【中学生】英文法がスッキリ分かる!間違えやすい仮定法の完全マスター法
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英文法の中でも特に多くの中学生が苦手とする「仮定法」。
普段の会話や読解問題で見かけることはあっても、
「なんとなく分かったつもり」で終わってしまうことが多いのではないでしょうか?
しかし、仮定法は高校入試でも頻出であり、しっかりと理解していないと大きな失点につながってしまいます。
今回は、2025年 千葉県公立高校入試の英語の問題を例に挙げながら、仮定法をスッキリ理解できるように解説していきます。
2025年 千葉県公立高校入試の仮定法問題
実際に出題された問題を見てみましょう。
2025年 千葉県公立高校入試 英語 【1】(3)
A: How many books do you read each month?
B: Only one or two. I (ア had イ I ウ time エ more オ wish) to read.
この語句を正しく並び替えると、次のようになります。
I wish I had more time to read.
この文の「wish」という単語を見た瞬間に「仮定法かも?」と気づけることが大切です。
では、ここで使われている仮定法のルールを詳しく見ていきましょう。
仮定法とは?
仮定法は、「現実とは異なることを仮定して話すとき」に使う文法です。
つまり、「もし〜だったらいいのになぁ」「実際にはそうじゃないけど、もし〜なら…」というように、現実とは違う状況を想像して話すときに用います。
例えば、次の2つの文を比べてみましょう。
- I have more time to read.(私はもっと読書する時間がある。)
- I wish I had more time to read.(もっと読書する時間があればいいのになぁ。)
1つ目の文は単なる事実を述べています。
一方、2つ目の文は「現実には時間がないけど、もしあればいいのになぁ」という気持ちを表しています。
このように、仮定法では現実とは違うことを言うために、動詞の時制を1つ過去にずらすというルールがあります。
仮定法過去のポイント
今回の問題では「I wish I had more time to read.」という形が使われています。
この文は、「もし私にもっと時間があったらいいのに」と、現実とは異なる願望を表しています。
仮定法過去のポイントは次の2つです。
- 主語 + wish + 仮定法過去(過去形) →「(今)〜だったらなぁ」という願望を表す
- 現在のことを仮定するときは動詞を過去形にする(ただし、be動詞は主語に関係なくwereを使うのが正式な形)
たとえば、次のような文も仮定法過去の例です。
- I wish I were taller.(もっと背が高かったらいいのになぁ。)
- She wishes she had a pet.(彼女はペットを飼えたらいいのにと思っている。)
仮定法過去完了との違い
ここまで学んだ仮定法過去は、「現在のこと」を仮定する表現でした。
一方、過去の出来事について「もし〜していたら…だったのに」と言いたいときは、「仮定法過去完了」を使います。
たとえば、次のような文です。
- I wish I had studied harder.(もっと一生懸命勉強していたらよかったのになぁ。)
この場合、「実際には勉強しなかったけど、していればよかったのに」という意味を表します。
動詞が had + 過去分詞 になる点が仮定法過去との違いです。
仮定法を正しく理解するための勉強法
仮定法はただ丸暗記するだけではなかなか定着しません。
そこで、次のような学習方法を取り入れると、より確実に理解できます。
1. 仮定法を使った例文を音読する
実際に「I wish I had more time to read.」のような例文を声に出して何度も言ってみましょう。
英語の構造を自然に身につけることができます。
2. 日本語を英語にする練習をする
「もっとお金があればなぁ」「もし猫を飼っていたら…」など、自分の身近な話題を仮定法を使って英語にしてみましょう。
ノートに書くだけでなく、声に出して練習するとより効果的です。
3. リスニングを活用する
ネイティブが実際にどのように仮定法を使うのかを知るために、リスニング学習も大切です。
仮定法を使ったフレーズは映画やドラマ、YouTubeの英語学習チャンネルなどでもよく登場します。
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仮定法のような文法をしっかり身につけるには、 「正しい知識」×「実践練習」 のバランスが重要です。
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まとめ
仮定法は、一見すると難しそうに思えますが、ルールを理解して実践を繰り返せば必ず身につきます。
「wish」を見たら仮定法かも?と気づけるように、普段から意識して学習を進めてみましょう。
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