栃木県公立高校入試のしくみ

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栃木県公立高校入試とは

栃木県の公立高校に入学するための試験です。

栃木県では「特色選抜」と呼ばれる、いわゆる推薦入試と「一般選抜」と呼ばれる一般入試があります。

特色選抜

全日制課程の全ての高校が実施しており、定員の30%以内の募集の高校が多くなっています。

選抜方法は調査書、志望理由書、面接は必ず実施され、
これに加えて学校独自検査(学校独自検査、口頭試問、実技など)や小論文、作文が実施されます。

これらを総合的に評価して合否を判定します。

特色選抜で不合格になっても一般選抜を受験することは可能です。
学力検査がないということもあり、人気がある試験です。

一方、特色選抜が2月上旬、3月上旬に一般選抜があるので、
特色選抜から受験すると(合格できなかった場合)受験期間が非常に長くなってしまいます。

そのようなこともあり、令和9年からは入試日程を2月に一本化するようです。
そこでは、1日目の学力検査は全員が受験し、2日目に特色選抜の面接などを実施する予定です。
両方の選抜方式の併願は可能とのことですが、学力検査は全員が受験するという点が変更点です。

令和9年以降に受験する方は気をつけてください。

一般選抜

一般選抜は、学力検査を受験して合否が決まるものです。
一番皆さんがイメージしやすい入試でしょうか。
公立高校入試なので、調査書と学力検査があります。
そして、合否判定は二段階選抜で行います。

調査書

各教科の学習の記録、いわゆる5段階評価を得点化します。
1年生・2年生・3年生の評価(9科目・5段階)を各学年45点満点として足します。
ということは135点満点ということです。

この点数に135分の500をかけて、500点満点とします。
これが調査書の点数です。

学習の記録以外の部分は得点化することはしません。

学力検査

学力検査は5科目、各100点満点で実施されます。
500点満点ということですね。

ただし、学校によって傾斜配点や配点の変更をしている学校もあるようです。

一段階選抜

得点が出揃ったところで、合否判定を実施します。

学力検査(500点満点)と調査書(500点満点)の合計で選抜を実施します。
学校によって、学力検査と調査書の比重を変更できます。
範囲は「9:1」から「1:9」となっていますが、
実際には「学力検査9:調査書1」から「学力検査5:調査書5」が選ばれているようです。

一段階選抜では、定員の80%(応募者が定員未満のときは応募者の80%)を合格とします。

二段階選抜

残りの定員の部分は二段階選抜を実施します。
ここでは、学力検査と調査書の得点かしている部分の他に、
調査書の得点化していない部分や(実施していれば)面接・実技試験などの結果を合わせて
定員の残りの部分を判定します。

対策

まず、調査書、つまり、普段の学習がとても大切になります。

特色入試で学力検査がないと言いますが、
よく考えたら普段の定期考査などが判定に使われているわけです。
しかも、栃木県では3年分使われますので、普段の学習が大切になります。

調査書の点数を上げるというのは特別なテクニックがあるわけではありません。
もちろん、こうしたら上がりやすいということが部分的にはあるかもしれませんが、
それもよく聞いてみると「提出物はきちんと出す」など
普段やるべきことをしっかりとやるということです。

これではどうすればいいかわからないという人もいると思います。
まず、やるべきなのは「定期考査でしっかりと得点するために勉強をする」ということです。

別に受験生のような量を勉強しろということではありません。
勉強の習慣をつけ、授業で扱った内容をしっかりと身につけます。
勉強して、定期考査を受け、うまくいかなかったら反省し、直す。
これの繰り返しです。

Soleadoでは、授業だけでなく普段の学習までしっかりと見ていきます。
ぜひ、当塾で公立高校入試を目指しましょう!

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