試験で簡単な問題から取り組むための練習方法:得点力を確実にするコツ

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受験生の皆さん、「試験では簡単な問題から取り組むべき」というアドバイスを聞いたことがあるでしょう。

しかし実際には、試験中に「どの問題が簡単か、どの問題が難しいか」を瞬時に判定するのは、かなり難しい作業です。
特にプレッシャーがかかる本番の場では、普段よりも冷静に判断できないことも多いため、
この判定力が得点に大きく影響します。

そのため、「簡単な問題を確実に得点に繋げる力」を養う練習が必要です。

この記事では、「簡単な問題」と「難しい問題」を判定するための具体的な練習方法を2つご紹介します。
これらの練習を日々取り入れることで、試験本番で確実に点を取れる力を身に付けましょう。

模擬試験で「正答率の高い問題」と「低い問題」を予想してみる

まず一つ目の方法として、
模擬試験の際に各科目で「最も簡単な問題」と「最も難しい問題」を予想してみる練習をおすすめします。

具体的には、模試を受けている際に「これは解きやすい」「これは難しい」と感じた問題をメモしておきましょう。
もし試験時間中にメモを取る余裕がなければ、
試験が終わった直後にそれぞれの問題に対する印象をメモに残すだけでも効果があります。

試験結果が返却された際には、予想した問題の難易度と実際の正答率がどれほど一致しているかを確認してみてください。
模擬試験では、一般的に問題ごとに正答率が公表されることが多いため、
正答率をもとに予想との一致具合を検証することができます。

これにより、自分が問題の難易度を客観的に判断できるかどうかを確認できます。

ポイント

この練習では、「自分の感覚が他の受験生とどれほど一致しているか」を知ることが大切です。

例えば、自分が「簡単だ」と感じた問題が実は多くの受験生には難しいと感じられていた場合、
それは自分の得意分野に関する問題であった可能性が高いでしょう。

このように客観的なデータと照らし合わせて確認することで、
自分の得意・不得意分野をより深く理解できるようになります。

模擬試験の結果を活用し、繰り返し練習を行うことで、試験会場でも的確に問題の難易度を判断できるようになるでしょう。

問題に対して「確実に解けるかどうか」を事前に予想してみる

次に、模擬試験や過去問演習の際に、
各問題を解く前に「この問題は自信を持って解ける」「この問題は苦手かもしれない」と予想する練習も有効です。

具体的には、問題に取り組む前に自信がある問題には「〇」、自信がない問題には「✕」の印を付け、
実際に問題を解いた後にその予想と結果が一致していたかどうかを確認してみてください。

この練習方法では、「自分にとって難しい問題」と「自分にとって簡単な問題」を瞬時に見極める力が養われます。
時間制限がある試験では、全ての問題にじっくり取り組むことができないため、
得点に直結する問題を素早く判断して解いていく力が必要です。

この練習を繰り返すことで、問題を見た瞬間に「解けるかどうか」を瞬時に判断しやすくなり、
解ける問題から効率的に得点できるようになります。

ポイント

もし予想と実際の結果が一致しなかった場合には、
「なぜ解けると思った問題が解けなかったのか」「逆に、なぜ解けないと思っていた問題が解けたのか」
を振り返ることが大切です。

解けると予想したのに間違えた問題は、何か重要な要素を見落としていた可能性があるため、
類似の問題に対する解き方を見直してみましょう。

一方で、解けないと思っていた問題が実は解けた場合には、
思った以上に理解が進んでいると捉えられ、自信にも繋がります。

このように、日々の演習を通じて自分の予想と結果を比較し、自己分析を行うことで、試験本番での得点力が向上していきます。

実践で役立つ得点力をつけるために

この2つの練習方法を継続して取り入れていくと、
「自分にとって易しい問題」と「自分にとって難しい問題」がより明確に分かるようになります。

実際の試験の場でも、自信を持って得点しやすい問題に集中することが可能となり、効率的に得点を重ねる力が養われます。

試験では、予想外の難問が出題されることもありますが、
「自分にとって解ける問題」「自分の実力で確実に得点できる問題」に集中することで、
無駄な時間を使わずにスムーズに解答を進められます。

こうして試験本番に備えて日々の演習で難易度を見極める力を鍛えておくことで、
いざ本番でも冷静に問題に取り組むことができるようになるのです。

本番で意識すべきこと

試験本番では、自分にとって解ける問題を確実に得点に繋げることが重要です。

いくら練習を重ねても、難しい問題を本番で急に解けるようになることは少ないため、
試験中は以下の点に気を付けながら問題に取り組みましょう。

  1. 全ての問題を解こうとしない
    試験で苦手な問題に固執しすぎると、時間を無駄にしてしまいます。
    確実に解ける問題から順に解くことで、効率的に得点を積み重ねることが可能です。
  2. 時間を意識し、解く順序を考える
    問題の難易度が高いと感じるものには多くの時間をかけすぎず、先に進む判断力が求められます。
    得点しやすい問題を見極め、時間配分に注意しながら効率よく解答を進めましょう。
  3. 冷静に問題を読み、問われている内容を正確に把握する
    試験中に緊張してしまい、問題を誤読してしまうこともあります。
    落ち着いて問題文を読み、何が問われているのかを理解した上で取り組むことで、
    ケアレスミスを防ぐことができます。

まとめ

試験で「簡単な問題」と「難しい問題」を見極めることは、得点力を最大化するために非常に重要です。

今回ご紹介した2つの方法を実際の模試や過去問演習で繰り返し行うことで、試験本番に備えましょう。
特に、解ける問題を確実に得点に繋げることを意識することで、
時間に余裕を持って問題に取り組むことが可能になります。

自分の得意・不得意を正確に把握し、本番での得点力を最大限に発揮できるよう、日頃から準備を重ねましょう。

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