過去問をやってみよう!

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お盆休みも終わりました。
当塾も昨日・一昨日はお休みをいただきました。

さて、お盆休みも終わって勉強ももう一度気合を入れましょう。

さて、ここで一度やってもらいたいのは「過去問」です。
なぜこのタイミングでやってもらいたいのかを述べたいと思います。

長い時間を使える

学校のない日に過去問を全部やってみましょう。
1科目目、2科目目というように時間を測って解いていきます。

往々にして過去問をやるときに一日1科目になりがちです。
意外かもしれませんが、それだけでかなり実力より高い点数が出てきます。

実際の入試ではプレッシャー、疲れ、前の科目に対する後悔。
周りの受験生が賢く見える……。

様々な条件があります。

もちろん、いつもより集中しているなどの良い影響もあります。

全部再現はできませんが、
全科目を1日でできるのはなかなかありません。

是非、実際の入試と同じ時間で全部の科目をやってみてください。

採点結果を見る

採点結果はどうですか?
まだ合格点にいっていないのはしょうがないでしょう。
今簡単に合格点を取れるならば、これから勉強する必要がないわけです。
なかなかそのような状況はないかもしれません。
(点数を維持するための勉強は必要ですが)

今の時点でどのくらい足りないのかをよく分析してください。
それが、これからの勉強の指針です。

もし、現状でほぼ合格点が取れるならば、
その学校は確実に合格する学校にすることができるでしょう。
つまり、第二志望、第三志望の学校で考えることができます。

第一志望の学校の対策に集中したいなら、
ある程度対策をしなくても合格できる学校を用意しておくことも大切です。

分析する

採点・点数を出すだけでなく、
1問1問分析をしてください。

採点する前に予想をしてもいいと思います。
予想「◯」予想「✖️」のどちらかです。

予想「◯」結果「◯」これは最高です。
解き方もバッチリわかっているなら問題なしです。
偶然正解したのなら、それはまずい。
消去法で正解できたのなら、いいんですが、消去法でなくても正解できるといいですね。

予想「✖️」結果「✖️」
これはしょうがないでしょう。
できないのです。
勉強しましょう。

そして予想と結果が違う場合。
自信満々でいたのに間違えたのなら、
何が原因ですか?
ミス?覚え間違い?

いずれにしろ、これは対処しなければなりません。
そして、ここは受験までに確実に◯にしたい問題です。
実際に、正解することは可能な問題だと思います。

自信がなかったのに正解したのなら、これも何が原因ですか?
偶然?ならば、再現性は全くありません。
その場で考えたら正しい解法だった。でも自信がなかったならば、
これも本番までに確実にできるようにしたい問題です。

以上のように分類してみましょう。
そして、「理解している」「実際に正解できた」という問題がどのくらいあるのかを確認します。

2、3ヶ月したら、もう一度解いてみてください。
「理解している」「実際に正解できた」という問題が増えていれば、
やっている勉強が間違いないということです。

今どのような状態かしっかりと記録をしておきましょう。
これは単に得点ということではありません。
何ができるのか、何ができないのかをはっきりさせるということです。

まとめ

今の力はどのくらいか、と言ったとき、
「得点」「偏差値」だけで測れないものもあります。

自分がどのくらい理解しているか、です。

これもしっかりと記録しておくことで、
自分の勉強の様子をはっきりさせることができます。

そのためにも、この段階で過去問をやってみるのはとてもいいことだと思います。

ぜひやってみてください。

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