差値40の高校?親子とも、もう一歩踏み込んで考えてほしい

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最近、偏差値60の我が子が
「自宅から近い偏差値40程度の高校へ進学したい」
と希望しているという親の悩みが話題になりました。

LINK:偏差値60の我が子から「自宅から近い偏差値40程度の高校へ進学したいと言われました…」悩める親の投稿に反響

この投稿に対して、多くの人々が「高校の偏差値は重要だ」との意見を寄せており、
特に大学進学を目指す場合は進学校を選ぶべきだという声が多く集まっています。

確かに、高校で学ぶ内容や周囲の環境は偏差値によって大きく異なり、将来の進路にも影響を与えるものです。
この記事では、偏差値が高い学校に進学することのメリットを「周囲の環境」という観点から考察し、
大学進学を目指す上での重要なポイントを明らかにしていきます。

偏差値が高い学校に行くメリット:周囲の環境が与える影響

偏差値が高い学校に通う最大のメリットは、周囲の友人が努力する環境にあるという点です。

偏差値60の生徒が進学を目指すような学校では、多くの生徒が大学進学を視野に入れており、
「勉強に対する意欲」が高いのが特徴です。

こうした学校では、友人たちが切磋琢磨して学び合うことで、
自然と高いモチベーションを保つことができ、学習に対する競争心も育まれます。

一方で、偏差値が低い学校では、大学進学を目指す生徒が少なく、
周囲の友人と同じように高い目標を持つことが難しいケースが多いです。

もちろん、偏差値が低い学校に通っていても、個々の生徒の努力次第で学力を維持・向上させることは可能です。
しかし、周りに同じ目標を持つ仲間がいないと、意欲の維持が非常に難しくなります。
多くの場合、就職を視野に入れた友人が多いと、進路に対する意識の違いから孤立感を感じることがあるかもしれません。

また、学校内の勉強の進度や内容も、偏差値が低い学校では大学進学を前提としたものではないことが多く、
その結果、学力が伸び悩む原因になることもあります。

偏差値が高い学校では、難関大学受験を視野に入れたカリキュラムが組まれているため、
より高度な学びが得られる一方で、偏差値が低い学校では、基礎的な内容が中心となるため、差が開きやすくなります。

友人関係が学力に与える影響

次に考えたいのは、友人関係が学力にどのように影響するかという点です。

投稿にもあったように、偏差値が大きく異なる学校では、友人同士の会話や価値観に大きなズレが生じることがあります。
偏差値が20も違うと、普段の生活の中で勉強や将来の話題について話が合わないということが頻繁に起こり得ます。

例えば、大学進学を目指す生徒と、就職を目指す生徒の間では、学習の目的やモチベーションに大きな違いがあり、
その結果、深い話ができないことが考えられます。

一方、偏差値が高い学校では、同じような目標を持つ友人たちと切磋琢磨することができるため、
勉強に対する刺激や励ましが得られやすいです。

競争心が高まることで、互いに学び合い、支え合いながら成績を向上させていくことが可能です。
友人との関係が学力向上にプラスに働く場面は数多く見られ、特に受験期には仲間との協力が大きな力となるでしょう。

教師との進路指導の違い

教師との進路指導も、偏差値が高い学校と低い学校では大きな違いがあります。
偏差値が高い学校では、大学進学を前提とした進路指導が行われ、
教師も生徒が志望する大学に合格できるように具体的なサポートをしてくれます。

三者面談などでも、大学や学部の選び方、受験に向けた戦略など、進学に必要なアドバイスが豊富に提供されます。
これは、大学受験を目指す生徒にとって非常に重要なサポートであり、
早い段階からしっかりとした進路指導を受けられるのは大きなメリットです。

反対に、偏差値が低い学校では、進路指導の際に就職が前提となることが多く、
大学進学に対するアドバイスが十分に得られないことがあります。

特に一般入試で大学を目指す場合、偏差値が低い学校ではそのための対策が手薄になりがちです。
そのため、進路指導の質や大学受験に向けた具体的なサポートが不足するリスクがあります。

結論:環境が持つ重要な役割

最終的には、子ども自身が進路を選ぶことが大切ですが、
親として環境が子どもの成長にどれほど大きな影響を与えるかを理解し、
その選択をサポートすることが重要です。

偏差値が高い学校では、学習意欲の高い友人と切磋琢磨でき、教師からの質の高い進路指導も期待できます。
大学進学を目指す生徒にとって、こうした環境で得られる経験やサポートは、受験の成功につながる大きな要因となるでしょう。

一方で、偏差値が低い学校を選ぶ場合でも、
強い意志と自己管理があれば、学力を維持・向上させることは可能です。

しかし、そのためには周囲のサポートが限られている分、
より一層の努力が求められることを理解しておくべきです。

親子でしっかりと話し合い、最も適切な学校を選びましょう。

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