正誤判定問題のコツ
次の選択肢のうち、正しい文章(間違った文章)を選びなさい。
よく見られる出題です。
このような問題を解く時のコツはあるのでしょうか?
考えてみましょう。
学力をつける
実も蓋もない言い方ですが、
これが一番の対策といえます。
でも、これでは「コツ」ではないですね。
もう少し考えてみましょう。
限定の表現がついている文章
限定の表現とは「必ず」「全て」などです。
例えば、
現在日本では少子高齢化が進み、多くの都道府県で人口が減少している
と言う文章があったとしましょう。
これを誤文にするときに「多くの」を変えます。
例えば、
現在日本では少子高齢化が進み、すべての都道府県で人口が減少している
というようにします。
これで誤文が作れます。
国語などでも同じです。
限定の表現があったら、注意してください。
逆の語に気をつける
これは、意味が逆の語に気をつけるということです。
例えば、
やませは東北地方太平洋側に夏に吹く北東風である。
という文章を誤文に変えます。
やませは東北地方太平洋側に冬に吹く南西風である。
とします。
何を変えたかというと「夏」を「冬」に、「北東」を「南西」に変えています。
これは、その科目的な逆の語という場合もあります。
「北海道」を「沖縄」に変えるというのが一例です。
入れ替えていないか気をつける
これは二つの文章の内容を入れ替えるという方法です。
例えば、以下の2つの文章です。
源頼朝は鎌倉に幕府を開いた
足利尊氏は室町に幕府を開いた
という文章を誤文にするときに、後を入れ替えます。
源頼朝は室町に幕府を開いた
足利尊氏は鎌倉に幕府を開いた
というように変えるということです。
まとめ
作ってみると、誤文を作るって意外と難しいものです。
闇雲に作っても、テスト問題になりません。
生徒さんが迷いやすいもの、勉強していればできるものを作るとなると、
ある程度パターンが出てくるものです。
上に書いたものが代表的なものだと思います。
先ほども書きましたが、
勉強して、知識をつけてというのが本筋です。
その上で、このようなことを考えると、正解が見つけやすいのではないでしょうか。
Soleadoの講師陣は皆このようなことをしっかりと理解しています。
得点を取るための勉強を進めていく塾です。
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