資料集をどのように活用する?
資料集って、なんとなくあるけど、どう使えばいいのか?
よくわからない人もたくさんいると思います。
一方、なんかよくわからないけど
先生は資料集大好き。
楽しそうに資料集の話をしていますよね。
では、どのように活用すればいいでしょうか。
テキストとテストで目線の違い
生徒さんを観察していると、授業中(自習中)テキストを読んでいる時と、
テスト中(問題演習中)の目線が違う人がたくさんいます。
特に授業中テキストを読んでもらうと、文章ばかり見ています。
自習中調べる時なんかはましてや文章しか見ません。
ところが、テストの時になると資料をたくさん見ています。
(挙げ句の果てに問題文を読み落としました!なんてこともあります)
授業中とテストの時、読むものを一致させていくことが大切ですよね。
どちらかだけを見るのではなく、両方読むことが必要です。
資料集の使い方
では、資料集をどのように使えばいいのでしょうか。
まず、テキストの文章に合わせてテキストに載っている資料・資料集の資料を見てみましょう。
特に、テスト・問題集に出てきたものは要注意!
その資料について教科書にはなんと書いてあるのか。
テストでは何を問われたのかを確認してください。
そして、確認した内容を言葉にしてみましょう.
「この資料は〜ということを表している」
「この資料は〜ということが問題になった。」
これがわかれば、資料の内容を理解したことになります。
先生はこれを問題がなくてもやっています。
ただ、皆さんはそれができなくても大丈夫。
まずは資料の内容をテキスト・問題を参考に理解しましょう。
資料問題に対する心得
自分が志望する学校の過去問を見てみましょう。
最近になればなるほど、資料がたくさん出ていませんか?
近年の入試問題の傾向ですね。
公立高校入試問題でもどの都道府県でも(と言っていいほど)資料問題が出ています。
つまり、資料を見慣れていないとダメなんです。
初見の資料が出たらどうするの?
と思うかもしれませんが、
上記のような勉強法をしていると少しずつ資料の読み方がわかってきます。
少なくとも、他の受験生に負けなければいいのです。
資料集を絶対に見ながら勉強する。
ぜひ心がけてみましょう。