高のコンディションを迎えるための最も効果的な準備なのです。


3 まとめ

中学受験における秋という時期は、学力を飛躍的に伸ばすことができる最後のチャンスであると同時に、
過ごし方次第では失速しかねない危険な時期でもあります。

合格と不合格の分水嶺は、決して学習時間の長さだけではありません。
いかに自分の現状を客観的に分析し、
志望校合格というゴールから逆算して、質の高い学習を継続できるかにかかっています。

不合格になる子の特徴である
新しい問題集への浮気」「解きっぱなしの過去問演習」「苦手からの逃避」「睡眠不足」を避け、
合格を確実にするための
基礎の徹底」「戦略的な過去問演習」「計画的な苦手克服」「万全な体調管理」を実践してください。

もし、秋からの学習計画の立て方や、苦手分野の克服方法にお悩みでしたら、
ぜひ一度、私たちオンライン・完全個別指導塾Soleadoにご相談ください。

Soleadoでは、一人ひとりの学習状況や志望校に合わせたオーダーメイドのカリキュラムを作成し、
経験豊富な講師がマンツーマンで丁寧に指導します。

この大切な時期に、お子様の隣で伴走し、第一志望校合格まで全力でサポートすることをお約束します。

一緒に最後のラストスパートを駆け抜け、志望校合格の栄冠を掴み取りましょう。

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