資料の読み取り問題
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近年の入試問題は「読み取る」「知識を使って考える」「判断する」ということが
求められる問題が非常に多く見受けられます。
このような問題で
「知識はあったのに間違えた」
「うっかりミスをした」
という生徒さんをよく見かけます。
どのように対応したらいいのでしょうか?
問
このような問題です。
考えてみてください。
正解は ●●● (クリックしてください)
解き方
まず、Xから考えてみましょう。
「英語を公用語とする国」を考えます。
「フィリピン」「オーストラリア」「ニュージーランド」ですね。
そして、日本人訪問者数が増えているか、日本人留学者数が増えているかを考えます。
気をつけてほしいのは「増加し続けた」ですので、
2017年から2018年に増え、2018年から2019年も増えているということが必要です。
初めと最後を比べて増えていればいいというわけではありません。
ここまではできましたか?
まず、知識が必要です。
英語が公用語の国はどこか?ということがわからなければいけませんね。
ちなみに、フィリピンはアメリカ、
オーストラリアとニュージーランドはイギリスの植民地です。
だから英語が広まっているんですね。
そして、増えているかどうか。
これが読めないという人はいないと思います。
あとは、条件に当てはまるものがあるのかを調べるだけです。
これを2つの表でやればいいだけです。
そして、これは誤文であることがわかります。
そんな国は存在しませんね。
なんか、すごく難しく感じる。
難しいことやっているわけじゃないんだけどなんでだろう?
ソレくんはとても難しく感じたようですね。
では、どうすればいいのか考えてみましょう。
このような問題を解く時のコツは「書き込み」です。
どんな書き込みをするかというと。
これはどうでしょう?
オレンジのマーカーをしたのが英語を公用語とする国です。
赤の矢印をしているのが数字が大きくなっている(増加している)ところです。
この表なら、みてわかりやすくないですか?
これを自分で書き込むのがポイント。
真っ白な表を見て頭の中で考えるだけでは
頭がこんがらがってしまうのも当然です。
では、Yを考えてみましょう。
以下の図を見たらどうでしょうか?
オレンジのマーカーがASEAN諸国、紫のマーカーがオセアニア諸国。
赤の矢印が増えているところです。
こうすると考えやすくないですか?
Yは正文です。
まとめ
皆さんへのアドバイスとして、何が言いたいのかというと、
問題を解くときは書き込みをしましょう!ということです。
目で見て考えられるようにするというのがポイントです。
ミスにも気が付きやすくなります。
色々な科目で「書き出せ」ということは言われると思います。
資料の読み取り(社会以外でも)の時もコツは同じです。
ミスが多いと感じる時は、
どうしたらミスを減らせるか、ミスを減らすために何ができるのかを考えてください。
上記のようなことをやってみるのも一つの手です。
是非やってみましょう!
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