数学で覚えるべき知識:効率的に学ぶための「覚えるべきこと」と「使えるスキル」
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数学は計算力と理解力が求められる科目ですが、重要な公式や定理を覚えるだけでなく、
日常的に使う基礎的な計算結果を覚えることで、学習効率が格段に上がります。
この記事では、覚えるべき数学の知識を具体的に挙げながら、それをどう活用すればよいかについて解説します。
公式や定理:基礎を押さえる
まず、数学では公式や定理を覚えることが必須です。
これらを知らなければ、問題を解くための道筋が見えません。
以下は覚えておくべき代表的な公式や定理です:
1.1 平面図形の公式
- 三角形の面積: 底辺×高さ÷2底辺×高さ÷2
- 円の面積: πr2
- 円周の長さ: 2πr2
1.2 空間図形の公式
- 直方体の体積: 縦×横×高さ
- 円柱の体積: πr2h
- 球の体積: 4/3πr3
1.3 方程式の基本
- 二次方程式の解の公式:
x=−b±√b2−4ac/2a
1.4 三角比
中学生で学ぶ基礎的な三角比の関係(sin、cos、tan)や、高校数学での加法定理、三角関数の基本公式も重要です。
基本的な数値を覚えるべき理由
数学の演習では、ルートや平方数といった基本的な数値の計算結果を覚えておくと、計算を素早く進めることができます。
また、試験中の時間短縮にもつながります。以下は、ぜひ覚えておきたい具体的な数値の例です:
2.1 平方根(ルート)
- √2≈1.4142≈1.414
- √3≈1.7323≈1.732
- √5≈2.2365≈2.236
- √10≈3.16210≈3.162
平方根の計算は、高校数学のベクトルや三角比でも頻出です。
これらを覚えておけば、近似値を使った問題で迅速に対応できます。
2.2 平方数(11〜20)
平方数を暗記しておくと、因数分解や平方根の問題を解く際に非常に便利です:
- 112=121
- 122=144
- 132=169
- 142=196
- 152=225
- 162=256
- 172=289
- 182=324
- 192=361
- 202=400
2.3 素数(100以下)
素因数分解や最大公約数、最小公倍数の計算では素数の知識が役立ちます。特に以下のような素数は覚えておくと良いでしょう
2, 3, 5, 7, 11, 13, 17, 19, 23, 29, 31, 37, 41, 43, 47, 53, 59, 61, 67, 71, 73, 79, 83, 89, 97
覚えた知識をどう使うか:演習での活用
数学で覚えた公式や数値は、問題演習を通じて活用することで初めて「使える知識」となります。
ただ覚えるだけでは意味がなく、実際の問題で何度も使うことで定着します。
3.1 演習の中で気をつけるポイント
- 公式をただ暗記するのではなく、意味を理解する
例えば、円の面積公式 πr2πr2 は、
「半径を平方して円周率を掛ける」ことで面積が求められることをイメージすると忘れにくくなります。 - 間違えた問題の解き直しを徹底する
演習で出会うミスは、自分の弱点を知るチャンスです。
同じ種類の問題を繰り返すことで、覚えた公式や数値がどのように使われるかを深く理解できます。
数学で覚えるべきその他の知識
4.1 単位換算
物理や化学との関連が深い分野では、単位換算の知識も重要です:
- 1m=100cm
- 1kg=1000g
- 時間と分の換算(例:1時間 = 60分)
4.2 図形の性質
図形問題では、基本的な性質を覚えておくと役立ちます:
- 正三角形の内角はすべて60°。
- 正方形の対角線の長さは √2×辺の長さ
暗記に頼りすぎない注意点
数学では「覚える」ことも重要ですが、考える力を養うことも同じくらい重要です。
公式や数値を覚えたうえで、「なぜその公式が成り立つのか」「どのように使えばいいのか」を常に考えましょう。
また、丸暗記に頼りすぎると応用力が育たないので注意が必要です。
まとめ
数学を効率的に学ぶためには、公式や定理を理解したうえで、
基礎的な数値や計算結果を暗記しておくことが非常に効果的です。
ルートや平方数、素数などを覚えることで、計算スピードが上がり、試験中の時間短縮にもつながります。
そして、それらを実際の問題演習で繰り返し使うことで、確実に身につけましょう。
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