解説の読み方改革!『なぜ?』を3回繰り返す深掘り術

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問題を解いた後、解説を読んで「ふーん、そういうことか」と納得したつもりになっていませんか?
しかし、次に同じような問題が出たときに解けないことがよくあります。
それは、解説を「読んだだけ」で終わってしまっているからです。
本当に理解するためには、解説を読みながら「なぜ?」を繰り返し、自分自身で考えることが重要です。
ビジネスの世界でも有名なトヨタの「なぜなぜ分析」の手法を応用して、受験勉強に活かす方法を紹介します。
解説を読んだだけでは不十分な理由
問題集や過去問を解いたあと、すぐに解説を読んで答えを確認するのは当然のことです。
しかし、その解説を読んだだけで「わかったつもり」になってしまうと、
応用がきかず、次に似た問題が出たときにまた解けなくなります。
これは、解説の内容を表面的にしか理解していないことが原因です。
たとえば、数学の証明問題で「△ABC ∽ △DEF だから対応する辺の比が等しい」と書かれていたとします。
ここで「そういうものか」と納得して終わってしまうと、なぜそうなるのかを自分で説明できません。
表面的な理解にとどまると、別の問題で応用できなくなってしまいます。
「なぜ?」を3回繰り返す深掘り術とは?
この問題を解決するためにおすすめなのが、「なぜ?」を3回繰り返して考える方法です。
ビジネスの世界では、問題の根本的な原因を突き止めるために「なぜ?」を何度も問いかける手法が使われています。
これを学習にも取り入れることで、解説をただ読むだけでなく、理解を深めることができます。
たとえば、以下のように考えてみます。
- なぜ △ABC と △DEF は相似なのか?
→ 角がそれぞれ等しいから。 - なぜ 角が等しいと相似になるのか?
→ 相似の条件として「二つの角がそれぞれ等しければ、相似になる」というルールがあるから。 - なぜ そのルールが成り立つのか?
→ 二つの角が決まれば、三角形の形が固定されるから。
このように「なぜ?」を繰り返すことで、理解がどんどん深まります。
解説を読むときも、「この式はなぜ成り立つのか?」「この考え方はなぜ必要なのか?」と問いかけながら進めると、
知識が定着しやすくなります。
科目別に「なぜ?」を活用する方法
この「なぜ?」を繰り返す方法は、どの科目にも応用できます。
国語
国語の読解問題では、「なぜこの答えになるのか?」を考えることで、本文の論理構造を深く理解することができます。
たとえば、説明文の要旨を問う問題では、「なぜこの文章のテーマは〇〇なのか?」と問いかけることで、
筆者の主張や根拠を明確にすることができます。
物語文の登場人物の気持ちを問う問題では、「なぜこのとき主人公は悲しいのか?」と考えることで、
心情の変化をより具体的に捉えられるようになります。
また、記述問題では、「なぜこの書き方では減点されるのか?」を考えることで、適切な表現を身につけることができます。
例えば、「なぜこの主語では曖昧なのか?」といった視点で見直すと、文章を論理的に整理しやすくなります。
このように、国語の問題を解く際にも「なぜ?」を繰り返すことで、
より深く本文を理解し、正確な解答を導き出す力を養うことができます。
数学
数学では公式や定理を暗記するだけでなく、「なぜその公式が成り立つのか?」を考えることが大切です。
たとえば、「円の面積はなぜ πr² なのか?」と考えてみることで、公式の背景を理解しやすくなります。
英語
英語の文法問題でも、「なぜこの時制になるのか?」「なぜここで助動詞を使うのか?」を自問自答すると、
文法の仕組みを深く理解できます。
また、リスニングや長文読解でも「なぜこの単語が使われているのか?」と考えることで、語彙力も向上します。
社会
社会の歴史や公民の問題では、「なぜこの政策が取られたのか?」を考えることで、流れを理解しやすくなります。
たとえば、「なぜ明治政府は学制を導入したのか?」と考えると、
国民を教育し、国の発展を支えるためという背景が見えてきます。
理科
理科の実験問題や公式の暗記でも、「なぜこの現象が起こるのか?」を考えることで、
単なる暗記ではなく、根本から理解することができます。
たとえば、「なぜ物体は摩擦力を受けるのか?」と考えると、身の回りの現象にも応用できます。
Soleadoなら「なぜ?」を深掘りできる個別指導が可能!
「なぜ?」を繰り返して考えることは非常に重要ですが、ひとりでやるのは難しい場合もあります。
特に、質問しても答えがすぐに見つからなかったり、
自分で考えても納得できる説明ができなかったりすることがあるでしょう。
そんなときに、Soleadoの個別指導が役立ちます。
Soleadoでは、生徒一人ひとりに合わせたマンツーマン指導を行っています。
授業では、解説をただ説明するだけでなく、生徒に「なぜ?」を問いかけながら理解を深めることを重視しています。
特に、オンライン授業なので、分からないことがあればすぐに質問できる環境が整っています。
授業外でもLINEを使って質問できるため、疑問をすぐに解決することが可能です。
まとめ
解説を読んでもなかなか理解できないと感じているなら、「なぜ?」を3回繰り返して考えてみましょう。
これによって、知識が深まり、同じような問題が出ても自分の力で解けるようになります。
数学・英語・社会・理科といったあらゆる科目で応用できる方法なので、ぜひ試してみてください。
そして、もし「なぜ?」を考えても答えが出ない場合は、Soleadoの個別指導を活用するのがおすすめです。
オンラインでいつでも質問できる環境があり、理解が深まるまでしっかりサポートします。
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